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大学の時読んで、だらけきった生活もありなんだなと強引に解釈しました。
もう何度めでしょうか読み返すの。「人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。」好きなんですよこの一節。
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堕落することが、最も明確で確実な自由の表現でもあるのだと思われる。真面目にやるということは常に誰かに操られている、という視点。戦前・戦後を生きた人だからこその視点。
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坂口安吾の本の中で一番インパクトが強いと思います。高校生の時に読んで猛烈に影響をうけちゃって、今でも影響してる。
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恋愛論の「孤独は、人のふるさとだ。恋愛は、人生の花であります。いかに退屈であろうとも、このほかに花はない」
すばらしいの一言。
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常識的だけれど、そこまではっきりは云えない論を次々に明言する辺り独特なのかも。小気味良い。
06/10/4
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確かに軽いが、力強い。
「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。」
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人はみな堕落する 聖人なんていう存在は夢の中だけの産物で、牧師やシスターも堕落する しかし、堕落しきった後に救いはあるのだ、と作者は語る 自殺後の太宰治について語っているのが興味深い
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人間臭いと思いました。気取ってない。飾ってない。同意する同意しないは別として泥臭く彼の魂に染み付いた思想だと思う。
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借り物の知識や流行からではなく、自分の頭や身体をフルに使って生み出された思考は、旧くならないという見本。日本という存在を冷静に分析する手腕に脱帽。終戦直後に発表されたこの本に、日本中が衝撃を受けた。
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ムダのない一級の文体だ。内容は題名に反して、楽観的な人生賛美。
確かに堕落について論じているのだが、意味するところは人間とは堕落しようといくら努力しようとしてもタカが知れているのであって、堕ちるだけ堕ちれば人間の本性とか品性というのは回復する運命にあり、堕落したと思っても絶望するほどのことはないという坂口の励ましだ。
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賛否両論がありすぎる本ですが。
こんな主題を力いっぱい綴る坂口さんが好きです。
健全と正論が苦手な方の逃げ道。
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戦中戦後というと、どうしても日の丸一丸となって戦い抜くぞー!→やっぱり一丸となって復興するぞー! というイメージ刷り込みがあるけれど、そんなわけないんだった。
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学生の頃、とっても文学が好きな友人と、本の話で喧嘩をした…そんな思い出深い(笑)一冊。彼女は言った【安吾の中では駄作よね?】…果てしなく落ちる…。彼女は物書きになった…私は、相変わらず落ちている(笑)
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坂口安吾の中でも一番好きな短編集。
誤解されそうだけど、書いてあることはすごくまっとうだと思うんですけど・・・。
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坂口安吾の堕落論
以前映画化されたものを見て気になっていた「白痴」。最近買って読み始めました。
文章は好きですが、内容が難しいので苦戦中。