紙の本
これが今時の男と女の持つ家庭なのだろうか
2005/02/14 23:44
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
80年代から90年代にかけて柴門ふみが描いた一群の女性たちは、きっとその時代の気分を的確に現していたからこそ、いくつもテレビドラマになり、しかも人気を博したのだろう。『東京ラブストーリー』や『あすなろ白書』などでメインになっていたのは、純粋であるがゆえに周囲とトラブルを起こしがちな女性とそれを優しく見守っていかざるを得なくなる男性の話であったと思う。
そうした女性と男性が30代になって家庭を持っているときっとこんな風なのだろうなあというのが、この物語の主人公小早川伸木とその妻妙子だ。相変わらず男性は優柔不断気味だし、女性は情緒不安定でキレやすい。これはまともに夫婦関係を続けていくのは大変だろうなあと思ってしまう。それがわかっていても変えることができないのが、また人間だと言ってしまえばそれまでなのだけれど。でも、いつまでもそんなことやってられないよ、あなたたちはどうするの?と言った感じで読み進めてしまった。
紙の本
がんばれ
2018/10/07 15:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
医者も女関係もたいへんだががんばれ。
奥さんがちょっと厄介だねえ。かわいいところもあると思うし、理由もありなわけだけど。難しいな。
電子書籍
小早川伸木の恋
2016/11/10 21:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドロドロでもありませんが、人間関係の設定が面白いですね。
虐待を受けていた妻。
携帯を持たない、何となく影のある彼女。
ついつい読んでしまう1冊です。
電子書籍
続きが気になります
2016/02/15 13:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
無料なので読んでみましたが、続きが気になるので2巻以降も購入しようかと思っています。主人公はかなりじれったい性格で、奥さんも極端ですが、こういう家庭ってけっこうあるのかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
今ドラマ化されてて主演は唐沢さん。
ドラマを見た後に是非読みたい!!
唐沢さんかっこええなぁー。
投稿元:
レビューを見る
「みんな、一生懸命、嘘をついて生きている。」フジテレビで放映中の同名ドラマの原作。大学病院に勤務する35歳の医師、小早川伸木の苦悩が描かれる。わがままで極度の依存症である妻、妙子をはじめ登場人物は皆、曲者ばかり。こんな環境で生活していたら、きっと伸木じゃなくても疲れるだろう。そんな嘘と苦悩の日々の中、伸木は一人の女性と出会う……。欲と打算が交錯する、ドロドロの人間関係を味わいたい人は、是非。
投稿元:
レビューを見る
ドラマ化されてそのドラマも有名なので、このタイトルを聞いたことがある人も多いはず。
ドラマとはちょっと内容がちがうけど、ふみ巨匠ワールドが炸裂してます。
「基準は人として美しいかどうか」心に染みます。
投稿元:
レビューを見る
主人公である小早川伸木は35歳の医者。
これを「白い巨塔」でクールな財前教授役だった唐沢寿明が演じているのが面白い。
同じ医者役でも、上昇思考の固まりだった財前と違い、小早川は争いの嫌いな平和主義者なのだ。
また、彼の悩みの種は猜疑心と独占欲の強い妻:妙子だ。
ちょっと女性と会話しただけで浮気したと決め付け、部屋に閉じこもったり、ヒステリックに大暴れ。
あげくには家の鍵を勝手に変えてしまう・・。
これじゃあ、身が持たないよな。
そして伸木の前に突然現れる、妻とは違う性格の癒し系の女性「カナ」・・
やはり魅力的に見えるはずだ。
その他にも、このドラマに登場する人物は、どこか弱い部分があり、少しの嘘をついている。
そういった「中年危機=ミッドライフクライシス」なんてのが描かれているのも、このドラマの特徴なのかもしれない。
しかし唐沢に加え、通常ならトレンディドラマのメインを張るようなイケメン俳優の藤木直人、谷原章介までキャスティングしているというのは、ちょっとやりすぎではないか。
女性の視聴率を上げようという魂胆がミエミエじゃん。
柴門マンガの特徴は、セリフがちょっとくどい。しかしどことなくツボを得ている。
また、主人公の男性は優しすぎて煮え切らないタイプが多い(笑)
さて、漫画のほうは大きな展開を見せている。
消えたカナを追って、妙子(妻)と別れる決意を伸木はしているが、ドラマの最終回はどこまでのことを放映するのだろうか。
拍子抜けで終わらないことを願う。
投稿元:
レビューを見る
はじめは女性が描いたと知りませんでした。
医局の男性の視点がとてもリアルでサブキャラも立っているし、ストーリーも小さいエピソードがかなりしっかりしていておもしろかった。
人生経験とか社会経験がしっかりした人でないと描けない作品だと思いました。
投稿元:
レビューを見る
全5巻、一気読み。奥さんと境遇・心情が似ていて、辛い。近親憎悪というか。ドラマは花名役の人があまり好きでなかったので、漫画の方が自然に読めたかしら。でも、結末にはあまり納得がいかないです。
投稿元:
レビューを見る
なじ■一巻だけ読むつもりで手に取ってみたらついついそのまま全巻一気読み!
伸木や奥さんやカナさん、それぞれの生き方にそれぞれ違う角度から胸を打たれました。厳しい美しさや優しさに何度も涙が出た…
結末がちょっとあっけなかったようにも感じたんですが、一冊いっさつに心に訴えかけてくるシーンが沢山あって良かった!
投稿元:
レビューを見る
http://sgk.me/hJnalTテレビドラマでも有名な柴門ふみさんの作品です。主演の唐沢寿明さんの演技、良かったですよね。仕事でも家庭でも悩み苦しんで疲弊していく主人公の姿に男の哀愁を感じました。
投稿元:
レビューを見る
恐妻家で生真面目な外科医の恋と、職場の人間模様を描いた話。
嫉妬深すぎ、優柔不断、思わせぶり、女たらし…と登場人物どの人ももとにかくモヤモヤするのですが、良い面もあるから嫌いになりきれません。
イライラさせられる場面も多いのですが、続きが気になってつい読み進めてしまう話です。
投稿元:
レビューを見る
小早川伸木、いい人すぎるだろ!!!
メンヘラの奥さんや医者のごたごたに巻き込まれ、精神的な安らぎを求めるなか、盆栽教室である女性と出会い恋に落ちていく。。。
不倫ものということで読んでみた。
奥さんのキチガいっぷりがやばい。でも母親に虐待されたことがトラウマでこうなったみたい。。。かわいそう。。。
少女漫画にあるようなきゃぴきゃぴ恋愛じゃないから面白い。巻数も少ないから全部読んでみようかな。。。
投稿元:
レビューを見る
怖い奥さんと可愛い子供を持ったお医者様の話。カナとの出会いはどう変化をもたらすのか。大学病院の派閥争いも面白い。