紙の本
怖いです
2023/11/06 14:58
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
やたらと怖いので昼間読むようにしていました。夜読むとトイレに行けなくなります。作者の実体験が盛り込まれているらしく、ゾッとしました。
紙の本
人を想う心が一致します!
2020/11/14 16:07
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投稿者:まなぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
■作品【骨の来歴】の感想です。
■人を想う心が一致します。余韻が残り、私もこうすると想います。
■読後、何とも言えない気持ちが残り、ストーリーを追憶します。
紙の本
哀しいものがたり
2014/03/01 01:36
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投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の業や哀切が描かれていて、涙なしには読めませんでした。
紙の本
名手の技
2021/06/03 15:43
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代の怪談、それを浅田次郎氏が書くのだからつまらないわけがない。
氏が書く湿り気がある怪談は怖いというより悲しい。
紙の本
骨というもの
2017/03/16 22:46
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投稿者:四片 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を購入したのは『骨の来歴』という短編が収録されていたためです。
「骨というのはふしぎなものさ。人間の形骸にはちがいないが、実体なんだ。」
この言葉が琴線に触れるならば、この短編を一読してほしい思います。
恐ろしくも美しい、ひとつの愛のかたちに出逢えることでしょう。
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大人の為の怖い話。
じわじわと怖さがくる。
オバケ云々の怖さではなく、
人間の怖さ。
あーぶるぶる。
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自伝短編小説?
一つ一つの短編にすっきりとした解決がないところが良いなぁ。
人の生活って、小説のようにきれいな解決がなされるものではなく、なぁんとなく、過ぎ去ってしまってから、腑に落ちて決着が付くコトが多い。そんなあいまいな事柄達。
浅田次郎にかかると、そんな事柄達も立派な短編になってしまう。
浅田少年の周囲の大人達の決着のつけ方が、すごく怖く、本の題名通りに本当に「あやし うらめし あな かなし」
すごく怖い本だ。
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実話や体験談をもとにした短篇集。どの物語も、ただ怖いだけの怪談話ではなく、作者の狙いや伝えたいことが隠されている。
どこからこういった知識や発想が出てくるのか?漢字一つとっても、浅田さんは凄い…
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幽霊、幽体がでてくる短編7編
「赤い絆」と「お狐様の話」は、浅田次郎の母方の生家(奥多摩の武蔵御嶽神社の宿坊 山香荘)に伝わる話を元にした話らしい。
この世に想いを残した人たちの哀しみに満ちた本
赤い絆
虫篝
骨の来歴
昔の男
客人
遠別離
お狐様の話
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ようこそ,この世ならぬ者たちが誘う眩惑の世界へ.浅田次郎さんの怪談短編集.短編の名手は数多くいるけれど,読後の余韻という一点において,浅田さんは別格のような気がする.今回の作品群も結末は読者に委ねられている.胸がキュンとなる話もあれば,背筋が凍る話も.お得な一冊だけど,深夜に読むもんじゃないかな.あぁ怖かった(笑)
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久しぶりの浅田さん作品
蒼穹の昴のような長編も好きですが、読み慣れない人にはこの短編集はとても読みやすいと思います。
一編目の赤い絆から神妙な空気にぐいぐい引き込まれます。
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怖いというより切ない、レトロを感じさせる怪談短編七編。魔物めいたお化けではなくて、妖しくも人間くさくてどこか優しい、そんな幽霊の登場が多かった気がします。個人的に好きだったのは「虫籠」&「骨の来歴」のラスト、それと「遠別離」。「遠別離」は特に、現代っこの兄ちゃんと、矢野二等兵とのギャップが大きさの分、やたらと胸が詰りました。
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幅広い題材で読者を楽しませてくれる、浅田次郎。
歴史のロマンを感じる長編小説が好きなのですが、この作家さんは中・短編小説を読んでも、うならせてくれますね。
今回手に取った文庫は、「人ではない何か」が登場する短編集。
いわゆる「怪談」というカテゴリーに分類されるであろう短編が、7作品納められています。
その中でも、2編が戦争・軍隊を扱った作品なのは、「浅田次郎らしいな」と感じました。
そして、冒頭と最後に載せられているのが、奥多摩の霊山を題材にした作品。
「あのあたりなら、こういうこともあるかもしれないな」と思ってしまう、不思議ながらもみょうにリアルな話が、印象に残りました。
時間、空間を越えた話なのですが、”知り合いの知り合い”あたりが実際に体験したことを人づてに聞いているような、そして最後に背筋がぞくっとするような、そんな作品の数々でした。
こういう話を次々とつむぎだせる作家さんというのは、どういう人生経験をしているのだろう?などと、みょうな感心の仕方をしてしまった、作品でした。
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遠距離以外オチが曖昧で読むのやめようかと迷った。
不思議な話と怖い話の間でベクトルを調整すると変わった話ができあがるんだなと実感した。
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いわゆる「怪奇談」の短編集。
浅田次郎は長くてもいいが短いのもいい。
今では怪談という言葉自体があまり使われないが、使われてもただのコワい話を指している。しかし、この短編は昔ながらの民話や民俗学として伝わるような、なんとも【かなし(悲し,哀し,愛し)】というのが相混じる“しっとり感”がある。