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・自分の意見を持つことが大事。間違っている、いないは二の次でいい。
・感情に蓋をせず、おかしいな?ん?と思ったらとことん考える癖をつける。
・小さい子どもに説明するつもりで物事を解釈してみる。
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日本人的コミュニケーションから欧米的コミュニケーションにするときによんでおきたかった。
本書にあるように、日本人は根本教育からコミュニケーションというものをグローバル社会で使えるコミュニケーションに変えないといけない、
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■視点の増やし方
・人類学者のスケールで、当事者が見落としがちな点を見抜く
①その情報の中身を、「人類の歴史の一部」として100年後の視点からとらえるとどうなるか
②その情報が言っている内容は、他の国でも重要な問題となりうるか
③その情報には、大前提となっている文化的背景があるのか
【例:託児所を社に置いたり、小さい子どものいる母親が在宅勤務をすることについて】
①
ex. 託児所が会社にある社会を100年後に「人間の歴史の一部」として見てとらえた場合、人間の進歩とみなせるか
→子どもが母親と同じ職場にいるという枠組みは、かてて農村で田んぼに赤ちゃんを連れて行ったことと同じ
②
ex. 託児所が会社にあるというkとおは、日本だからこそ重視される問題か
→フランス等、女性が働くのが当たり前という国では珍しくない
③
ex. 例えば、「育児は女性がするもの」などの文化的背景があるか
→日本では高度経済成長期にそのような文化風潮が広がったといわれる
■未来のシナリオを予測して検討する
①その案が現実になったら何がおきるか、うまくいった場合のシナリオ、いかなかった場合のシナリオ両方予想する
②それぞれのシナリオにそなえて、打つべき手を考える
③その行動は実現可能か考える
④その行動は今しておく必要があるか考える
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本当に理解できているかのチェック
5歳児に説明できるか
よい質問をするための12ヶ条
5W1H
なんのために?なぜそう言えるの?
情報にツッコミをいれる
必然性を問う
データの正当性、妥当性を問う
あいまいな言葉をチェックする
似て非なるものを引き合いに出す
物事の両面を確認する
きっかけについて尋ねる
なぜ今なのか?
長期的な展望について聞く
背景について聞く
事実と意見を区別する
事実は何らかの形で証拠を示せるもの
意見は人それぞれ違い得るもの
意見には根拠(なぜなら…)が必要で、
根拠は事実レベルまで落としこむ
意見を結論と根拠に分ける
結論→なぜならば、根拠のロジックはOK?
根拠→故に、結論のロジックはOK?
根拠→結論のロジックが釈然としない場合は
暗黙の前提を探し、その根拠を考える
視点を増やす
一人弁証法
とにかく自分の考えに反対する視点で
自分の考えの戦わせることで
新たなアイデアを生み出す
より良い決断をするための思考プロセス
決断しかねてる行動を、肯定文で書く
何故その行動をおこしたいのか、目的を明確に
その目的を達成する手段を書き出す
それぞれの手段がもたらし得る未来を、
上手く行った場合といかなかった場合とで
書き出す
現実的でないものを、消す
意見を交換する14のルール
この世に絶対的な正しい意見はない、と心得る
相手にとって分かりやすい言葉と流れで
これから話す内容のマップを示す
大事な箇所は表現を変えながら繰り返す
断定的な口調は避ける
反論=人格否定ではない
NOは相手からの質問
相手の話をさえぎらない
わかったつもりはNG
相手の意見の丸呑みは尊重ではない
相手のペースに呑まれない
根拠を聞こう
知ったかぶりをしない
反対するなら代替案を
自分にとって大事なことに気づく手順
モヤモヤした感情に気付く
その感情を認めてやる
その感情の正体を探る
なぜその感情を持つのか、根拠を探る
(自分の大事なことが分かる)
自分にとって大事なことを認めてやる
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オーディオブックにて視聴。
クリティカルシンキングをベースに、考え方の型や、話し方の型を教えてくれる。割と体系立っていて、分かりやすく、俺すげーだろ系のエリート本とは一線を画す。
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基本的なクリティカルシンキング(自分でじっくり考えるための思考法)を学べる。トレーニングが参考になる。
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日本人は、他人の意見に同調してばかりで、自分の意見を主張しないとよく言われる。だが、そもそも自分の意見の構成方法を知らないのではないか?そう考えた筆者は、ある事柄について、自分の意見を確立し他者に発言するという一連のプロセスの作成方法こそ、まず習う必要があると考え、その考えをまとめたものが本書である。
本書では、ある事柄についての理解力を高め、自分の意見を構築する方法が具体的に記されており、即実践できるものが多い。
以下の1,2が本書で特に印象深いと私が感じた2点である。
1.
ある事柄について、十分な理解なしに意見を言うことはNGということ。それは意見ではなく単なる憶測だからである。
2.
考察を深める際に、よく色々な人の立場から物事を考察するべきというのはよく耳にする。だが、ただ他者の視点から考察するだけでは十分ではない。他者が本当に手に入れたいもの、心から欲しているものにこそ目を向けることが大事であるという。この本質をとらえることが非常に重要になるということである。
このように、そもそも考えるとはなにか、自分の意見を持つにはどうしたらいいのかが詳細に記されているのが本書である。
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できてるようで、できないような考え方を再認識することができた。また、ここに書かれてる内容は小学校の指導でも生かされると思った。再読する価値あり。
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考える上で必要なプロセスが載っている。根拠から意見の組み立て方までかわかりやすく書いてある。意見交換のための14のルールは必見。日本人に足りない部分をズバリ指摘している。
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この本に書かれている考え方を実践していけば、考える力は確かについていくと思われる。
それ習慣するには、もうなかなか難しい歳になってしまったと感じており、かなり意識して取り組まないといけない。
これからの子たちには、言及されている通り、考え方そのものの教育と意見を出し合う訓練をしてあげて欲しいと思います。
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欧米と日本はそもそも考え方や教育が違うんだなと思った。
聞いて理解して自分の意見をもつ
疑問質問根拠
ちゃんと自分で考えて意見を持ちたいと思う
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考え抜く癖は日頃の地道な努力で磨かれるようです。私も明日から、いや今から意見の根拠を話す癖、また自分の?を突き詰めてみようと思います。
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「なんとなく」「〜的な感じでいいと思うよ、知らんけど」といったような曖昧な意見を持ってしまいがちな自分を変えなければと思えた一冊。
これから先、社会人に向かうに従って自ずと生じてくるであろうプレゼンや議論、発表などにおける論理的な考え方を分かりやすい例を用いながら丁寧に説明してくれている。
物事の本質を見極める力、考える力、客観的な物事の捉え方など様々なことが学べた。
まずはなんとなく精神を取っ払うことから自分の意識改革を行っていきたいと思う。
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自分とは異なる意見を言われた時
(言い方にカチンときそうな時)に
冷静になることも大切。
異なる意見を言われたからといって
その相手を「変な人」と思うことも
「自分が間違っていた」と思うことも不要。
その人が「なぜそう言ったのか?」を
考える。そのうちに冷静にもなれる。
議論をする上で、いかに冷静でいられるかが重要。
この本で学んだ「考える力」で考えた結果を
無駄にしてしまわないためにも
冷静さを保てるよう意識したいと思った。
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世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業
著:狩野みき
グローバルな舞台で活躍する人々は、一人一人が明確な意見を持ち、じっくりと考え抜くためのスキルを身に付けている。これは彼らが受けた教育のためである。エリートと呼ばれる人たちの多くは、アメリカやヨーロッパなどの良質な学校に学んでおり、そこで習得するのが「考え抜く力」なのである。
その考え抜く力が「クリティカルシンキング」である。それは、じっくりと主体的に考えるための思考法であり、ひとりよがりではない、健全な「自分だけの答え」や「意見」をもつための必須スキルである。
本書の構成は以下の6章から成る。
①自分の意見の作り方
②理解を深める
③視点を増やして発想を広げる
④未来のシナリオで現実的な選択肢を手に入れる
⑤上手に意見を交換するために欧米人が持っているルール
⑥?に気づくことが考えのはじまり
自分で考える力は確かに今まで教わることはなかった。それは決して必要でないのではなく、教える、教わるという概念自体がなかった、少なかったからなのかもしれない。
確実のそのスキルである「クリティカルシンキング」は必要になる。日本人特有の空気感から見れば異質なものと捉えられかねないかもしれないが、ここにきてますますそのスキルが求められる。当たり前のようにそれが出来ないと周りに置いていかれるレベルにもなってきつつある。
必要なスキルを学ぶ機会がなかっただけでその機会と学ぶ意欲があれば簡単ではないかもしれないが身に付けることはできる。
導入本としても良書としてオススメしたい。