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失踪課・高城賢吾シリーズ完結。
高城刑事の娘の遺体が見つかり、事件は終盤に近付いた。
一体犯人は誰なのか、12年前に一体何が起こったのか…
真実に近付くにつれ、真実はあまりにも受け入れがたいものだったのだと思わずにはいられない。
2014.5.11
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失踪課シリーズ完結。長く苦しい連続で、最終的に解決しても救われない話だった。読み始めると一気に読んでしまわないといられない作者の力に、毎回あらためて文章というか作品が好きなんだと思わざるを得ない。今後の高城、明神の会話ややりとりが終わるのが残念。ただ、最近ちょっと気になるのが他シリーズの主人公等の登場。作者は面白がって書いてるのかも知れないが、好意的な読者の一人として歓迎していないことを言っておきたい。
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失踪課、高城シリーズ完結編!
12年前に失踪した娘が白骨死体となって発見され、いよいよ~~(涙)ってドキドキしながら読書開始・・・。
出だしから突然の人事話。え?と思わせぶりに開始させておいて・・・
娘の殺人事件の捜査陣から外された高城と失踪課。
それでも捜査一課の長野や愛美たちと捜査に割り込む・・・
そして目撃者の不可解な言動?
ということで、結末まで読みましたが、ええええ~?
そりゃないよって感じ。
ここまで引っ張ってどう落とすのかといろいろ想像していたのに。
高城には親として、そして何より刑事として真実を追求しそこから目をそむけないで欲しかった。
大友鉄や、追跡捜査の沖田と西川も登場して華をそえていますが、話題としてはそれだけ。。。
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うーん………。
この結末は……。
いや、ただ単に変質者の犯行だった、犯人捕まえました、なんて結末では、きっと満足しなかったと思う。こんなに引っ張られた後だし。
でも、ちょっとすっきりしない終わりかたのような……。
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ようやくここへたどり着いた気がします。
主人公の高城賢吾と同じように、長い時間をかけてここまで来たなという感じです。
本作も、心から楽しませてもらいました。
まだまだ高城賢吾の活躍を見たいですね!
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作者として終わらせたかったのかなあ・・・
こう云うのって、未解決のまま続くって方が多いように思うんだけど、それじゃキリがないって思ったのかな・・・
これまでの事件と違うので、個人的には残念な出来でした。
このシリーズも終わりと云うことで、ちょっと寂しいです。
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長年解決を待ち続けた娘の死の真相。シリーズをずっと通しての大きな課題だったから、謎が解ければどれだけスッキリするだろうと思っていたけど、そこにあったのは結局娘は帰ってこないという事実。そんなもんなんだろうなあ、現実も。
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シリーズ10作目。これでシリーズ終了と思われるのだが。
評価するのは難しい。
思い返せば、徐々に展開に無理が募り、
落としどころに苦慮したのかな。
被害者の家族は捜査に加わることが出来ないので
どんなに酒に逃げようが溺れようが、
高城に責任はない。
身内のことは全力で当たるというが、
単なる捜査の初動ミスに過ぎない。
10作引っ張る必要はなかったな。
最後、久しぶりに綾奈が高城の前に現れたのには
少し心動かされたけど、うーん、
ただそれだけだった。
なんだか勿体なかった。
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ついに綾奈ちゃんの死の真相が明らかになった。
高城刑事は前から面倒くさい男だったけど、本書ではその中途半端な意地と自意識、仲間への歪んだ遠慮が極限まで肥大しており、扱いにくいことこの上ない。
愛美の存在感、魅力が対比によって際立っています。いいオンナですね。
ただ、これで終わるのはあっけなさ過ぎるなあ。
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シリーズ最後ですが、ラストでありながら次に向かうって感じでした。
失踪をおいながら、最後は自分の事件に決着をつけた。
その過程もなかなか面白く、苦い。
堂場さんの他のシリーズも読んでみたいと思います。
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再読了。娘の死の真相が分かったけど、個人的な考えはちゃんと立検・起訴して欲しかった。ただ、高城がとった行動に凄く葛藤が滲み出ていた事を考えれば、苦渋の決断だったのかな?これからも失踪課・高城賢吾として仕事をしていくであろう予感ん残した終わり方が良かった。
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長く引っ張った割には、あっけい結末。
もう少し、含みがあってもよかったかなぁ。
でも、読み終えたときは、いくらかスッキリしたからよかったかな…。
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文庫10冊分の物語の、なんとやりきれない結末なのだろう!
・・・堂場さんの物語って、時々こういうのがあるのが辛いところ。
フィクションとしてはよくできた物語だった。“高城の再生への物語”とでも呼ぼうか。。。。。
★3つ、7ポイント半。
2015.08.25.古。
※文庫書き下ろしのシリーズなので、仕方がないといえば仕方がないのだが・・・・、シリーズ最終巻くらい、文庫巻末に解説文なり筆者の あとがき なりを載せてほしかったな。
※昔なつかしの特撮「宇宙刑事」シリーズばりに、堂場キャラのオールスター出演(笑)。
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警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第10作。
娘の死の真相がついに判明する!? 12年目にしてようやく手がかりをつかんだ高城は、娘の同級生だった母子の行方を追って東北へ向かうが……。
覚悟はしていたけれど、真実はつらいものだった。主人公と同じくらい読み手にとっても悲しい結末で、もう少し希望の光を感じさせてもらえたらよかったのにと思う。悲しくてもつらくてもそれでも前に進め、ということなのだろうか。
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このところ、失踪課シリーズをまとめて読んできたが、10冊を数えこのシリーズ。高城の娘の事件も決着がつき、ついに最終巻。
思いのほかあっけない終わり方、そしてまだ続くような・・・
人気テレビドラマが終了すると、〇〇ロスという言葉が語られる。このシリーズもこれで完結だと思うと、そんな気が生じないでもない。
ここまで読んでくると、高城、愛美、醍醐たちそれぞれが、すぐ近くにいるような現実感で、読み手の頭の中でまだ躍動している。
このシリーズでも、大友鉄や城戸検事、あるいは追跡調査係の西川と沖田たちが出てきたように、現在続いている他のシリーズに、失踪課のメンバーを登場させ、その活躍する姿を見てみたいと思うし、できれば続編も期待したい。