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映画の原作だと知り、観終わってから即購入。原作は短編だったんですね。映画は映画で良かったし、原作は原作でのんびりしていて良かったです。
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映画を観ました。大泉洋の大らかさ面白さがこの映画の魅力。そして、満島ひかり嬢の色気よ…。昔の女性は大変だ。私たちは恵まれてるな。
(@丸の内ピカデリー)
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映画を見てから本を読んだ(映画のタイトルは「駆け込み女と駆け出し男」)
オムニバス形式の短編集である。
どれも余韻を残して読語の清々しさが残る。
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映画「駆込み女と駆出し男」の原作
江戸時代の駆け込み寺が舞台。
どの章も短編で完結するので読みやすかった。
鎌倉にある東慶寺、行ってみたくなりました。
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もう、本当に本当に面白かった。
映画の原作だから、と言うことで読み始めた。。。、が、ものすごく味わい深い一冊。読むことで映画のすごさも分かるし、小説の凄みも感じる。
初めて朗読した本だった。歯切れとテンポの良い日本語を味わいたくて、休日に1人でひとすら朗読。咄家さんになった気分。
美しい日本語、筋書きの巧さ、情景の美しさ、日本人のペーソスと情感、いろんな要素が絡まって脳みそに染み込む。
あー、素敵。堪能いたました。
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舞台が鎌倉ということで衝動買い。なるほど映画の原作だったのですね。
夫婦の見本帳のような、一話完結短編集。ひとつひとつが温かく、時間をかけてゆっくり読みました。
なるほどこうやって別れれば良いのか、
なるほどこうやって仲直りすれば良いのか、
なるほどこうやってのらりくらりとやっていけば良いのか。
新婚ほやほやで読み耽りましたが、たいへん参考になりました。笑
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井上ひさしの『東慶寺花だより』を読み終えました。
やはり並みの小説家じゃありませんね、この作家は。
すんなりと入っていける導入部、
夫婦の機微を一枚一枚ときほぐしてゆく巧みな筋立て。
そこにあの鎌倉の四季折々の草花が彩りをそえています。
なによりも言葉が美しい、
そして、その用いようが人の息づかいにぴったりとあっています。
それぞれの会話の中でその場の情景が手をとるようにわかるのです。
私は読んでいる途中、ふと、オー・ヘンリーを思わず思い出しました。
それぞれのお話の最後をほどよい所でスパ~ンときり、
その余韻をかもしだしている。
『うちの人もいっしょ。あんまり急いでいたものだから髭を当たる暇もなかったの』
「石蕗の章 おゆう」の最後の文章です。
オー・ヘンリーもそうであるように、
人の心のあたたかさがじわーつと胸にひろがってきます。
久し振りに名文を堪能できました。
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江戸時代、離婚を希望する女性の駆け込み寺を舞台とした短編集.駆け込む前に追ってきた夫に捕まっても、簪でも草履でも寺に投げ込めば駆け込みが成立するというのが面白いが、井上ひさしのことだから事実なんだろう.単に夫婦仲が悪くて離婚を希望するのではなく、そこから見えて来る悲喜こもごもの人間模様を謎解き仕立てで語りかけてくれる.
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映画化につられて、まずは原作を読んでみた。ストーリーも面白かったけど、特別収録の東慶寺とは何だったのか、に興味津々。アジールのあり方とその必要性。
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連作短編15編.
駆け出しの作家信次郎が,御用宿の手伝いをしながら,東慶寺の駆け込む女15人のあれこれを聞き書きするという程.簡潔で滑稽で謎解きもある人情物に仕上がっている.それぞれの女性に花の副題をつけたのがとても粋だ.
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http://takotakora.at.webry.info/201508/article_7.html
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短編すぎる…。
なんだか、さくっと読めすぎて、物足りなかった。
人物も…。
ドラマでは面白いのだろうね。
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面白かった。
映画が観たいなぁと思ったんだけど、やはり本の方がわたしは好きなので^^
なかなかに楽しくもあり哀しくもあり盛りだくさんでありました。久しぶりにワァーと読みました。
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さすが作者の筆の力。江戸時代の鎌倉の四季が目に浮かぶ。訳ありで東慶寺に逃げ込む人妻。その生活を思いやって支え合う人達がみな粋でかっこいい。映画観てなくても信次郎のセリフは全部大泉洋氏でイメージできた(笑)
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江戸時代の東慶寺を舞台に、いろいろな事情を抱えて駆け込む女達の物語。東慶寺のシステムや当時の人々の暮らしや価値観が分かって面白い。北鎌倉東慶寺の紫陽花の季節だけではない、四季おりおりの花の魅力も引き出されており、またじっくり見学したと思った。