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現代語訳で突き進む時代小説とは恐れ入りました。なんとなく、仕事やる気がでましたわ。あくまで社内対応ですが。
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織田信長亡き後の織田家の家督争いを戦国時代らしからぬ会議を通して描いた作品。現代語でそれぞれの戦国武将の個性を描き出した構成はさすが!映画も見ましたが小説の方がやはりよい!配役はよかったけどね。
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名作。それぞれのキャラの心理状態とその行動がバッチリ物語を動かしにくる。
切ないシーン好きとしては会議直後の権六じいさんの哀しみ感が胸を締め付けられてとてもいい。
適度に歴史を知ってて適度に歴史を知らない人が一番楽しめるかも。
約十八メートルみたいな小ネタもさすが。
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確定している史実の合間を個々人の一人称で語る、あるいは想像するあるいは創造するあるいは、妄想するw
小説というよりは映像にする際の個々人のキャラクター模索と確認の草案的に読めるわけで、三谷幸喜はやはり小説家ではないだろうとおもう。ご本人もこれを小説として書いたのだろうかと考えるに、そうではない気がする。
つまり、映像化に際してどんな脚本が書かれたのかは知らないけれども、個々人を演じる役者さんたちにこの本はうってつけの指南書となるのだろうし、これを読んでから映像を見る(予定の)わたしたちにもうってつけの指南書となるわけなのだな。
あと、表紙画が秀逸。勝家は新聞を横に置いていて、秀吉はスマホを持っているwww 世代交代の図ですかw
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[購入] 三谷幸喜の新作!ということで喜び勇んで読破。
三谷作品を活字で読んだ経験が少ないけど、個人的には映像の作品の方が好みかもしれない。
ただ、各歴史上の人物のモノローグを全て現代語訳で、しかも全編モノローグで綴られる本書の進行は斬新で魅力的だった。
近々映画化されるらしいけど、どう表現されるんだろう?
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登場人物のセリフ・心理を現代語訳ということでカタカナ語も使いながら話させる。心理的な描写は分かりやすくていいけど、三谷幸喜だから許される書き方なんじゃないかな。
歴史物という感じがしないので個人的には好きにはなれそうにない。
が、全体的なストーリーも個々の人物の描き方も面白い。
丹羽長秀は珍しく?主要人物として登場して興味を持てたし、会議後の秀吉と勝家の会話のかっこいいこと。
お市、松姫(そもそも登場させるか?!)、信包も意外感とともにいい感じだし、映画を見に行きたくなります。
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~天下分け目の会議も三谷幸喜にかかれば喜劇!~
作者は脚本家として有名な三谷幸喜。
華々しい大活劇がいくらでもある戦国時代から、会議を題材にするって着想がすごい。
語り手が次々と変わっていき、テンポ良く読めてしまいます。
語り手の中に、戦国武将に混じって、イノシシが出てくるのはすごいけど。
天下の行方を決めるシリアスな会議、かつ結末は知っているのに、ホントに面白可笑しく読めます。
歴史好きはもちろん、そうでない人にも楽しく読めますよ。
2013年11月には三谷幸喜自身の脚本、監督で映画化もされます。
柴田勝家に役所広司、羽柴秀吉に大泉洋。
苦虫を噛み潰したような役所広司を見ながら、ヘラヘラ笑う大泉洋の顔が思い浮かぶわー。
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現代語訳されていて歴史小説なのに読みやすかった。
それぞれのキャラがきちんと描かれていて、入り込みやすかったし、言い回しが面白かった!
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文句なしに面白かった!
時代小説が「現代語訳」で書かれている。
それだけで斬新なのに、さらに舞台が「清須会議」という実際の戦いの場ではなく、頭脳戦と駆け引きの場。
全編がほぼモノローグ形式なので、どの登場人物にも感情移入しやすく、その本音と建前の現代語口調が本当に面白くて、電車の中なのも忘れて、ニヤニヤしっぱなしでした。
映画観たいです。
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あぁ人間模様。様々な思いがここまで渦巻く会議もないであろう。今の言葉で表現されることで、キャラクターを把握しやすい。柴田勝家って、とてもかわいげがあるやつだ。
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三谷幸喜ワールド全開!
戦国という戦の時代にあって、会議で後継者を決めたという歴史的事実が既に意外性に溢れているのに、それを現代語訳かつコメディタッチで描いているのが秀逸。
だからといって、どの登場人物も、これまで歴史教科書や時代劇で描かれてきた姿とは大きくズレることはない。「あーそうそう、秀吉って小心者で小賢しいけど、劣等感の塊みたいなところが逆にいじらしいよね」みたいな。
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現代語訳で武将たちがより人間らしく身近に感じられてとても面白かった!
映画楽しみ!
来年の大河、黒田官兵衛も楽しみ!
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「現代語訳」ってことで、カタカナ語を使っているところが、逆に読みやすくなっていますね。
そもそも、アクション要素はないし、会議とごく短期間の謀略によって立つストーリーなので、あまり面白くならないところを、上手に処理したというか、さすがは三谷ってところでしょうね。
最初の章で嫌いにならなければ最後まで楽しめるでしょう。(^^;
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清洲会議に特化して中心人物のやりとりを詳細に見せていく。動作についての表現が多く,頭の中でイメージしやすい。きっと映画も楽しめるのでは。
織豊時代の人物や出来事についてのある程度の基礎知識があるともっと楽しめるだろう。
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さすが、三谷幸喜さん。
現代語訳された戦国武将の心の内や駆け引きが新鮮。
映画のようにすぐに読み終わるのもいいですね。