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ボブ・スワガーシリーズ第2弾。
殉職した父の事件を調べ始めたボブに何者かが襲いかかる。
銃の蘊蓄は苦手だが、それをすっ飛ばしても面白かった。
ボブは恐怖も迷いもある人間であることが描写されていてもやっぱりヒーローである。
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ボブ・リー・スワガーシリーズ
ダーティ・ホワイト・ボーイズを先に読んでた方がよかったみたいだけど充分に面白かった。
銃の描写が細かくてかっこいいです。父ちゃんもかっこいいな!
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芯の通った緊張感をベースに展開されるのが、父と息子の物語である。複雑な関係が悲しい結果に終わってしまった父子たちの家族ドラマの間に、事件の背後関係が見え隠れする。
上巻は40年前の“その日”から始まり、ボブ・リー・スワガーが過去の真実と向き合う決心をする現在パートと、アール・リー・スワガーが殉職する銃撃戦までが交互に描かれる。この銃撃シーンが臨場感抜群で、暗く静かな現場という設定が逆に、張り詰めた緊迫感を増幅させているようで、すごく印象に残った。
下巻はアクションシーンが多くなる。陰謀と謎が浮き沈みしながら、徐々に事件全容が浮かび上がってくる。ここにきて一気に、銃とスナイプに関するマニアック的な目線が増えてくる。スワガー・シリーズに惹かれる理由がそれなので、待ってましたとばかりに更に読書ペースが加速する。(ガラガラヘビの理由については鳥肌モノ)
ラストのサプライズの必要性は正直疑問だが、全体的にいい構成だと思う。過去と向き合う展開に家族ドラマを持ってくるのはありがちだが、少し斜めから捉えた視点に、作中で展開される以上の膨らみを感じて満腹感この上ない読書となった。まだ二作目ではあるが、完成度の高いシリーズという実感は揺るぎないなあ。
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ボブ・リー・スワガーシリーズの第3作。ボブ・リーが全く登場しない前作「ダーティー・ホワイト・ボーイズ」が本作の序章に過ぎなかったことがわかった。また、前作の表題の意味が本作を読んでようやくわかった。それにしても、よく練られたプロットであり、人物造型も申し分ないと思う。多々指摘されている翻訳の問題も自分は気にならなかった。前作の読者は本作は必須だと思うし、本作を読むにあたっては前作を先に読むことをお勧めする。
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スティーヴン・ハンターによるボブ・リー・スワガーシリーズ第三弾下巻。
アールが殺害された当時、最先端の技術であった暗視装置が本作のタイトルになっていることが明かされ、アールも暗視装置を使ったハンターに殺害されたことが判明する。そこからボブとラスは少しずつ真実に迫っていく。
本作では極大射程の時のような最後の最後でひっくり返すような仕掛けは用意されていないが(それでもまさかの結末は用意されている)、綿密に張り巡らされた伏線を最終的に見事に回収する特徴がある。ボブがそこに至る過程は半ば強引に感じたり、ピンチに陥った時のある意味ご都合主義的展開が気になるところもあり、息切れしたかなと思わせる。
また、前作以上に誤植が散見され、物語に没入しにくくさせられた点もマイナスだった。
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ボブの父親アールの物語に始まる謎に挑む、ボブとラス。ラス親子との因縁も絡む中、思わぬ陰謀が40年のときをへて明るみに!いつもながらのスナイパー目線の丁寧な描写がワクワク感を募ります。2015/5読了。
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ボブが話の中心になってきた途端、俄然面白くなる。
微かに聞こえる飛行機の音から、敵の動きを全て予測して先手を打つ、ボブは超能力者か?(笑)
可哀想なのはサムの老いが、自分の気力体力では、どうにもならない姿が悲し過ぎる。
自分も決して若くないので、身につまされて切なかった。
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面白かった。
昔、田舎町の警官で殉職した男の事件を調べると意外な事実が。
田舎町の警官ということで、スチュアート・ウッズの「警察署長」を思わせるが、あれは、大河ドラマ的な要素が大きかったのに対し、本作では、事件を調べる二人の現在と、カットバック的に入る当時の状況の書き方がうまい。
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4分の3ぐらいまで何も起きない。スティーブンハンターの戦闘シーンの描写はやっぱりいい。緊迫感あって一気に読める。極大射程はそういったアクションが多くてミステリー要素しっかりしてた。今作はアクションが少なくて残念。ボブの射撃をもっとみたかった。3部作の最後に期待。