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泣きたいくらいにみずみずしい悲しみ、感動、希望。大切な人の「死」という暗闇から、いつかは抜け出していけるまでのか弱く、でも強い人々が描かれています。ばななデビューの1冊。
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あまりに有名なこの作品を、この歳になって初めて読んだ。想像してたのと違った。おもしろい。そして、ちょっとせつない。
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見てもらえればわかるんですけど、よしもとばななにもろではまりました。面白い。スーッと体の中に文章が入ってくる感じ。それはとっても温かくてふんわりしていて、あったかいココアを飲みながら誰かに背中から抱きしめられている感じ。
キッチンにはそんな優しさと温かさが十分つまってます。
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ばななワールドにハマるきっかけとなった本です。
大切な人を失ったときのみかげの空虚な気持ちに、共感しました。
登場人物たちの温かみが、心に伝わる作品です。
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ほろ苦い恋愛体験を綴った珠玉の短編集。女性の主人公達の持つ繊細でな感受性から放たれた文章の表現力には、心から脱帽である。女性作家というものをこれまでの人生で敬遠してきた節があったが、この本がきっかけで色々と読んでみようと思った。個人的には「ムーンライト・シャドウ」という作品は、「今、会いに行きます」という作品とオーバーラップした。多くの男性にとっては、不明瞭で繊細な女心を知るきっかけになる書かもしれない。改めて言う。とにかくお勧め。一度は読むべす。
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大好きだ。人生の一冊を選ぶならリストの中に必ず入る。角川文庫のバナナの絵の表紙がいちばん好きなんだけど、最近見かけなくなっちゃったなぁ。
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再読。
とても好きな一冊。
初めて読んだときと同じように "ムーンライト・シャドウ"を読んで、泣く。
吉本ばななは喪失感や死について、柔らかく優しくひんやりと描く。
嘘くさくない。共感でも一体化でも客観でもなく、ただ漠然と「わかってくる」気になる から不思議
大切に、したいと切におもう。
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ばななさんの作品で、初めてみたのが、キッチンでスーッとするような、気持ちが少し軽くなるような、読書感が心地良かったです。
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どちらかというと表題作よりも後ろに入っていた「ムーンライトシャドウ」の方が好きでした。大事な人を喪失することで衰弱する・壊れる人が描かれている話が大好きなもので。
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初めてのよしもとばなな作品。
三作品共にシャボン玉みたいに、脆くて透明ででもしっかりと死と向き合っている感じ。主人公のみかげに平山あやちゃんを想像しながら読みました笑
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読みやすいのが第一印象。
優しかったり、切なかったり。
一度は読む価値ありだと思います!
出てくる人物やその人の設定がいい。
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キッチン、満月ももちろんですが、ムーンライト・シャドウが素晴らしいです。手元にずっと置いておきたい作品です。
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勧められて読んでみた。ストーリーは変だなって思ったけど、たまにすごく心にひびく言葉が出てきてそれが良かった。『ムーンライト・シャドウ』も良かった。
どちらも儚い話だったから、一気に読んで、そのあと感傷から抜けられなくてしばらくぼーっとしてた。
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もうすでに懐かしいような、いやでもまだそれほどまでに経験していないような、この感覚は、わたしを切なくさせる。 読んだあとにぎゅうっと、抱きしめたくなる、ここにあるものすべてを。
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キッチンは20年弱も前の話なのか、当時どういう風に評価されたのかとても興味があります。
キッチンは良かったけど一緒に入っていた短編は謎過ぎるファンタジー、根拠が無さ過ぎてびっくり。