紙の本
宮部みゆきのアンソロジー
2023/11/21 15:10
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部さんが集めた怖いお話の数々。ただ、怖いだけでなく、地味があり情味があり人の思いの深さを感じることができる話が集まっていた。宮部氏(この本はアンソロジーですが)の怪談話を、なぜ、こうも人は読むんでしょうか。そこに人間界の奥深さがあるからひきつけられるのでしょう。恐さだけで終わらないからではないかと思いました。
紙の本
「つまみ食い」的
2015/11/24 18:58
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆきさんの時代物の舞台となった場所の解説や写真、既出の短編(他の作者のものも含む)などで構成された本です。北村薫さんとの対談で、宮部さんが、仕事場のマンションのベランダで干していた傘が……という話をされていますが、謎です。
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勝手に平成お徒歩日記のような怪談話の舞台を訪れる本だと思っていたので、ちょっと肩透かしを食らった感が否めません。これは、今、宮部氏が取り組んでいる百物語に関するムック本なのかな?
内容を確かめずに買った自分が全面的に悪いのですが、ちょっと期待していたものとは違った。
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人の業がなせる、恐ろしくも切ない怪談話の語り部・宮部みゆき。稀代のストーリーテラーが織りなす物語には、どんな思いがあったのか。『泣き童子』が話題の「三島屋変調百物語」シリーズをはじめ、物語の舞台を歩きながらその魅力を探る異色の怪談散策!さらに怪異の世界を縦横に語りつくす北村薫氏との特別対談に加え、“今だから読んでほしい”小説4編を厳選。ファン必携!著者責任編集「宮部怪談」公式読本。
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「三島屋変調百物語」の舞台となった界隈の地図を冒頭に載せ、辺りを散策するという趣向で始まる。その後、北村薫氏との対談や、百物語の一篇である「曼珠沙華」など宮部作品や宮部氏推薦の怪談が配されるという構成である。
ひと口に怖い話と言っても、はっきりしたあるものに焦点を定めた怖さ、なにやら得体の知れない怖さなど、さまざまあることに改めて思い至る。なにが怖いのか判らない得体の知れなさほど恐ろしいものはないと思わされる一冊である。
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『稲生物怪録』 で有名な三次市で 妖怪の結婚式 『化物婚礼絵巻』
見てきました。
妖怪に興味をもっているところに こちらの著書。
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東京は遠いです。怪談の舞台の今の東京を歩くのは面白そうですが、写真で見るのとは違う雰囲気を味わえそうですが……いつかまたです。
岡本綺堂さんの「指輪一つ」は怖くて不思議で、哀しいお話でした。
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宮部みゆきが江戸怪談を語る…と思ったのですが、そういう面は弱く作品のインタビューと再録作品、オススメ作品の収録、そして江戸怪談の舞台の紹介というファンブックでした。
しかし北村薫との対談は読み応えがありましたし、オススメ作品は岡本綺堂と福澤徹三と普段読まない作家なので面白かったです。企画ものはそういう面白さがありますね。
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宮部みゆきの本所深川の怪談話に関連する場所の説明、北村薫との対談、宮部と他の作者の短編集が計4編。
話に出ていた場所の地図や写真は参考になります。
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やー怖かった!いや、巻末収録の怪談が。宮部さんご自身の怪談は、怖いというよりは切ない感傷があって好きですね。こういう裏話系は、知らずにいた方が純粋に楽しめる面もありますが、やはりファンには興味深く読めました。
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新聞一面下段に載ってたので買った。散歩とあるので地図や今の場所などだけかと思ったらそれは少なく宮部みゆきと北村薫の対談や宮部みゆき作品と宮部みゆき選の作品。
思ってたのと違ってたし宮部みゆき作品は読んだものだった。
選の岡本綺堂、福澤徹三は読んだことなかったし岡本綺堂の「指輪一つ」がとてもよかったのでまぁよかったなぁ~と^_^;
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作者の作品は好きなのですが、こちらの本は“根津神社”の事をかいてあったので読んでみたくなりました。
根津神社にも参拝に行ってきてしまいました(笑)
「曼珠沙華」が一押しですね。
後は、最終章の実話と怪談を扱った話の「怪の再生」に引き込まれました。
こういう体験をした事はないのですが、すごく興味があります~。
本当に、それぞれの話のその後が気になります。
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なんていうか・・・宮部みゆきの「三島屋」シリーズの公式ファンブック的な感じでした。新作の短編が一つも載ってるとかあるわけでもなく・・・見どころは本人インタビューとか北村薫との対談くらいでしょうか?
対談での怪談についての熱い話は「ほう」と興味深くもありましたが、作者の本人像とかではなくて作品を追っかけたい自分としてはちょっとがっかりかな。いやむしろインタビュー中の「今後の展望」でおもいっきりネタバレされたような・・それは知らずに読んで「おお!!」とかなりたかったw
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宮部みゆきが怪談を紹介する本、と期待して読んだが、これは宮部みゆきの怪談を紹介する本だった。宮部みゆきの大ファンなら楽しめる内容なのだろうけれど、そうでなければ前半の作品紹介や対談は退屈。後半に収録されている短編は非常に面白かったので星3つとした。
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宮部みゆき公式怪談ファンブック
宮部みゆきさんの怪談が好きな人向き
この本を持って聖地巡礼ってとこかな
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怪談の舞台を歩くガイドを読むとこの通り回って見たくなる。三島屋変調百物語シリーズが好きな人にはいいガイドブックだと思う。