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投稿者:ソフィアバンク - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ、我々は働くのか。この深い問いに対しては、あくまでも、私たち自身が、その人生と思索を通じて、答えを見つけていかなければなりません。
本書は、その思索を深めるために、仕事の真の報酬とは何か、を始めとする様々なテーマについて、著者の体験的なエピソードを交え、語っていきます。
仕事を通じていかに成長していくか。成長のために夢や目標はいかなる意味を持つのか。なぜ顧客は成長の鏡となるのか。顧客との共感ということの本当の意味は何か。人間学を学び、人間力を身につけていくための唯一の方法は何か。なぜ、人間との格闘が大切なのか。働く人間にとって地位とは何か。生涯、会うことのない友人が、なぜ、我々の支えとなるのか。仕事の本当の作品とは何か。職場の仲間とは何か。仕事において、未来とは何か。そして、なぜ、仕事に思想が求められるのか。それらのテーマを深く考えることを通じ、読者一人ひとりに、生き方と働き方を問う本です。
■著者略歴
田坂広志(たさかひろし)
1990年日本総合研究所の設立に参画。取締役・創発戦略センター所長等を歴任。
現在、シンクタンク・ソフィアバンク代表。多摩大学・大学院教授。日本総合研究所
フェロー。さらに、情報、流通、金融、教育、バイオなど各分野の企業の社外取締役
や顧問を務める。
2001年10月個人サイト「未来からの風」を開設。毎週メッセージ・メール「風
の便り」を配信し、インターネット・ラジオ「風の対話」を放送する。
2003年7月ソーシャル・アントレプレナーを支援する「社会起業家フォーラム」
を設立。同代表に就任。
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良書。
会社の上司より薦められた本。
この本こそ、自分に足りないものを先人である大先輩が書かれた本。
これは購入し、手元に置いておく。
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200703 参考になる部分もあるけど、哲学的であまり「へぇ」という感じにはならない。噛み締めてみるといいかも。
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著者の田坂広志氏は今最も信頼している人の1人。「なぜ我々は働くのか」ということをテーマに、仕事の思想を明快な言葉で深く掘り下げて伝えている。自身の過去のエピソードを交えつつ、話が展開されているのだけど、読んでて感極まるシーンもある。仕事から受ける最大の報酬は自分の成長であること、成長の原動力は夢や目標であること、成長のために歩みを止めないこと。
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「仕事の思想」という、一見「思想」という単語が、読む前に中身が難しいのではないかと感じるかもしれませんが、そんなことは全くありません。すごく身近に感じることのできる、人間臭さに満ち満ちた本だと思います。著者の田坂さんが青年時代からの友人である人々の一言一言を思い出しながら、その人がその時代時代に思い描いていたであろうことが、現実社会の労働環境下におかれることでどうして変化してしまうのか。夢を持ち続けることの重要性を説いています。
勝ち負け、生き死に、良し悪し、取捨選択。二分法の発想では、楽しさと辛さの両極端にしかたどり着かないような気もしますが、2つの極限の間には無限に広がる人間の感情(中には言葉にするのも難しい、過去に誰も感じたことのないものもあるかもしれない)が存在するはず。それを仕事でも家庭でも持ち続けることを、現実に直面するだけでなぜ臆するようになってしまうのか。
それって、いつの間にか周りから、もしくは自分で自分に刷り込ませてしまっていた、誰が考え出したかも分からない根拠なき規定なのではないか?本を読む前の自分に対して、本を読んだ後の自分が問いかけます。そこから答えを出していくことも自分の成長なのではないかと前向きに思えています。
そんな考えから、自分の働くことへの意志というか、それこそ仕事をこなしていく上での思想が本当にみえてくるような気がしたのです。私個人にとっては、今このタイミングでこの本に出会えてよかったと思っています。
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給料を稼ぐために仕事をしていいのか。
人生をそうやって過ごしてしまうことがいかに無意味なのかを書きつづっている。
私としては「仲間」というテーマが一番好き。
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「なぜ、働くのか。」
という問いに対して、
「報酬のため」
という答えしか出なかった人は、読むと発見がある。この本を読むと、自分にとっての働く意味が多様化する。
「なんのために就活やってんだ・・・」
という状態に陥らないようにするためには、これを読んで考えておくといいと思う。
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会社で社員さんにオススメされて読んだ1冊。
分かりやすい!
事例がたくさんのっていて、
“働く”っていうのがどういうことなのか考えるのに◎
働くっていう経験をしてから読んだら、
また感じることが違うんだろうなーって思った。
今のこの時期に読めて良かった☆
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自分の仕事観を変えた本。
どんな仕事も前向きにできるようになった。
20代のビジネスマンは必読です。
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08'1106
何故働くかのヒントにはなった。
ただ、仕事の報酬が成長で、成長の奥が見えなかった。
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仕事と言うタイトルですが、
生き方について、
凛とした1つの眼の高さを持てるようになる。
人が人と人とのつながりで存在すると受け取れるなら、
人があって自分がいる。
そして、
人のために動くというとき、
働くとは生きるにつながることである。
生きるというテーマで
本当の意味の「仕事」を知ることができます。
読みやすい。
素直になれる。
「仕事」とは何か?
改めて見直し、
本当の意味での生きる価値=仕事を
考える1冊になる。
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なぜ我々は働くのか。その答えはひとりひとり違う。だから自分の答えを探し続けなくてはいけないのだ。
仕事に対する意味を問うことが多い現代。「働く」ということについてもさまざまな人が語ってきた。
おもしろい人が薦めてくれた本だったから読んだのだけど、イマイチ噛みごたえの無い本。
あまり本を読んでいない人が読むには読みやすいかも。
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ETICの課題読書で読んだ本
内容は題名通り「仕事の思想」
この本を読んで人生変わりました。
と言っても過言ではないです。
文句なしの名著です。バイブルです。
内容があまりにも良いので、古本で買い占めて好きな人に配ったりしてますw
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「こんな本読んでんだー。へぇー」と思われると恥ずかしいシリーズ第三弾。田坂氏は書きながら、自分に酔っている気がする。
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“人は何故、働くのか?”というテーマに沿った話です。
話は、著者である田坂さんが大学時代、教育学を専攻していた頃の回想から始まります。
田坂さんの友人の1人が、教員免許を取得して就職先の学校を決めたことに端を発しています。
…有名大学での教員免許。今のように教員も供給過多ではなかったので、選べばいくらでも有名な学校の教師になることができたそうです。
しかし、その友人が選んだ学校はそれとは全く逆。「学力も低く、不祥事の絶えない」学校とのこと。思わず田坂さんは、「何故、わざわざ
そんな苦労することがわかっている学校を選んだんだ?」
…返ってきた答えは、「こんな学校にこそ、本当の教育が必要だと思うんだ―。」
田坂さんはこの言葉を聞き、食べるためとか、生きていくためといった類の考えとは全く異なる、働くことの本質、「仕事の思想」を考えた
そうです。
働くことで自己を成長させる。顧客の満足を得るためには。これまでの6年間、エンで培ってきた考え方が正しかったんだ、と思わせてくれる
話でした。行間もあります。読みやすい言葉で綴られています。“何で働いているんだろう?”“仕事に疲れたな…”そんな時に読むと、
原点に戻ることができます。是非、1度は読んで頂けたらと思います。