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ジャズがモチーフになっている、というだけで読み始めた少女漫画。舞台が60年代でいろいろ古臭いんだけれど、このマンガのノスタルジーは別のところから出発していてそれが不思議な感じがする。通り過ぎた自分自身のこの世代のことを思い出すからだろうか。
世の中にうまくつながれない薫が音楽や友達に出会って居場所をみつけていく物語。途中でリア充の青春グラフィティになったけど、最後は爽やかにまとまって気持ちよい。
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最終卷。
姿を消した千太郎。
東京の大学で医師を目指す薫は、再びジャズをはじめる。
充実の生活の中でも、心には常に千太郎と律子がいた。。
迷い悩みながら、全力でぶつかる高校時代。
かけがえのない友との出会い、心から好きになる人との出会い。
こんな青春送りたかったなぁ。
途中で人気が出てアニメ化もしたけれど、最初からぶれることなく、無駄に引きのばすこともなく、きれいにまとめていた。
何度も飽きることなく、むしろ読むたびに世界が広がってくように思う不思議な魅力の漫画。
今巻には入っていなかったけれど、何気に小玉さんの短編が好きだ。
次は短編集を買ってみようかなと思う。
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うわー、めちゃくちゃよかった。かくして忌々しい坂道は愛すべき坂道に変わったのでした。心に暖かい火が灯るような作品でした。
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アニメが始まる前に全巻読破。1966年初夏、横須賀(よこすか)から地方の高校へ転入した薫(かおる)。幼い頃から転校の繰り返しで、薫にとって学校は苦しいだけの場所になっていた。ところが転入初日、とんでもない男と出会い、薫の高校生活が意外な方向へ変わり始め…!?思春期の色んな思いが上手く描かれていて面白かった。最終話のカラーにはちょっと感動(^_^)
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アニメの終了を待って、残りを最後まで読んだ。
安堵のエンディング。40年以上前という時代設定が逆に新鮮で、ビル・エバンスやアート・ブレーキーなんて普通に出てくるのがいいや。
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漫画喫茶で一気読み。一昨日ハチクロで同じことしてしまった。チクショー、こいつら二人の仲良しぶりが最高だなこのヤロー。うらやましいぜ。青春だねえ。ジャズを使った辺りがお洒落すぎる。定価で買い直したい。っていうかジャズを聴きたくなったよこれで(私がCD持っているのはチェット・ベイカーくらい)。本作(というか、これ読んでジャズを聞いてみようと思った人は多いだろオタクでなくても)がジャズ業界に与える経済効果は計り知れないだろうな。「ヒカルの碁」が囲碁のイメージを変えたみたいに。
追記:同級生たちでジャズバンド組んで…ってどっかで聞いたことある設定だったなと思ったらアニメ「おじゃる丸」の通称トミーさん(カズマの祖父。眼鏡とループタイがお洒落な理系)と通称マイクさん(喫茶店マスター。昔はやんちゃだったっぽい)たちだった。
(仲間たちは今もセッションをマイクさんの店とかでやっている)。
トミーさんの奥様(故人でつまりカズマくんの祖母。かつて同級生たちのマドンナ(って設定だったよね確か)。トミーさんがゲット)は律ちゃん?!
うわー薫と千太郎たちの半世紀後は想像したことなかったが千太郎はコーヒー仮面になってるのか。コスチュームは月光仮面に酷似のアレよりレスリー・チャータリスの「セイント」の方がいいんじゃない(神父の服着てるのか何分未読なので知らないが。他の神父の格好のヒーローと混同してるのかも)。これはこれでアリの気がする(笑)。
追記2:淳兄の学生運動に挫折後、出版社勤務って当時は沢山いただろうが、真っ先に思い付いた似た経歴の実在人物…思わず亀和武さんを連想してしまいました。女性ファンには突っ込まれそうだが亀和田さんは若い頃沢田研二似だったっていうから(出典:ウィキペディア)許して欲しい。
「ミッドナイトin六本木」の司会でドクター荒井を紹介する淳兄。
マイナー劇画雑誌編集部時代に(言葉を選んでます)、吾妻ひでおに「不条理日記」を描かせ星雲賞を獲らせる淳兄。
地方競馬上に入りびたる淳兄。
SF作家としてデビューする淳兄。
朝日新聞や週刊文春に連載を持つ淳兄。
競馬エッセイでJR賞馬事文化賞を受賞する淳兄。いいじゃないですか。
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終わってしまった…!と思ったけど、まだ番外編があるんですねよかった。
東京に行ってもジャズのことが忘れられないぼんにほっとしたし、りっちゃんとの仲もどうなるかとハラハラしたけどなんとかうまくいきそうでよかった。
最後のカラーページ、素敵です。
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やー、とうとう終わっちゃった。大人になった千太郎カッコ良すぎだろー!
最後の坂道のカラー絵、胸に迫るものがありました。
アニメの終わり方も好きですよ。
この作品と出逢えたことに感謝。
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週末で一気に通読。最初は何とも普通の恋愛もの・友情ものに思えたけど、読み進めるにつれても、やっぱり普通の人情ものだったけど、結局そういうのはいいなぁって感想。感動的な部分も結構あったし、かなり楽しめました。
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アニメの終わり方も良いけど、原作の終わり方も良い!
慌ただしい大学生活のなかで、薫が千太郎と写った写真を見つけて、二人で過ごした日々を思い出すシーンで泣きました
最後の教会へ続く坂道が印象的
時がたっても変わらない2人、一生モノの友情に憧れます
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最終巻。アニメと原作はラストが違うと聞いてずっと気になっていました。
薫さんの大学生活がより深く描かれます。東京の医大に通いながらも、どこか満たされない毎日。ジャズ研究会の部室でピアノに触れた事をきっかけに、音楽から離れられないことを痛感し、ナイトクラブでピアノを弾くアルバイトを始めます。これをきっかけにりっちゃんとも手紙のやりとりを再開させるのですが、2人の間に流れた長い時間の溝を知ることとなります…。
千太郎とのツーショット写真を見つけた瞬間、今までの思い出がぶわーっと蘇ってくる様子が、一枚絵でありながらも伝わってきました。最後の最後、教会への坂道がカラー絵だったのも良かったです。
ジャズあってこその作品なので、実際に音楽を流せるアニメは強いなあと思うのですが、もう少し尺があってこの9巻の内容をもっと盛り込めていれば…と惜しまれます。原作ラストは未来への希望に溢れる終わり方で素晴らしかったです。番外編エピソード集が10巻として発売されるそうで楽しみ。
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事故で妹を負傷させてしまったことをきっかけに、薫や家族の前から突然姿を消してしまった千太郎。
薫は喪失感から律子を傷つけてしまい、さらなる失意の中1人東京の大学へと進む。
鮮やかな季節の行く先は…!?
感動の涙があふれる、本編完結のスペシャル巻。
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アニメを観てから、原作を全巻揃える。最後のシーン、アニメも原作も好きだけど やはりアニメでは細かくまでは描ききれなかった部分が詳細に描いてあり その内容はわたしとしては嬉しい内容だったので満足。
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本当に良かった!
東京に行ってしまってからの日々では、どうなってしまうんだろうと不安になってしまったけど、最終的には大団円。
今まで読んできて良かったと思うし、登場人物みんなを好きになる。
千とボンの家庭の色々複雑な話も、深入りしなかったから逆に良かった気がする。ここを長く書いてたらだらだらしちゃうし、あくまでジャズで繋がった3人のお話だから。とにかく良かった。
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さ、爽やかー!!!!
なんという素敵なラスト。
千とボンと律ちゃんを結ぶ糸が
途中で細くなったり切れてしまったりと
かなりハラハラしながら追ってたけど
うまく着地してよかった。本当によかった。
番外編の10巻が楽しみすぎる…!!