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あれこれ書けばきりがないのである。プロの学校の先生として、高校生に講釈もしているわけだし。で、「真珠夫人」も脚光を浴びたことだし、ぜひ月9あたりで「忠実に」ドラマかをしてほしいと思うのだ。
かつて「先生の遺書」だけを考えてみることを前提として、キムラ君に「私」を、ゴローちゃんに「K」をやってほしいと思ったりした。今は、年をとってからと若い時とを緒形拳親子か、もっといえば松本幸四郎親子にやってほしいような気がする。どんなもんだろう。
ちなみに1955年市川崑監督で映画化されている。見たけどあんまりよくなかった。現代の感覚できっちり映画化できないだろうか。たぶんテレビドラマにしたら、すごく面白いものになると思うのだが。
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もしも一冊だけ本を持っていってもいい、という状況になったら、間違いなく本作品を持っていく。先生の心の葛藤が人間らしさをよく現している。中学校の教科書もたまには役にたった、という実例そのもの。
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授業で毎年必ず取り扱うので、全編ちゃんと読んどかないと!!とじっくり鑑賞。
一番、読みが進んだのはやっぱり”下 先生と遺書”でした。
みなさんもそうなのかな。
読んだあとの余韻が、かなりありました。名作なので、あえて細かい感想は控えておきますね。
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この本が無かったら・・・。
とりあえず、そっちの方には進まなかったかもしれない。国文(純文)てのは根幹に闇がなけりゃ面白くないんじゃないか。作者の持つ、闇な。
人間の心というのは奥深いねぇ。
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王道の一冊。人間、誰しも心の中に大なり小なりのしこりを持っているのでしょう。大きくなりすぎて心が破裂すると死ぬしかなくなる。適度に傷つきにくいことも大切だ。
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夏目漱石でいちばん好きな本。この世で最も不可思議な「こころ」という重いテーマを友情や愛情、師弟愛などを切り口に描いた力作。
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新潮文庫より。大御所夏目漱石の一品。「友情と恋のどちらかを選ばなくてはならなくなったらどうするか?」という人類永遠のテーマを第3者の視点から描いた作品。夏目漱石といえば千円札の人だったがその座を野口英世に奪われてしまった。負けるな文豪!負ける夏目!。
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夏目漱石で完読したのはまだこの本だけ。確かH○K杯朗読部門の課題図書で読まざるを得なくて読んだのですが、流石千円札の人、と思いました。(同じ課題図書でもカフカの『変身』はあかんかったス…)先生と私の関係に萌えた(まて)。
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高校の教科書に一部抜粋されていて気になって買って読みました.一部だけじゃ理解できない部分がたくさん.人の心の葛藤が理解できるような気がする
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今まで読んだ本の中で、一番好きです。無人島に一冊だけ本を持っていくとしたら・・みたいな質問がよくあるけど、この本にすると思うっていう感じです。夏目漱石バンザイ!!
私も、高校2年のときに学校でならったのがきっかけです。
その後漱石の生い立ちについて詳しく知ったときにはショックだったなぁ・・・
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最初に読んだ文庫本です。はじめての大人の本でした。この本を読んでから,私の読書生活が始まります。内容に感動したわけではなく,小さい文字の本を読んだことに感動しました。この本を契機,大人向けの本を読みます。子供時代から青春時代に突入します。14歳。
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いろいろと衝撃的だった。
深いふかーいところまで読み解くことに挑戦した初めての作品で、印象に残ってる。
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一人の女性をめぐり、自分の裏切りによって自殺した親友への罪悪感を未だに持ち続ける「先生」、そして死を選ぶ・・・。
人間ならどうしても侵してしまう「裏切り」という行為の果てをなんと悲しく物語るのでしょうか。
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高校生のころ、国語の先生に一冊買うように言われた本。何時間もかけて、この作品の読み取りをしました。これ一冊しか読んでないのに、漱石って天才だ・・と思った記憶が(笑)読んでも読んでも飽きません。
最後は結構衝撃でした・・。
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この作品は高校生くらいになれば誰もが知っている名作中の名作だ。
Kの死にしても、先生の死にしても何通りもの解釈ができる。
究極のエゴイズムを描き出している。