なにゆえ彼女は協力したのか
2015/08/17 13:34
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
原則としてアニメ版「STEINS;GATE」をノベライズしているのだが、岡部倫太郎視点から牧瀬紅莉栖視点に変え、物語を描き直している。アニメ第7話までの内容を収録。
世界線間の移動でも記憶を保持するリーディング・シュタイナーを持つ岡部視点ではないため、世界線移動時の認識はかなり遅れるはずなのだが、ぼんやりとは紅莉栖もそれを認識し、しかしすぐに忘れてしまうという設定になっているため、あまりズレは感じないだろう。
逆に、岡部視点では知ることができない、なぜ紅莉栖が岡部に協力することにしたのか、その動機の深い部分や、@チャンネルにおける彼女の書き込み、タイムトラベル理論に対する技術的なツッコミなど、いろいろな点で分かりやすい部分もある。
アニメ準拠の進行なので意外性はないが、堅実に分かりやすく描いている印象を受けた。
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これは良い解説本!コミック版の史上最強の~と同じく紅莉栖視点の物語。しかしネタバレのオンパレード!原作未プレイの方は注意。非常にニヤニヤできる内容でごちそうさまです。
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シュタインズゲートのスピンオフ小説。
ゲーム、アニメ共に主人公、岡部倫太郎の視点で展開される物語を、メインヒロインである牧瀬紅莉栖の視点から描きなおしたものになります。
ちなみに読んでみるまで気がつかなかったのですが、1巻では完結しません。
(アニメ版1~7話を補完した作品だそうです。全体で3~4巻になるのでは?)
軽い気持ちで手を出したので、長くなるとは思っておらずちょっと後悔。。。
今まであまり語られていなかった牧瀬紅莉栖の心理を知り、シュタインズゲートをより深く楽しめるであろうことは保障できますが、物語の基本ルートはそれほど変わらないので、ゲーム、小説、アニメと追ってくると食傷気味な感はあります。
一通り目は通していいるけれど、それほど熱中しているわけではない私のようなタイプにはお勧めできません。
内容ですが、紅莉栖は天才科学者なので考察するのに専門的な知識や言葉が出てくるのですが、説明が簡易すぎる気がします。
もう少し突っ込んだ説明、解釈がないと、出された結論が安易に感じられてしまいます。
勝手なキャライメージなのかもしれませんが、天才ならもっと考えて、もって追求するはずだと思います。
文章は実験的、野心的、冒険的だった本編小説と較べると全体的に落ち着いていてラノベ感は低減されています。
が、それでも一般小説とまではいかないでしょう。
本編小説が肌に合わなかった人はこちらのほうが抵抗が少ないかもしれません。
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紅莉栖の一人称で物語の最初からなぞっていくノベライズです。
非常に出来が良く、このシーンで紅莉栖はこんなことを考えていたのか、なんて楽しめます。
続刊に期待です。
紅莉栖はとても頭の切れるヒロインだったんだな、と改めて思います。
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牧瀬紅莉栖視点で見たシュタゲ本編の話。
あの時、助手はなにを思っていたのか。その時、助手はどこにいたのかなど、
本編だけではわからなかった助手の心情が書かれていて、シュタゲファンは是非にでも読むべき1冊だと思う。
オススメ!!!
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アニメ化もされたSteins;Gateをクリス視点で書いたお話。
まだ完結はしていないが、原作ゲームかアニメを見た人で、クリス好きな人はとても楽しめると思う。
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(110811)
この物語が面白いって事を知っているから購入したわけで、その予想通り実際に本書も面白かったんだけど、「1冊で終わりじゃねーのかよっ!?」というツッコミが1番の感想。
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シュタゲ関連の本は全て
ゲットしてやるぜぃ!と言うことで、
この小説をももちろん購入。
『円環連鎖のウロボロス』も、じゃっかん異なる世界線の話で面白かったけど、この『蝶翼のダイバージェンス:Reverse』は、完全に紅莉栖視点で描かれており、世界線は本編にそって展開される。
紅莉栖主観なので、本編よりも科学者的な思考が多いし読み応えがある。
さらにツンデレ目線でもあるので、
あのシーンでどうして、紅莉栖はこんなセリフを言ったのか?
どうして、ラボに来たのか?等も描かれていて面白かった。
リーディングシュタイナーを持っていない紅莉栖が
世界線を駆け巡るシュタゲの話にどうやって展開されるんだろう?
と疑問だったが、誰もがわずかに持っているリーディングシュタイナーで
別の世界線も上手くつながっている構成に感心した。
ジャケットの絵や、挿絵から放送中のアニメを意識してリリースしているのは解るけど、これは是非 hukeさんの描き下ろしにしてほしかったかな。
この点はウロボロスの方が好み。
あと、アニメもちょうど半分が過ぎたくらいだけど、この小説は本編を最後まで観てから(プレイしてから)読まないと、酷いネタバレがある。
まぁ、紅莉栖視点だからしょうがないんだけど・・・。
是非、ゲームのトゥルーエンドまでプレイしてから、『蝶翼』を読むのをお勧めする。
かなりの傑作だったので、次巻、次次巻?が楽しみすぎる。
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ゲームもしくはアニメで結末まで知ってる人以外は決して読んではいけない!!当然ラジ館から始まるから最終回のネタバレからスタートしますww
内容としては良くも悪くも予想通り。ファンブックですね。
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助手目的で買ったけどそれ以上の価値があった。
紅莉栖の心情が分かるのは当然として常に観察する癖があるのか、岡部やダル、まゆりの何気ない仕草や心情の機微といった岡部視点では分かり難い所がカバーされている。
更に天才少女という設定を生かして一つ一つの事象に紅莉栖の仮説や説明が入るので分かりやすい。
ただ飽くまでも紅莉栖視点なので岡部の人間関係やストーリー上のイベントは最低限しか説明がない。やはり原作かアニメで補完が必要。
それにしてもこの助手、脳内では凄いことになってるね
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なかなか面白かった.
違う人物視点で物語を読むというが良い.
色々な人の視点から物語っていく話とか好き.
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アニメ版を元にしながらアニメ未放送分(発売当時)から始まるふざけた仕様。角川よ、そこは放送を待てよ。
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2011/09/15読了
助手視点~。こう見ると結構、リーディングシュタイナー(以下RS)は感じているんだね。
というか、初めのほうからオカリンの事気にしーだったみたいな。
うーん、個人的には「存在了解のメルト」やってほしかったんですが、それはCDにあるということで…。
紅莉栖視点の研究に対するスタンスというか、人間観察というか、そうした「知りたい」欲求のベクトルが本当に純粋で。
オカリンのこともちゃんと根本から知ろうとしている。流石嫁!
世界戦が変わったときのRSはやっぱりオカリンと違って一瞬しか知覚できないのか。あとは感覚に残っているか否かという感じになってそうだね。
本編ではオカリンの主観だったから分かりやすかったけど。
あ、でも世界戦が変わったオカリンがどうやって未来→過去に来たか、傍から見るとこういう感じなんだなというのは分かった。(痙攣描写)
やっぱり、最初のオカリン(俗に言う、「執念オカリン」)と紅莉栖が会うのがとても切なかったし、そしてその最期も―。
しかし、執念オカリンがきたときもそれまでのラボのことを、夢だけどRSで知っていたということは、ループしてる?
いや、これは執念オカリンの思いを継いだオカリンがいないからで…?
どうなんでしょうね
紅莉栖はいい子だよなー、なんかただのツンデレ助手じゃなく、結構色々頑張ったり、気の利く子だし。
オカリンも結構いい人じゃん、痛いだけで。
内心結構なビビリさんだけど()
よかったっす。でもやっぱり原作10話、アニメ22話のオカリンとクリスティーナの絡み、紅莉栖視点で見たかったです
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オカリンがばたばたやってる間はどうだったの?ていうのがわかります。ていうかみんな”リーディングシュタイナー”持ってんじゃん。
注:1巻とか上巻とかついてないけど続きます。
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TVアニメ版をベースにした紅莉栖視点のStains;Gate。
まだまだ序盤部分なので続きが楽しみです。
アニメやゲームではオカリン視点で話が進むので、紅莉栖がいない時に紅莉栖が何を考えどういう行動をしていたのかがわかるのは面白かった。また、紅莉栖の言葉や挙動の一つ一つの理由が紅莉栖の思考を描写しているためとても納得がいった。
一番興味深かったのは、オカリンが世界線移動をした際に、オカリン程のリーディング・シュタイナーの力がない紅莉栖がどのようにそれを感じ取っていたのかがわかるとろこです。
これを読んだ後にTVアニメを見ると新たな見方ができると思います。