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一作一作は短いが起承転結がきっちりしていて短編のお手本の様な作品集だった。江戸の風物に触れられるのも楽しい。
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連作短編。物語の語り手は東慶寺の御用宿に居候をしている信次郎。一話完結で毎回違う女性が主人公になるため展開が早く、誰かに感情移入したり応援したりができなかった。どの話もあっさりしていた。
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映画が面白かったので原作を読みました。駆込み一件ごとの一話完結になっていて、一つ一つ、一人一人の事情がミステリー風に解き明かされていきます。優しく明るい語り口で、笑えるところも多くて、ほのぼのと読ませてくれます。お互いをとても大切に思う夫婦あり、本当にひどいことをする人もあり。映画の方は二時間くらいの一つのお話にするために、原作のエピソードを細切れにして繋げてひねっている感じですかね。
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レンタルで映画を観たので原作に。淡々とした短編のなかに起承転結があり、映画のような盛り上がるシーンや、グッとくるシーンもなかったように思うが、逆に映画のような、駆け込み女の恋愛ネタを絡めなかったことに好感をもつ
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駆込み女と駆出し男の原作なので読んでみた。
大泉洋さんぴったり。
一つ一つのストーリーが短編のようになっていてよかった。
東慶寺のシステムはとてもいい。
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ストーリー・テラー井上ひさしの本領発揮、人情もの時代小説。夫婦やその他の人情の機微に、泣かされたり膝を打ったり。
井上ひさし本人による、巻末特別収録も読む価値あり…というか保存版です。
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昔なのに、結構離婚に対していろんなシステムが構築されていることに驚いた。
いつの時代も、相手を思いやる心は大切。
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映画を見て、気になったので 購入
短編集だったんですね でも こちらも面白い
信次郎さんが 頭の中で大泉さんで動いていました 本当ぴったり
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最近、DVDを見て興味出て来て原案となった本作品を読みました。
いくつもの話があり面白かったです。
それ以上に映画化の際、随分印象が違う話になったんだなって楽しくなりました。
色んな評価があるんだろうけど、原作も楽しかったし、映画はもっと楽しかったですよ。
本読みしてから、映画見て見て。
樹木希林さんの「女じゃいけないんですか」に笑っちゃうと思います。
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読みながら思い出した。東慶寺。女性が離縁を求めて駆け込む寺。まさかこの寺を舞台に物語を書く人がいたとは。「離縁」「駆け込み寺」というとどうしてもミゼラブルなイメージが先行してしまうが、実際には人情物語。どこかアットホームな感もある。ときには男の方が間違って駆け込んだり、再駆け込みは禁止、をまるで「二度漬け禁止」的ノリで話が展開されたり、笑っていいのか戸惑いつつ笑ってしまう。古都・鎌倉の情景に想いをはせつつ読むのも一興。
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江戸時代、離縁を求めて寺へ駆け込む妻とその夫のほつれを解きほぐしてゆく時代物ミステリー。
映画を先に観ました。
映像美、登場人物たちの愛らしいキャラクター、起伏あるストーリーなどどれをとっても素晴らしくて、興奮冷めやらぬ思いで帰り道に原作を購入しました。
原作を読んでまた驚愕。
映画とはだいぶ違う!
小説はオムニバスなんですね。
映画はオムニバスの要素を残しつつ、全体を通しての起承転結もつくられていて素晴らしいエンタテイメント作品になっていました。
小説は小説、映画は映画として楽しめるそれぞれプロのお仕事ぶりを感じて唸ってしまいました。
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映画の画面がとても美しかったので、それを脳裏に描きながら読みました。改めて、短編の中のエピソードの中から、新たな要素も加えて、映画がうまく作られていたのだと思いました。
女の方から離婚を申し出ることができなかった江戸時代、最後の頼みとされた東慶寺。戯作者かぶれの医者見習いという信次郎を狂言回しにした、それぞれのお話は、どれもしてやったり・・・ばかりではなかったけれど、しみじみ。江戸言葉の美しさも印象的でした。
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うーん。ただただ退屈な話が続く。短編で構成されているが、印象に残った話がひとつとしてなかった。読んでいて本の世界に入り込めなかった点、作者の文章と私と相性がよくないのかも。
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久々に井上ひさしの本を読んだ。井上氏のDV等の話を知っていると、こういう本を書くのはどういう思いなのだろう、と思わなくもないが、それを脇に置けば、心温まるショートストーリー集ということで楽しめた。東慶寺や鎌倉に何度か行っていて地名が分かるのもよかったのかもしれない。
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映画『駆込み女と駆け出し男』の原作ではなく”原案”となってたので気になって読んでみた。とても楽しめた。