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漱石も、志賀直哉も、芥川も、
彼の毒舌にバッサリ斬られてコロッと転がる。
堕落は今でいうデトックスなのかも知れない。
ことばを変えて、彼の考え方があらゆる時代に遍在していることを
思うと面白い。
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14冊目。面接で本好き?って聞かれたので堕落論最高って答えてやった。実用書は読まないのって返された。マニュアル人間めが!
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堕落したらええのです。コトバ一つ一つが重いのです。なくてはならない一冊、です。
「言葉には言葉の、音には音の、そしてまた色には色の、おのおの代用とは別な、もっと純粋な、絶対的な領域があるはずである。」
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割と共感できる部分があった。
でも、結構過激なことも言う安吾さん。
もう2回は読む必要がありそうです。
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あはは、おもれー、
おもれーよ安吾!!
特にデカダン文学論あたり、最高でないか!!
詭弁、なんて知らないよ!
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恋愛論が可愛らしいです。でも時代背景は戦争。「政治による救いなどは上皮だけの愚にもつかない物である。」
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昔から「タイトルが上手いなぁ」って思ってた。
筋が通ってるんだが、通ってないんだが、よくわからないままに言いくるめられてしまう気迫?の一冊。
「一見立派な建物だが、いざフタを開けてみると畳が敷かれていない」っていうのを手に取るように実感できる。
今の時代なかなかお目にかかれない豪傑?とおしゃべりできる貴重な機会です。
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推理小説やミステリーも書く作家の、はじめて「エッセイ」っていうの?
そっちのほうに強く影響を受けざるをえなかったのが安吾。
じっさいマンガのような文章を書くくせに、
堕落論とは笑わせる。影響を受けてもろくなことにならないのは
わかってるんだけど、安吾好きですって人がいると全部
わかりあってるような気分になってしまうのはなぜだろう。
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堕落して、初めて人間は人間となった―――。
作者の考えを十三編に分けて書かれたエッセイ集。表題作である堕落論は有名な所は当たり前なのですが。悪妻論、恋愛論など、今も十分に納得できるような部分が多い作品たちです。坂口氏の先見性というのか、変わりない精神というのを感じられました。
作中に登場する坂口氏の友人や当時の著名人などがあまりわからないので、賞賛や批評などは知らないと頷けない部分もありますが、其の他の論議はひとつの思想としてはかなり昇華され、完成された考えだナァと思いました。
人間は、決して、勝ちません。ただ、負けないのだ。
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敗戦直後、ドン底だった日本人の状態を敢えて肯定して、「堕ちるとこまで堕ちればいいじゃん!」と叫んだ坂口安吾。
人間は堕落するものだし、それを防ごうと思ったってそうは行かないし、それならいっそ堕ちて堕ちて堕ちまくれば良い。
「堕ちる」ったって「人は無限に堕ち切れるほど堅牢な精神に恵まれていない」のだから、そこまでいけば人間は本質的に再生するのさ!
そう坂口安吾は言う。
この斬新さに溢れた論は現代人にも言って聞かせられるほどのものだが、戦後ぼろぼろだった日本人にとっては非常に衝撃的で、活力の源となる論であったに違いない。
もし、坂口安吾が現代に生きていたとしたら、彼は我々にも同様の論をとくことができたろうか。
堕落しろとさえ言えなかったりして〜怖い怖い
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推理小説やミステリーも書く作家の、はじめて「エッセイ」っていうの?
そっちのほうに強く影響を受けざるをえなかったのが安吾。
じっさいマンガのような文章を書くくせに、
堕落論とは笑わせる。影響を受けてもろくなことにならないのは
わかってるんだけど、安吾好きですって人がいると全部
わかりあってるような気分になってしまうのはなぜだろう。
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2009/8/9図書館で借りる
2009/8/22読了せず、図書館へ返却
873夜
かんさんじゅんがサンデープロジェクトで語っていた、坂口安吾の堕落論。
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本当に堕落している時に読んだ1冊。
堕落から、行動派への変更を後押ししてくれた本でもあります。
すこし古い名作は外れ無し。核心をついているケースが多いです。
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昔、読んだんだけど最近古本屋で目にとまって読んでみた。
今読むと、すごくいい。いいというか納得できる。
短編集なんだけど『日本文化私観』と『続堕落論』はかなり面白い。
普通の人とは違う観点から物事をみることができる人は羨ましい。。。
「日本人は殺しても足りないってくらいの目をすることが出来ない」
なるほどね。。。
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日本は負け、そして武士道は亡びたが、堕落という真実の母胎によって始めて人間が誕生したのだ。
生きよ堕ちよ、その正当な手順のほかに、真に人間を救い得る便利な近道があるだろうか。
堕落論、なんだか難しそうだから、ずっと敬遠していました。
でも、読んでみたらおもしろい!!
もっと早く読んでもよかったかも!!
恋愛論がすごい好きです。
「恋なしに、人生は成りたたぬ。
所詮人生がバカげたものなのだから、恋愛がバカげていても、恋愛のひけめになるところもない。」
この文章にすごい勇気づけられました笑
恋愛は、人生の花
こんな風に言い切れる坂口安吾のファンになりました。
他の短編を見ても、なんだろー文体?
が投げやりなおっちゃんって感じですごい好き。
歯に絹着せぬものいいがすごい好きになりました。
今の時期に出会うべくして出会った本なのかもしれない!
読んでよかったーー♪
白痴ももちろん読みます!!