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江戸川乱歩をテーマにした、ビブリア古書堂シリーズ初の長編。
依頼された謎解きもさることながら、店主の栞子と母親、大輔との関係や、まわりの登場人物との関係も明らかになってくるのが面白ろかった。
シリーズものだと登場人物の比重が高くなっていき、読者もそれを求めるようになる。
まだまだ続きがあるようなので、今後、古書にまつわる謎解きと、登場人物たちの人生がどう絡み合い、どこに力点が置かれるのか、非常に楽しみである。
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2013/2/22 Amazonより届く。
2015/11/9〜11/12
2年ぶりになってしまったビブリア古書堂シリーズ。
江戸川乱歩を題材にシリーズ初の長編、ということで、読み応えがあった。栞子と大輔の関係も進展して、次作以降の展開も楽しみである。
乱歩は子供の頃、まさにポプラ社版で親しんだし、大人になってからは大学生の頃に再読して以来遠ざかっているが、この作品を読んでまた読みたくなったなぁ。でも昔買った本はどこかにいってしまったかも。また買い集めるか。
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今回は乱歩! 嬉しい。しかも勉強になった!!
ミステリとしてはまあありきたりのトリックですが、古書のお話としては、相変わらずのステキなクオリティです。
しかしできたらラノベでなく本格で書いて欲しい……と思うのはオバチャンだからでしょうねハイ。
この巻のミソは、なにより篠川母の出現だよねー。
ナルホド、この母ちゃんは古書のために半分くらい人間やめてるんだなあ。
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ビブリアシリーズ第四巻。
今回は全編を通して江戸川乱歩がテーマ。物語も後半ということで、栞子さんの母親がついに姿を表すなど佳境に差し掛かってる印象を受けた。
今まで以上によく作者と作品について調べられているなと感じた。
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今回はまさかの長編。そして遂に栞子の母親が登場。物語としては佳境を迎えつつ、相変わらずの面白さ。題材の江戸川乱歩を読むべきか否か迷い中。
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作品としての魅力は前作までに勝るか疑問だけど、世界観が大好きだなと改めて感じさせてくれた点ではいちばん。だって、あとがきに曰く、物語も後半。ダースベーダー的母娘の対決もいよいよ佳境なのだ。いつまでも栞子さんと大輔が手をつないで線路の上を歩き続けてほしい。
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今までのビブリアの中でも特に面白かった。
より謎解き要素が多かったからかな。
もちろん、江戸川乱歩も読み始めちゃったりね。
鎌倉、みなとみらいと馴染みのある場所が登場したから
余計に世界にハマっていけたのかも。
北鎌倉に行ったら本当にビブリア古書堂があって、
栞子さんと五浦さんに会えそうな気がしてきてしまうよ。
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デート描写があっさりすぎて、恋愛は後付けなんかなーと。
今回は乱歩尽くし。著者の愛を感じる。死ぬまでに全部読みたい…。
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面白かったー!
江戸川乱歩の本を謎として話が進から世界観もわかりやすく栞子さんのお母さんもでてきて、本作の本筋も進みとても面白かった。次作も期待!!
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今回は震災後のお話
十年近く姿も連絡も見せなかった母親が突然店に現れる。
依頼に来た謎の女性、江戸川乱歩を中心にした謎を解き明かそうと栞子と五浦の前に母親が立ちはだかる。
謎を解けば解くほど、ヒトリ書房の井上や志田の過去が明るみに…
夢中になって読んでしまいました
( ´ ▽ ` )ノ面白かったです♪
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シリーズ4冊めにして初の長編、らしい。
とはいっても、今までの作品も短編とはいうもののちょっとずつ繋がってたので
さほど違和感は感じなかった。
というより、言われて初めて「長編だったんかこれ!!」と気づいたくらいで(爆)。
江戸川乱歩に纏わる連作短編、という括りでも通じるような気がする。
謎だったお母さんがとうとう姿を現す。
伝聞で語られていたよりもさらに一筋縄ではいかない印象である一方で
最後まで読むと彼女の悪役感が若干覆されるつくりになっていた。
それでもなお篠川智恵子という人に胡散臭さと嫌悪感を持ってしまうのは
大輔の視点で、或いは栞子の視点で話が進むからだろうか。
最後の最後で覆されるのは智恵子の悪役感の他にもいくつか。
実際の黒幕が判って、栞子さんが謎解きをしたときに
今回の題材が江戸川乱歩だった意味が判った気がした。
3巻で決着がついたと思われていた事実も覆ったのには驚いた。
まさか繋がっていたのが妹ちゃん以外にも居たとは思わなんだ。
謎解きと篠川家の話に加えて、今作は大輔くんの成長振りにも目を見張る。
前からこんなに記憶力のいい人だったっけ???
記憶力もさることながら、空気を読んで行動することも異常に上手くなった。
篠川母子の洞察力に肉薄するのもそう遠い日ではなかったりして。
そして、よくぞ言ってくれました!!!(笑)
相変わらずの栞子さんの鈍さも萌えポイントとして健在か(爆)。
なんだかんだ言ってお似合いなんだよなこのふたり。
栞子さんもなんだか思わせぶりだし。
小学校4年生(だったと思う)で初めて学校の図書室に足を踏み入れた頃
最初に食いついて貪るように読んだのが
『怪人二十面相』と『怪盗ルパン』のシリーズだった。
既に内容は何ひとつ覚えていない(爆)けれど
この話に出てくる鹿山さんやヒトリ書房の店主のように
自分にとっても最初に推理小説といえるものに触れたのは
江戸川乱歩だったんだなぁとしみじみと思い出した。
初心を取り戻す、という意味でもう1回読んでみてもいいかな。
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まさかのお母様が出た!!
お母様こわいよ!
あとがきによると、このシリーズもすぐ終わりだそうです。ちょっとさびしいかも…
後、この本を読み終わったら江戸川乱歩さんの本を読みたくなってきた。
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続きものですからね。次がきになります。
古書とかまったく興味ないけど読んで見たいなぁって気にさせてくれる。
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古本屋を題材にした小説の四冊目。
今回は収録されている3つの短編すべて江戸川乱歩についてのもの。
江戸川乱歩が読みたくなって「怪人二十面相」を買ってしまった。
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ビブリア古書堂第4弾は長編、題材は江戸川乱歩。
子供の頃、少年探偵団シリーズは夢中になって読んだ覚えがあります。
不思議とその内容まではあまり思いだせないのですが。。
その他、マガーク探偵団やズッコケシリーズ、ルパン、ホームズなど。
で、今回は栞子さんの母親が本格的に登場、伏線が伏線を呼びます。
初の長編でしたが、長さを感じずに一気に読了しました。
何かを大事に思うこと、それは執着の裏返しでも、と。
人はそれを得るためであれば、全てを投げ打つこともできるのでしょうか。
物語も後半に入ったとのことですが、、ふたりの関係も徐々に。