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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
親族を殺害され故国を追われた伍子胥の反撃が始まる。宮城谷中国戦国時代の醍醐味が味わえる。世界観と人間模様が素晴らしい。
紙の本
父と兄に魔の手がのびる!
2015/12/17 21:14
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
楚の大夫の子息・伍子胥。武術大会で臣を得る。が、本国では父と兄に魔の手が伸びつつあった。
敬愛する父兄を陰謀から救うため反逆者となることを選ぶ。
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伍子胥の一党がじりじりと窮地に追い込まれていく内容のため、話は重い。
さて、主人公がここからどのように飛躍していくのかがいつもながら宮城谷作品の見所だが、三巻の文庫化を待っていられるはずもないので借りに行きますか。
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忍び寄る費無極の影。伍子胥たちは逃げ果せるのか?
宮城谷の本はすべて読んでいるが、これはどこまでが真実なのか?
大局的にはノンフィクションだろうが、詳細はフィクションなのだろう。あまりに登場人物の他人の真意を読む力が神ががかっているので。
3巻へ話は続く。
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本巻では、楚王の愚行とその王を取り巻く佞臣の奸計により、ついに伍子胥の運命が大きく動く。
終盤は“歴史もの”というより“時代もの”というべき展開で意外な感を覚えたが、子胥の性格ならこうするだろうと得心して楽しめた。
「最高の善政とは、もっともわかりやすい政治、臣民がなぜと問わない政治であり、それが開かれた政治であろう。」『長岸の戦い』より。
「こういう平凡な時をどのようにすごすかによって、非凡な時を迎えた男の価値が決まる。」『さまざまな過去』より。
「なにごとも過度になると、害を産むということでしょう。」『加賀との対談』より。
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策や術の場合は徒手空拳である。環境に優しい(笑)。獲物をとる時間を短縮するのが狩猟技術で、採集の時間を短縮するのが農耕である。そう考えるとヒトの脳は時間を圧縮する方向に進んでいることがわかる。
https://sessendo.blogspot.com/2022/03/blog-post_10.html