電子書籍
京都の内側
2017/04/23 19:59
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投稿者:maiale - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者のグレゴリ青山さんが京都に住んでいることもあり、濃い京都のお話です。
京都の紹介に始まり、京都でのアルバイトの話まで、色々な京都の内側を書かれている感じです。
アルバイトのくだりでは、アルバイト先の外からではわからない「いけず?」いえいえ、「合理的!」なお話が書かれてあります。
こちらも、笑える1冊です。
紙の本
ディープな京都案内
2012/10/10 20:11
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の「ナマの京都」よりも京都観光のガイド色が濃くなりました。ただし、ディープ感は健在です。また、前作はエッセイも挿入されていましたが、本作はマンガがほとんどです。私個人としては、「ナマの京都」よりも本作の方が参考になりました。
内容としては、五条ゲストハウス・町屋の現実・銭湯(正面湯)・錦市場・京都タワー・京都国立博物館・壬生寺等にまつわるエピソードが語られ、「京都通」好みの仕上がりとなっています。気軽に読めますので、単なる名所・旧跡巡りとは違うディープな京都を味わいたい方には、お薦めです。
電子書籍
いけず
2017/02/11 13:14
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都のいけず解説や漬物屋でのバイト話などが面白かった。
観光案内としては、京都行き過ぎてもう飽きたっていう人向けかな。
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「ナマの京都」に続く、京都の裏側がわかるコミックエッセイ。京都出身のグレゴリ青山さんならではの視点が楽しめます。
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京都の穴場案内から京都のいけずの実態まで描くコミックエッセイ。京都は好きだけど、これを読んだら嫁にはいかれない...。(っていうか、京都の老舗にね...。)
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同じ年のグレゴリ青山さんのあの独特の絵。
ストーリーに、ネタに、濃厚な灰汁があって、
まるで青汁のように一気に飲み干すには捨て身の勇気と達観した精神力が必要です。
でも、居酒屋「静」に行ったことがあって、あの絵を見たことがあります。
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京都らしさを味わおうとすると敷居が高かったりお金がかかるのでは?と身構えてしまいがちです。
この本では、京都をいかに安く濃く楽しむかが、京都出身の作者の目線で描かれています。
ちなみに私は、この本をきっかけに銭湯にはまりました。
400円ぽっきりの入湯料で、漢方風呂に電気風呂にサウナに露天風呂に、いろいろな種類のお風呂に入れちゃうのが面白くてお得!
地元の人々の生活感たっぷりな会話も聞けて、人間ウォッチングになります。
京都に出かける時は、ぜひお風呂セット持参で。
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ものっすごいしぶちんな京都人の豆知識満載の本。
五条にあるという安いドミトリーに宿泊してみたくなります。
そして、京都に住む人にとって超盲点な、京都タワーの展望ランチが食べたくなりました。
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「ナマの京都」に続く、京都の人々のいけずさとしぶちんさを語り尽くす漫画エッセイ。またしても、おもしろかったです。とにかく中年女性の全身像を表現するのが上手で、この絵を見ていると安心して年をとれそうな気がします。
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あはは、わかるわかる。京都人って本当にシブチン(けち)でイケズなんだよね。京都生まれのグレちゃんが、その生態を楽しく読ませてくれる。
京都は、古い街なのに外国人や学生に優しいと言われたりするが、なーに、それは、どうせ「ガイジンさん」や「学生はん」はよそ者でそのうちどっか行くからなのだ。はんなり嫋やかな京美人も、その笑顔の裏でイケズなことを考えてるんだから~。開けっぴろげで人の懐にズンズン踏み込んでくる大阪のオバサマたちとどっちがいいか、うーん、難しいところだ。
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グレゴリさんの京都エッセイはどれもおもしろいです。
別の本でも「京都もんはしぶちんや」と書いていたら、とうとうそれがタイトルになりました。
本人がイラストの中で、「い」と「し」のスイッチを頭につけて登場します。
「い」は「いけず」、「し」は「しぶちん」のこと。
京都人は、たいていどちらかのスイッチが入っているのだそうです。
地元の人だからこそここまで自虐ネタとして言えるんですね。
よそもんがこんなことを書いたら、京都の人に総スカンを食らいそうです。
京都の夏の名物といったら、川沿いにせりだした床が思い出されます。
この床、鴨川では「ゆか」、貴船・高雄では「とこ」というのが一般的なんだとか。
さほど遠くない地域なのに、なぜ呼び方が違うんでしょうか?
仲良くないのでしょうか?
すっかり著者に感化されて、斜に構えて京都を見るようになっています。
京都といえば町家ですが、近年ではかなり銀のアルミサッシに変わっているのだそう。
残念な話ですが、著者の家もまた、アルミサッシ化したそうです。
その地に暮らす住民にとっては、古くからの景観よりも実用性を重視するのは当然のこと。
隙間風が入ってこなくなり、快適だそうです。
もともと、夏に風通しがいいのが町家の長所でしたが、冬はたまらないのでしょうね。
「正面湯」という銭湯が紹介されていました。
観光ガイドブックではついぞ見たことがない場所です。
ここは、ビルになっているため、男女別とはいっても裸でエレベーターに乗るんだとか。
知らない人とすっぽんぽんで密室にいるなんて、かなりシュールです。
京都探訪の際には、行ってみたいものです。
京都の人だからこそ見えてくる、観光地とは違う京都の顔。
きれいなだけではない、図太くタフな京都をおもしろいタッチで紹介してもらえます。
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面白かったけれど、12年前の出版かぁ。お店情報はあまり役に立たないかもな(行く気もないけれど)。でも京都タワーはまだ建っている、もう25年くらい行ってない。今度行ってみよう!(2018-06-02L)
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観光では垣間見れない京都人の生活が描かれている、マンガとはいえ侮れない。「うちのところ」を「うっとこ」と表現するあたりにリアルな京都弁?を見た!