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暗い感じのお話でした。あのシリーズとは対象的ですが、一話目のお話はすごく良かったです。後半のリンクして行くお話はちょっと私の好みじゃなかったですけど。皆救われていくんだろうけれど、それでいいのだろうか?とちょっと考えさせられました。表題作がすごく綺麗に救われたのでちょっとしんどい感じの終わり方だったかな・・・。あとHがなかったですね~!物語重視だったからかな? 確かにあのお話の展開だったらないほうが綺麗かもしれない・・・。
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うん、まあ面白かったです。表題もベタかもだけど泣けたりなんかして。あとに入ってた話はね、事前に聞いて期待値があがりすぎてたのか、ふーん、となってしまった。ぎゅーっとつまってる感じがね。表題に比べてぎゅーっとなってたからですかね。視点が変わるからぎゅーっとなってるように感じるんでしょうか?それぞれが背負ってるものがそれぞれに重いしね。そういう意味では一番最初の話が一番よかったかなー。
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これは…二度め読んだ時にぐわっと来る種類の作品。斑目さんはヤンデレをよく描かれているが、感情の種類をパズルのように当てはめて、足したり引いたりしている感じがする。この駆け引きめいたものがハマる人と、全く分からない人とで感想が二分される気がする。
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表題作のシリーズ一本ともう一つシリーズ一本の二つお話が入っていました。どちらも重く切ない話。
久々にBLで泣きました。どちらの話でも泣いてしまった。
表題作の方は、健気な受けの「捨てないで、愛して」が辛くて辛くて、でもラストにある攻めの告白で幸せな気持ちになりました。凄く良かった、あの告白。不器用で攻めの愛の形が切なくて愛しかったです。あて馬さんにもこの先幸せになりそうな話がアフターでついていたので良かった。
もう一つの話。連作で視点が変わっていくお話。私の中ではハッピーエンドに見えました。ハッピーと言っても片方のCPだけだとは思いますが。三人目のサトとメイは多分何年もかかるだろうけど幸せになれるんだと思います。お互いの思いをしっかりと打ち明けて早く解り合えればいいなあって。
三人目のサトが幸せの涙を流せる日が早く来る事を願うばかりです。
どちらも話も私は大好きで素敵な読後感を得られました。何度も読みかす漫画になりそうです。
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雅で2話読んでたけど完結までまとめて読めて嬉しい。朝陽にとって唯一の人であり居場所である棗。その棗にとっての唯一になりたいと日々一生懸命なのに、広海の登場で朝陽の心がボロボロと崩れていくのが痛々しい。お母さんへの叫びと棗への想いが重なっているのを読むと彼の心の傷の深さを思い知らされて涙。終盤の棗の心情の吐露にはまた涙。大切にし過ぎて方向を見失った棗の不器用さ。そういえばデイズは雅のダメ男特集だったと思い出したwカバー下に吹いたw本編の裏でこんな制裁うけてたのね棗。同時収録も心が軋むようなお話で好み!
斑目さん、悪魔シリーズみたいなコメディも上手いけど、こういった心にキリキリ来るようなお話も上手いなぁ。scarletもそうだよね。あれも好きな作品だ!
私はアニメイトダブルカバーを購入。ダブルカバーのイラストは口絵と同じ。これは「アンソロジー雅」でも表紙を飾っていたもの。この絵大好き!
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全ての話が、基本的にHappyEndなんだけど…
なんだかスッキリしないと言うか。
読み終わって「はぁ〜こんな恋したい」と、心がギュッとなる幸福感には包まれなかった。
みんながみんな、どこか罪悪感を抱いた恋。
辛くていたたまれない。
何でそんな恋を選んじゃうんだろうな。
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かわいい悪魔シリーズが好きなので作者買い。
同時収録の話の人間関係がこんがらがって分かりにくかった…設定は好みなのに惜しい。
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泣けたけど、絵が苦手だし、スッキリしないというか、後味悪い…;「ビューティフルデイズ」の後日談欲しかった。
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斑目さんのコミックはほぼ全て読んでいますが、元々『scarlet』を読んでファンになったので、これは久々にクリティカル食らいました。
表題作も、3人のサトとメイのお話も、班目さんらしいセンシティブな雰囲気がツボでした。
作中の言葉を借りるなら、表題作の主人公・朝陽を除いて「みんなが少しずつずるくて愚かな」お話です。
愚かで哀しい…でも愛おしい。
みんな幸せになって欲しいと願わずにはいられない作品でした。
表紙も口絵もすごく美しかった!!
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シリアス。
かなり重たくて驚きました。切ないとか言うレベルじゃありません。朝陽の想いに胸が抉られた。
何でも拾い癖のあるやさしい叔父である棗に引き取られた朝陽。彼は母親に見捨てられた子供で、今は棗のおかげで自分の居場所があるのです。悲惨すぎる幼少時代が正視できませんでした…かわいそうで、哀れで。
手を差し伸べた棗は、他にどんな人間的欠陥があろうとこの行為だけで善人確定です。
しかし、棗はいい人なのですが、下半身関係やら家事関係はまるでなってなくて褒められたものじゃありません。だからこそ朝陽も棗のそばに居場所を見つけ、あとは見ぬフリでいることができたのです。それなのに自分の中に芽生えた棗に対する恋心に戸惑い、自分だけのものになって欲しいと思いはじめる朝陽が、広海の登場で心を打ち砕かれてしまったところは辛かった。
誰にも悪意はないのに、誰かを愛することで苦しまなくてはいけない人が必ず出てくるところが悲しくて、胸が痛むのです。
そういう、恋愛のネガティブな面を思い切り見せつけられた気がしました。
不幸な生い立ちを背負ってきた朝陽が、やさしくて穏やかな愛を掴めたのには安堵しましたが、絡みシーンが…皆無です。まあ、あっても困るんだけど。
もっと痛い話だったのが、「今日あなたに別れを告げます」でした。こっちも恋愛のダークサイドが克明に描かれていて、胸に突き刺さりました。片恋やすれ違う恋心に仕返しがしたくて、イジワルしたり嘘をついたりして憂さ晴らしするつもりが、なおいっそう辛い想いを抱えることになってしまった美里。
メイも飯田もアキラも、それぞれが恋のために少しだけズルくなっていて、不器用になっていて、美里だけが悪者じゃないのがせめてもの救いでした。みんなのこれからが幸せになることを願わずにはいられません。…そして絡みシーンはやはり皆無。
従って、全体的に萌えどころはなかったのでした。
でも、絵柄は申し分なく美しく、作品としての読み応えには文句ナシ。小さなナイトたちの天誅と、広海の新しい恋の予感に癒されました。
★が少ないのは、あまりにシリアスすぎて、萌えが見当たらなかったから。
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ギャグ要素が無い…だと…?
全然救われない系のどシリアスってかんなり好きなんだが、みんな幸せにぬれよおおおと思わずには居られなかった…
表題シリーズは攻めがヤンデレすぎてホント好き
ヤンデレ攻めは大好物だから、あれ、これ、私のために(ry
サトが三人出てくるお話はホントみんな幸せになれよ、と
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酷く読後感が悪い一冊。
嫌いな訳ではなくて、ひたすら【棗が憎い】と思った。
BLに出てくるダメ男は、どんなにダメでも最後の最後の譲れないところでは、大概自分より「一番大切な人」を優先させる人種なんだと思ってた。
そこに萌えるからダメ男も愛しく思えたんだけど、棗はギリギリの境界線で「朝陽の気持ちより自分の保身」を選んだ気がする。
それはBLというファンタジーより現実に近いのかもしれないし、リアルな人間臭さかもしれないけど、だからこそ正直な感想で言えば【棗が憎い】となる。
当の朝陽が許したとしても、私は許せない。
何度読んでもきっと変わらないんじゃないかなぁ。
というか痛くてまた読めるかわかんない。
棗は究極のダメ男だと思う。
斑目さんスゲー。
収録作もリアルだと思った。
形は違っても、人を幸せにする恋ばかりが溢れてる訳じゃいって事。
斑目さんマジでスゲー。
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表題、ほのぼのとしたお話なのかと思いきや、痛いしこわいし…(汗)攻めの執着っぷりがこわすぎ;なのに、元カレと同棲始めるとか意味わかんないし最悪。動物だけを拾うだけなら未だしも、人間+そういう関係になるとかもうありえない!ろくでなしすぎ(怒)ただのぽややんだったらなぁ〜…。もうひとつのお話も病みすぎ……。全然ハッピーエンドじゃなくて読んでてしんどかった(苦笑)
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2012/08/03
【普通の上】表題作シリーズ、叔父:棗と親に捨てられ拾われた子:朝陽。 失うことがない「家族」でいようとする棗と「恋人」になりたい朝陽。 お互いを想い合っているだけに焦れったいが、朝陽の過去はハードル高ぇ…。 結局一番気の毒だったのは、元カレから今カレに復活したと思ったら振られてしまった広海だよなー。 彼の救済話がちゃんとあって良かったホント。 他→『今日あなたに別れを告げます』シリーズ。 別の誰かを想いながら、目の前にいる恋人を選ぶみたいな面倒くさい話なのであまり好きじゃないけど、なんか綺麗だからまぁいっか。
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表題作で思いっきり泣いてしまいました。こういう片方が浮かばれない感じの話が元々好きなこともありますが、二人の思いのすれ違いの理由がすごい良かったことがこの作品の好きなところです。
朝陽が棗を大好きな理由と、棗が朝陽を選ばない理由が上手くすれ違っているなぁと思いました。最後の呼び止められてから道の真ん中で抱き合うまでボロボロ泣いてしまいました。
あと、出オチではなく登場させたもののフラグを人でも動物でもきちんと回収されていて、そこもこの作品の良いところだと思います。