再認識しております
2016/01/19 09:57
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てらじゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今日から実践して行きます。
読み易く、具体的な行動に移しやすい内容でした。
目的と目標を立て常に意識して生きることや、人の幸せを想い人の為に行動することが、人の自然な生き方で理に叶っているという中野信子先生の言葉に大変勇気づけられます。
脳の性質ををうまく活用して、運を呼び寄せよう
2016/11/20 12:43
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで経験の中で、仕事の進め方で感じていた事が、脳科学からの説明で納得できました。
運というのは、その人がもともともっているものではなく、生まれつき決まっているものでもなく、その人の考え方と行動パターンによって変わる。運を手に入れられるかどうかは、その人がもともともっている運のよしあしではなく、「ゲームをおりるか、おりないか」の差にすぎない
私なりに、人生とは(Meaning of Life)「利他を意識し、夢を実現する自己満足の営み」と結論付けました。
【学んだこと】
■適者生存より運者生存
・種の生存はマクロ的、長期的には適者生存が現象を説明しているが、人間の一生のような短い時間では運者生存が当てはまる
・運・不運というのは、だれにも公平に起きていて、その運をどう生かすかを少なくとも人は主体的にかかわっている
・よりよく生きているからこそ、運も彼らの見方をする
■脳の性質
・近くにいる人の影響を受けやすい
ミラーニューロン:自分が運動した際に活性化する脳内の神経細胞ですが、ほかの人の運動を見たときにも活性化する
・三種類の脳
古い爬虫類脳:個人が生きるための脳
旧ほ乳類脳:個人の生命維持から一歩進んで、種の保存のために働く脳
新ほ乳類脳:もっとも人間らしい脳とも呼ばれる部分で、社会的な関係をスムーズに進めるための脳、いわば共生を志向する脳
・内則前頭前野:自分の行動を評価する部位
この部位が、「よくやった!」「すばらしい!」などと自分の行動を評価すると大きな快感を得られる
・互報性の原理:人間にはお互いに報酬を与え合うという性質が備わっている
人は誰かから報酬を与えられると「お返しをしたくなる」
・脳は、もともと、ひとつの刺激に対してすぐ慣れてしまい、飽きてしまうという性質をもっている
・脳は、ある行動で快感を与えられると、その行動をきちんと覚えていて、再び快感を得ようと同じ行動を繰り返す性質がある
・脳は、報酬を期待しているときこそ快を感じる、という性質がある
・脳は、人が新しい経験をし、脳が新しい刺激を受けることで、脳の中はどんどん変化する。脳の可塑性
・脳は、ルーティン化(パターン化・単純化)志向という、できるだけ考えなくてもできることを増やそうという性質がある
■運を引き寄せるために
・他人の尺度ではなく、自分の尺度で行動する
自分なりの「しあわせのものさし」をもっている
⇒そのしあわせの状態を積極的につくり出す努力をしている
⇒自己一致の状態(自分を好きな状態)になる
⇒人に好かれる
・ゲームをおりないこと
自分が「これぞ」と思っているゲームからけっして自分からはおりない
ゲームは常にランダムウォークモデルのように進む、と考える
負けが続いているときには、最小限の損失になるように努力し、次のチャンスに備える
・配慮範囲が広い人ほど運がいい
配慮範囲とは、現在の自分を原点にして人間関係と時間を軸にしたもの
・セレンディピティーとは「偶然の幸運をキャッチする能力」
セレンディピティーを発揮した人たちは、自分はこれがやりたい、これを達成したいという思いを強く持っている
・祈ることは、心と体の健康にプラスに働く
自分が叶えたいと思う願いの先に、自分以外の人の幸福がないかを考え、そこに焦点を当てて祈る
生きる意味を見いだした人は、脳の報酬系が刺激され、ナチュラルキラー細胞などの免疫細胞が活性化することで病が治る
意外だった。励まされた。
2019/02/09 14:40
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まりりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
運のいい人は、いまのじぶんを最大限に生かす工夫をしているそうで、意外でした。
運がよくなるために自分を変えることは、逆に遠回りしているのだとか。
私は自分(外見・内面)を変えるために美容本や自己啓発本ばかり買って読んでいました。
楽しいならいいのでしょうが、それができない今の自分にダメ出しばかりしていたので
やめることにしました。
自分がおもしろそうかどうかで決めることがいいそうで、ちゃんとそういうことが出来ていた自分を責めることがなくなってきました。読んで良かったです。
きっとこれが私が読む最後の自己啓発本になるのかも。
自己啓発本をどんなに読んでも満たされない方におすすめです。
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一見、非科学的に思える「運の良し悪し」に関して、脳科学者の立場から、科学的に「運が良くなると言われている行動」に関して分かりやすく解説をしてくれている一冊。
◆幸せの尺度は、自分で決める
◆感謝をする
◆自分は運が良いと思い込む
◆他人の幸せを願う
他にもたくさん「運を上げる方法」として、どこかで見聞きしたのもに対して、脳内で何が分泌されるのか、その結果何が起こるのか、脳内のどの部分が活発に動くのか等、とても分かりやすく説明をしてくれていて、納得が出来る。
得てして「運を上げる行動」は、人として正しいと言われる行為で、大切なのは分かっていながら実行するのは、言い訳を見つけてナカナカ....となりがちだが、
科学的に説明を頂くことで「意識してみよう!」と前向きに捉えられる様になるのは、とても素晴らしい事だと思った。
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20130306
運者生存 運のいいものが生き残る
運をどういかすか主体的にかかわっていける
運がいい、わるい 脳がそうとらえているだけの錯覚
運をつかみ、不運を防ぐ行動
自分を世間に合わせるのではなく、自分をいかす
自分で自分を好きになれるよう、自分自身に心を配る
割れ窓理論 他人も自分を粗末にしなくなる
報酬系を刺激、常に快、自己一致の状態
自分なりのしあわせのものさし
一番大切にすべきなのは自分
新奇探索性 行動を変えていく
幸福を感じている人の方が死亡リスクが低い ナチュラルキラー細胞
自分にむかって好きという
プラスの自己イメージ 運がいいという、紙に書く
運がいい人の行動を観察 ミラーニューロン
セロトニン しあわせホルモン
メラトニンをつくる
ドーパミン 生きる意欲をつくる 妄想で分泌
愛情をもって子どもを育てると記憶と学習の能力は高まる
ヤーキーズ・ドットソンの法則 適度なストレスで力を発揮
社会性 生き延びるためには女性や子どもを守らなければならない
ひとり勝ちしない まわりとうまく共存
品のある行動を心がける 最終的なお互いの利益のために
爬虫類脳 生命維持
旧哺乳類脳 種の保全
新哺乳類脳 共生
利他行動 自分で褒めてもよい
配慮範囲 思いを馳せる未来の時間のこと
これが広い人、よい人間関係構築 思いやり
不安を感じたら
セロトニンの分泌 早寝早起き、運動、お風呂
互報性の原理 報酬をもらうとお返ししたくなる
お礼を受け取ることで相手の気持ちを軽くする
セレンディピティ—のために 明確な目標をもち、常に忘れないこと
自分なりのしあわせのものさしをもつ
一般的な価値観に惑わされなくなる
マイナスの出来事が続いても簡単にゲームから降りない
飽きないために 達成後の自分の姿をイメージ
マイナスの状況をいったん引き受ける では、どうするか
夢の実現をイメージ、喜ぶ、快、ドーパミン分泌
よい祈り 自分以外の人の幸せ 脳内快感物質
プラセボ効果 逆、ノーシーボ効果
運のいい脳に変える 何歳になっても脳を育てていける
意識して祈る 海馬が活発に
夜は一日の振り返り 将来のために今日は何ができたか、できなかったか
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暇つぶしに買った本ですが…
とりとめのない本。ムダに文章量を多くしている感じがして、本来の【科学】と【運】の関連性がボヤけてしまっていると感じた。
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運の良い人は 自分を大切に 扱い
いま の自分を 最大限に 活かす!
プラスのイメージに 特別な 根拠は いりません
根拠の ない 自信 さえ あれば よいのです
人の運の よしあしは 科学的に みれば
もともと その人が もっている と
いうよりも、その人の 行動パターンに
よって決まると 考えるべきでしょう。
最適より好適
最適な戦略をとると、一時期は勝てるものの、長期的なスパンでみると 滅びてしまう可能性が高い。
よって ベストより ベターな 道を 選ぶべき。
配慮範囲 の広い利他的な志向を もつ
人は よい人間関係を持続的に 築けるため、自分の周囲に磐石なネットワークを
つくることができ、それが 運の 良さ
に つながる!
人の欠点を 批判するのは簡単ですが、
欠点に 寛容 に なるのには 少し
エネルギーが 必要かも 知れません。
しかし 他者と 共生していくには
重要な ことなのです。
運のいい人は マイナスの状況を
いったん 引き受け では どうするか?
と 切り替えて いる
この マイナスの 状況を どう生かすかと考える。 それが できる人が 運のいい人!
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人生プラマイゼロというけれど、実際に統計を取ってみると若干違うそうです。
人間の一生ぐらいの短期間だと、+200~300もしくは-200~300に集中するそうです。
目次をざっと見ると多分8割ぐらいのことは、皆さんご存知のことなのかもしれません。
しかし、この当たり前のことが実行できてないから、なかなかうまくいかないんですよね。
やはり、運をよくするのもそれ相応の努力が必要だということです。
心に残った一節(ちょっと長いですが)。
冷静に考えてみると、自分が苦手な人、嫌いな人というのは、反面教師になる場合も少なくありません。
自分の中に、苦手な人、嫌いな人と同じ要素を見つける場合もあります。しかしそれは自分を正すチャンスとなる。まさに「先生」となるのです。
こう考えると、苦手な人、嫌いな人に対する見方や考え方が少し変わってはきませんか。
もちろん、いきなり、無理やり嫌いな人のしあわせを祈る必要はありません。無理に祈っても、脳は「それは嘘でしょう?」と見抜きます。
しかし、少しずつ苦手な人、嫌いな人への見方を変える努力をしてみる。そうすることで、脳の中も良い方向へ変わっていくはずです。
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よくある「運のいい人」についての話です。内容としては
従来の他の方が書かれているような「運のいい人」や「運が良くなるためには」のようなものと大差はないと思います。
非常に読みやすく、内容もすらっと頭に入ってきます。
単純にハウツーとして読むならお勧めできます。
スピ系に走りそうな内容をちょっと脳科学というアレンジで読ませるところが著者の作戦(?)のポイントでしょうね。
立派な科学者なのです。でも宗教の人だという話も聞いたことがあり。
それっぽい著書もありますがそちらは手にとっておらず。
気になるところですが…手にとるかどうかはこれで「運が良くなるかどうか」でしょうかね(笑)
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運が良くなるには 自分が幸せと思う物事を明確にイメージ、自 分(心身ともに)を大切に、利他の心を持っ てや生きる
毎日2回(朝晩など)決まった時間になりたい自分をイメージし、祈る
やろうと何度も思ってやってないので今日からやろう、やる。
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運をよくするには、脳から変わること。
そういえば「夢って具体化すると叶う」とあちこちでよく聞きますが、ここでも「具体的な目的を持つこと」「ゲームを降りないこと」「いつも頭のどこかで夢を意識しておくこと」とありました。
ということは、中山庸子さんの「夢ノート」も、中野さんのおっしゃることに照らせば、すごく理にかなっているということですね。夢ノート、続けよう♪
あと、脳の報酬系を利用するという話、なるほど!と思いました。一つのことを学習するには、脳が飽きないように、脳が喜ぶ新しい刺激を与えるために、角度を変えて学んだり、こまめに達成感を感じられるような工夫をするといいということですね。
ということは、漢字や英単語の小テストってこまめに必要なんですね。ただし、常に80点以上取れるのであれば、ですが・・・笑
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・自分が心地よい状況を生かす。世間の標準に合わせない。
・自分なりの幸せの物差しを持つ
↓
その状態を積極的に作り出す努力をする
↓
自己一致の状態になる
↓
人に好かれる
・「自分大好きよ」3週間語り掛ける
・これをやりたい(夢)を強く持っている
・祈る
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特に新しい発見はなかったが、分かりやすいし読みやすかった。流れ星に願うことで夢が叶うのは、そのくらい瞬時に夢を思い出せるよう常に頭の片隅に置いとくことと言うのは「へー」って思ったかな
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運のいい人は、自分は運がいいと思い込む。運がいいと思っている人も、悪いと思っている人も、遭遇している事象は似ていることが多いのだが、その捉え方、考え方が違うので、対処の方法も違う。
たとえば運が悪いと思っている人は、うまくいかなかった時にそのせいにしてしまうが、運がいいと思っている人には努力や改善の余地が生まれる、ということ
そう考えると、運がいいと思うことに根拠はいらず、思うこと自体に意味がある
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この本は、生き方指南書が指し示すものについて科学的な見地でその理由を述べようとしたものである。セロトニン、オキシトシンなどの記載もある。存念ながらそれはやはり難しいのだと思う。
最近感じていること、この本が述べていることは大方あっている。むしろかなりしっくりきている。しかし本書はそれを科学的に証明している訳ではない。
とはいえ、少ない私の人生経験と整合しているし、今やっていることばかりである。
進化において生き残るとは、相撲で言うところの徳俵に足がかかった時にどう踏ん張るか、最後まで諦めない根性、そもそも最初の立会いで相手を圧倒するための練習と作戦、そのリスクをとる度量、みなで協力しながら食事、練習、休息のための部屋を守ること。エコシステムでのダイナミズムでのちょっとした行動変化が生き残りを決めているということか。
そうなれば少しでもその確率を上げるために行動を変えることは理にかなっている。問題なのはマイナス要素に感じる事象が発生した場合である。
一見マイナス要素だとおぼしきものを発見する力はとても大事だ。死の危険の場合は特にクリティカルだ。うつ病などの原因にもなることから無いのに越したことは無いと思うが、適度なストレスにいるからこそ発揮される力なのだと思う。
なにごとも過剰は適用を阻害する。アレルギーもそうだときく。われわれに必要なのは、いい(良い)加減に生きることである。