紙の本
日本人もガンとの戦いに敗れていくのか
2007/01/13 01:28
28人中、26人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前著では、病気にならないためにはどうすればよいのかについて非常なる説得力で展開されていた。その有益さはみのもんたの番組の比ではない。みのもんたの番組では、痩せるなら痩せるで一点集中である。故に、統一性の無い誤りが混在する。食事前にリンゴを皮ごと食え?農薬漬けの自殺行為である。
本書はその続編である。前著については、たとえば時間がたった揚げ物を食べないだとか、水を2L飲むとか、酒はダメ、タバコは言語道断、電子レンジはダメ・・・実践不可能という愚痴を垂れる意見が続出していた。しかし、本書はそれを踏まえて実践しやすく指導されている。
先生によれば、日常生活こそ病気の原因なのだと言う。これはホントであろう。例えば、歯磨き粉である。歯磨き粉の中に含まれるフッ素は害毒そのものである。確かに微量だからとの反論もあろう。しかし、口内には角質層がなく、直に吸収されてしまう。それ故、フッ素や発泡剤のラウリル酸など発がん物質がモロに吸収されてしまうわけである。歯磨き粉は日常生活で最大の発ガン因子とまで言われている。ただ、それじゃ生活できないじゃないか!と思考停止してはいけない。せっけん歯磨き粉などがシャボン玉せっけんなどからちゃんと出ている。
著者は肉食の末路は大腸がんと断言する。30万人の臨床例から演繹した結論だと言う。きっと、本当に体に悪いのだろう。成長ホルモン漬けの豚肉など最たるものである。
また、意外と健康本に対して多い批判が「そんなに健康に気遣って楽しいか?」とか「自分だけいいもの喰おうなんてムシがいい!」とかである。しかし、問題はそんな信念とか単純なものではない。日本の食品業界は最悪である。大抵、私などは日本の電機産業は最高であるとか日本を貶めるようなことは控える方だが(無論、全て真実故にだが)、日本の食品業界は最悪である。
発ガン物質だらけの安物プリンハム、農薬まみれの野菜、マーガリン過剰使用(マーガリンは著者によれば最悪の合成油だそうで、現に使用禁止の国も増えている)、青色何号という着色、そして目を転ずれば子供向け派磨き粉にまで入る発泡剤。食品行政を転換しなければならない時期に来ている。
消費者が悪いのである。ハムに着色しなければ買い手が無いというのだから、何とバカな消費者か。それでは困る。
著者は年に2〜3回しか肉は食わないという。そこまですべきとは先生もいっていない。食べてもいい。ただ、出来るだけ回数を減らせ、その理由は・・という感じの主張である。そして、活性酸素を生む酸化した油はやめよとこれは強く警告する。これは知っておいた方がいい。また、牛乳は病気の元であり、骨粗鬆症を「招く」から絶対にやめよという。牛乳も、酸化油もやめることは誰でも実践できるはず。このとおり、著者は絶対にやめるべきものとそうでないものとの濃淡はちゃんとつけているのだ。
とにかく、本書の功績は、食品業界および行政に一石を投じた事である。牛乳については賛否争いあるも、明白に著者の説が説得力があり、有力といえる。乳製品は一切控えると言う欧州人や米国人は結構多い(確かマドンナとか)。
ガンとの闘いにアメリカ人は敗れつつあるという。しかし、それは我が日本人も同じである。若い世代が、今の老人のように85まで生きられると思ったら大間違いである。必ず寿命は落ちてくる(医療は度外視すれば)。ガンと闘うのは、結局個々人なのであり、その死に様こそ、残念ながら不摂生の勘定書なのかもしれない。私もヤバイ側の人種である事は言うまでも無い。
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『病気にならない生き方』の続編です。
前編を読んでいなくても、問題なくわかる内容です。
《本書では、健康に長生きするための細かな実践方法を、「正しい食事」「よい水」「正しい排泄」「正しい呼吸」「適度な運動」「上手な休息・睡眠」「笑いと幸福感」という7つの項目に分け、できるだけ具体的に述べていきます。》
とあり、特に食生活についてたくさん書かれています。
前編と同じく、たくさんの方に読んで頂き、実践して欲しい内容です。
前編も読んでおり、又、本書でも紹介されています、「安保 徹」「安部 司」の著書も読んでいますので、目から鱗が落ちるという内容はありませんでしたが、どのように健康に良い生き方を実践すれば良いかがわかりやすく書かれています。
健康の本をあまり読んだことのない方には衝撃の内容と思います。(内容を信じるかという問題はありますが…)
《前著が究極の「理想」を謳ったものだとすれば、本書は楽しみながら健康によい食生活を送るための「実践編」です。自分体の許容範囲を知り、健康によい生活習慣を無理なく身につける方法をできるだけたくさん盛り込みましたので、それぞれの生活スタイル、個人差に合わせ、楽しみながら、エンザイム・セラピーにもとづくこの健康法を日々の生活に取り入れていただきたいと思います。》
とあり、まずは、無理をせず、自分に出来ることから始めたら良いと思います。
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新谷氏の(シリーズ?)2冊目。しかし、実践編という割には、真新しいものがなかったと残念に思いました。
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著者の言うエンザイムをオージャスやアグニと入れ替えるとアーユルヴェーダの本にもなってしまいそうな内容。
これを読んでアーユルヴェーダってすごい!と思ってしまった。
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前編を読んでも、どうしても実践までは難しく。
言い訳しだしたらきりがないんだけどね。
やっぱり「自己管理欠陥病」
で、この実践編。
「人間の体は本来病気にならないようにできている。」
から始まって、いろいろと体のためのお話が続く。
「エンザイム」という言葉を使うから胡散臭くなるけど、
言ってることはよくわかる。
「いまのあなたの体は、あなたが歩んできた人生の集大成です。
よいことも悪いこともすべてあなたの生き様が体には
現れています。」
と言われると、
「現れてるなぁ」
と腹のあたりを眺めつつ。。。
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ミリオンセラー「病気にならない生き方」の続編。
前作と内容はほぼ被っているので、
改めて読む必要はないと思います。
正直、胡散臭い話も出てくるので、
納得したことだけ実践してみたいと思います。
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健康、体、食事、生活について大きく感銘を受けた本。
自然のままがやはり一番なのだろう。
また、極論になっていないところが非常に好感をもてた
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「正しい食事」「よい水」「正しい排泄」「正しい呼吸」「適度な運動」「上手な休息・睡眠」「笑いと幸福感」という7つの健康法が紹介されている。
電子レンジはなるべく使わないようにする。
今晩の焼肉より10年後の自分のタメにいたわる精神を体のどこかにおいておこう。
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1を読んでから1年以上空きましたが、やはり興味があったので読んでみました。
新谷先生のおしゃる事は正しいんだろうけれど・・・
それを実践するのは普通の生活をしていたら難しいのでは?
1を読めば2を読む必要はなさそうな。そんな内容でした。
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前作の補足といった感じでしょうか。前作もそうですが、字がでかく読みやすい。
本書で参考になったのは、
・日本人の平均寿命を延ばした要因は、乳幼児の死亡率 が低下したことであり、高齢者の平均余命はそれほど 大きくは延びていない(寝たきりが増えている)
・「うちはガンの家系」は運命ではない
・カテキンを多く含む緑茶を大量に飲めば胃ガンになり やすくなる
・工場由来の食品に命は宿っていない
・濃縮還元のジュースに栄養はない
・白い食品は体によくない(かぶや大根は違うけどね)
そして、極めつけは「安全な食品を本気で求める消費者が増えれば、安全な食品を作ろうとする生産者も増えてくるはず」という言葉。
昨年は食品偽装が次々と明らかになったけど、やはり顔が見えないところに問題があるんでしょうね。家族や知人にはいい加減なものを食べさせたいとは思わないから。
ところで、本書では前作で少し触れられていたトランス脂肪酸(マーガリンなど)について詳細に書かれており、それも参考になります。
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「正しい食事」
「よい水」
「正しい排泄」
「適度な運動」
「上手な休息・睡眠」
「笑いと幸福感」 の七つの実践と
5つの流れをよくする
「血液・リンパ」
「胃腸」
「尿」
「呼吸」
「気」
もう少しまとめてくれたほうが
取り入れやすいかもなっと
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(2009-02-15読了)
生活編では食生活について各食物事に詳しく説明されており、今まで身体にいいと思って食べてきた物についても見直さなければならないと思わされました。
また「水分と水は違う」という提言についても正直ビックリしました。あまり気にし過ぎると食べる物がなくなってしまいますが、意識をもって生活する事によって健康な生活を長い間続けることが出来るのではないかと思わせられました。
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図書館で借りた本。
1の方はずいぶん前に読んでいたので、2を図書館で見つけたので借りました。
著者のミラクルエンザイムに関する仮説は納得するところがあり、
自分のからだの中の、エンザイムを無駄遣いしないような食生活、生活習慣を心がけようと思いました。
でも、からだに対しての知識が少ない人が読むと、じゃあ何を食べたらいいんだ?とか今までの自分の食生活を否定されているような気がして不愉快かも。柔軟性のある人が読んでみるといいと思います。
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これもドミにあった本。
比較的新しい本ですし、読みやすく内容も分かりやすいものでした。
事実と経験に基いて書かれており、分からないことや推測でものを
言っている場合はその旨が正直に記載されていて、
読んでいて気持ちの良いものでした。
このシリーズをもう少し読んでみたいと思いました。
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残念ですが前著より影響力は落ちました。食の大切さの再認識、やはり生きた命の宿った新鮮な食材を取ることが大切です!安価な食材はそれなりの理由があります。高価な食材は何故高いのか?製法、飼育、手間隙、環境、等安価なだけで食品を選ぶ週間は避けなければなりませんハピネスの重要性も書かれています