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最近この手の(?)本を読んでなかったんですが、良かったです。
正直、こんなにキレイな文章での手紙のやり取りなんて現実問題、難しいよなぁ・・・。なんて始めに思いましたが、そんなこと小説だからいいんです(自分で解決)。それにしても、深いなぁ・・・。とはいっても、まだピンときてないところなんてたくさんあるのですが。またもう少し年をとって、いろんな経験をしてから読むと、また違う読み方ができそうです。最後の締め方にも納得。
こんな文章が似合う・書ける女の人になりたいなぁ・・・なってみたいなぁ(ちょっと弱気)。
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宮本輝といえばこれでしょう!蔵王の紅葉(錦繍)のなかで再会した元夫婦の往復書簡のお話です。実際に蔵王の紅葉を見ているので、心のなかにその画像と共に残る1冊です。
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手紙のやりとりを描いたシンプルな構成で、とても読み易かった。『戦場から遠く離れた安全な場所で、人々を戦争に駆り出していた偉い人たちは、今度生まれてくるときは、どれもみな人間になることは出来ないに違いない』というおばあさんの話がとても印象深かったです。
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夫の浮気が理由で離婚した元夫婦の往復書簡。あのとき本当の気持ちが伝えられていたら・・・。男と女の考え方の違いに気づく本
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宮本輝 初期の作品。
書簡体という形で、話が進んでいく。過去と、現在と、未来について。
やっぱりいつものとおり再生の物語。
でももうちょっと足りない…。ラスト60ページくらいは意外と面白かったけど、前半はいまいち。
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書簡小説に徹底するのは良いが、この小説の場合は男女どちらの書簡も言葉が丁寧に選ばれて過ぎている分、逆にリアリティが生れてこない。宮本輝という第三者がふたりの文通の間に顔を出しすぎている気がしてならない。
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一番好きな小説
映画がショーシャンクなら、小説は「錦繍」優しさとはなにかというのが分かる作品。
既に書いてるだけで読み返したくなる(笑)
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とある事件をきっかけに別れた夫婦が、偶然の出会いから綴り始めた往復書簡を通して、過去を決別し、未来へ視線を向けてゆく。
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蔵王のトロッコで再開した、かつては夫婦だった男女。2人は互いの上に降り積もった年月を思い、手紙を送るようになる。長い、長い、手紙のやりとりを通じた、心の浄化の物語。
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読み始めて、過去の男女が傷舐め合って、ヨリ戻す系?と思ったのですが(私はその手の話はあまり好きではないので)、なんの!なんとも前向きなえぇ話じゃございませんか^^。ハッピーエンドではないかもしれんませんが、「さ、明日がくるよ〜」って気分でした。色々心に傷はあっても、人は前を見られるんです!
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最終的にハッピーエンドではないけれど、でも2人はそれぞれの道を前向きに歩んでいけるようになったわけです。読んだあと、とっても不思議な気持ちになった一冊でした。過去は変えることはできないけれど、
それによる自分の意識や考え方は今からでも変えることはできるだと教えてもらった気がします。そして手紙っていいなぁ〜って思いました
今はメールばっかりで最近手紙を書いたのはいつ?(思い出せない!)
っと言うくらい書いてないんだけど・・・これ読んだら誰かに手紙書きたくなりました。
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年を重ねるからこそ、こんなふうに誰かを想うことができるのだろうか。
人生の軌跡を相手と重ねるように、往復書簡は続いていく。
たとえ、ふたりの関係がもう終わったものだとしても、ふたりがお互いを想う気持ちは、変わらずに静かであたたかい。
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文字にしてあらわすことで、自分を見つめなおすことができたり
新たな自分に気づいたり、
手紙を書くって不思議な行為だと思う。
手紙を通してお互いを支えあう大人の物語。
でも、本当は手紙は自分自身に宛てて書いているものなのかもしれない、そんな気がした。
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別れた夫と妻が交わす、14通の書簡が構成する物語。過去を責めたくないのに責めてしまう切ない感情が、手紙という形式でよくここまで描ききれるなぁと感動した。もっと歳をとって読むと、また違った感想を持つようになるのかな…。
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小説の形式が手紙というのが面白いと思った本。
久々に会った昔恋人だった二人が偶然会い、手紙をやり取りしだすという設定。
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宮本輝氏の小説です。はじめから終わりまで、元は夫婦だった2人の男女の書簡によるやり取りで話が進んでいきます。