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泉鏡花、名前からして読んでみたくなる作家。
『高野聖』と『外科室』が好き。
どっちも不思議でエロい印象。
彼は独特の作風。
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「歌行灯」は、私の地元、桑名が舞台!「高野聖」は言わずと知れた傑作中の傑作。直接的でないが、震えるほど濃密なエロスを堪能できる。今の人はこういうのはもう書けないのだろうか・・・。
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言葉が難しいので読みにくいですが、話としてはとてもおもしろいです。読みやすさの面からあえて星2つにしました。
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描写の言い回しが美しさを意識してんのかきどってて、私はあんまり好きじゃなかった。場面がわかりにくいし。高野聖はその文調が幻想的な内容にあっていたし、おもしろかったが、後は流した。
06/10/9
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何て美しい!!
・・・・・内容は何だか怖くって苦手なのですが・・・・美しい言葉、文章、それだけで満点がつけられる作品だと思います。
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綺麗な文章です。最初は読みづらいと思ったんですが、慣れてくるとこの文章がまた官能的でたまりませんでした。歌行燈、大好きです。
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高野聖はよく出来ていた。文章が個性的なので最初はとっつきにくいが慣れれば良さがみえてくる。日本グリム童話的でいいんじゃないでしょうか。
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面白いです。幻想的な描写がすごく長けていて、思わず泉鏡花ワールドにどっぷり。
まだこの本は現実世界寄りですが、描写そのものがファンタジー。お化けや空想世界なら泉鏡花、という感じですかね。
一番面白かったのは、高野聖。お化けのお話ですが、リアリズムがあって良かったです。山奥に絶世の美女がいて、獣たちが美女につきまとったり、蛭が突然主人公の全身に吸い付いてきたり……。語り口調で少し分かりづらいところがありますが、それでもリアリティ帯びています。
泉鏡花の作品は長編作品が殆どらしいので、これを機にもっと読みたいですね。
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三年前挫折したこの本に今なら立ち向かえる!多分。と意気込んで読んでみました。高野聖に蛭の大変グロ気持ち悪いシーンがあるのを忘れていて心の中で阿鼻叫喚しながら読んでおりました。いやー面白かった、のはいいんだけど本当に読みづらいったらないよ!今は一体何の話をしていて、誰が主語で何が目的語なのかわかりゃしないとです。事典の校外読んで初めて理解したぜというのも、実はあったり……先生もやっぱり読みにくいだろうねえと仰ったし。しかしそれに目をつぶれば何という幻想世界。男女の恋愛もきゅんとくる。儚いほどに美しい世界を作った鏡花はやっぱすげいなあと思うのです。
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美しさの中に潜むグロテスク。
マザコン文学と言われようが鏡花が好きです。
「歌行燈」のラストのどんでん返しはもうミステリの謎解きも真っ青です。
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読むのに超時間かかった…! これは現代文じゃなくてほとんど古典だよ! 訳文で読めばよかった…!
妖しすぎてひき込まれます。山奥に足を進めていく描写も妖しいけれど、山奥に住む女が妖しすぎて怖いよ。
歌行灯が、思っていたよりずっと面白かった。というより、悲しくて心に残った。
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鏡花先生の文は今の私にとって、まだ理解しがたいですが、今度はただその格別な趣を覗き、些かなイメージをとってみました。 それにしても途中にすごく感動していました。 その女に対する美しく侘しい世界の描写、ユーモアの会話、生き生きと読者をその書かれた場に素早く深く連れていき、そこで色んな謎の様な体験を歴々と味わわせて、とても面白いです。 これからもまた読み返し、新しいコメントを作り上げたいですもの。
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高野聖は結構よかった。雰囲気のでている怪談らしい怪談。ただ全編通して古い作品だからなのか文体が特徴的だからなのか非常に読みにくい。
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特徴的でありながら美しい文章が織り成す、現実感の希薄な幻想的物語。
星が四つなのは私の理解がその素晴らしい世界観に追い付けないからです。
再読する時には読解力を上げていたいものです。
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何故に岩波文庫の登録がないの??高野聖も岩波で持ってるのに・・・。
物事を外周から描写していって最後に主語・述語を持ってくる文体が、川上未映子を思い出しました。まあ後者のお粗末な事甚だしいですが。
読んでいて単語の意味は分かるのに、文章として理解するのに難渋したのが悲しいです。
すっかりくずれた言語に慣れきってしまいました。いつかもっかい読もう。
09.08.24