紙の本
変態友人と幼なじみ
2015/08/25 10:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日渡陽太が目を覚ました時、萌えキャラ抱き枕が後頭部に合体していた!友人の、容姿はイケメン、中身は残念な真上影時から預かった抱き枕なのだが、もう取り外せない。シルエットは完全にTの字と化してしまった陽太だが、とりあえず登校する途中、幼なじみの宇月光里とぶつかって、今度は手が彼女の胸にくっついて離れなくなってしまったのだ。
もはや進退極まった陽太だったが、同級生の天川星也がその事態の謎解きをしてくれる。コンというぬいぐるみのつくも神が、陽太に思念糸という能力の一部を貸し与えた結果、物同士を融合させる性質を持ってしまったのだ。
コンを消滅させようとする天川星也に対し、コンの可愛さにメロメロになった宇月光里はコンをかばい、陽太は幼なじみの意志を通すため、星也に敵対することを決意する。しかし、彼の能力はメチャクチャすごかった。
3編の連作短編で、物語を転がすのは随所に登場する変態たちだ。真上影時は完全な変態紳士だし、天川星也の部下である火威美紅は、女子のパンツを集める変態女子高生。コン以外にも、天むすというハムスターが能力を発動し、色々と混乱を巻き起こす。
変態によるボケと、可愛い幼なじみとのラブコメに終始するかと思いきや、ファンタジー的な設定も実は仕込まれていることが最後に明らかにされる。
軽妙なボケとツッコミのテンポ良い会話はいい感じだと思うのだが、3話ともほとんど同じ構成になっているところでちょっと飽きる。能力に発動する可愛い存在が登場し、それと相性の良い人間が巻き込まれ、そして解決に誘導されるというパターンだ。
しかし実はその裏に、思念紡績協会という組織の思惑が隠されていることが明かされるので、このパターンに何の意味があったのかは、次巻以降で明かされることを期待したい。
紙の本
タイトルは酷いですが。
2012/01/24 02:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:霜柱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いえ、タイトルだけでなくあらすじも大変酷いのですが、いざ読んだら中々面白かったですねー
ラブコメですが、MFのライトノベルには珍しく(?)ラブの部分が非ハーレムで幼馴染と既に夫婦レベルだったり、能力バトルも要素としてあるのですがバトルがかなりギャグ寄りだったりと、結構異色な作品かと。
ヒロインである幼なじみが天然ボケをぶっちぎっているレベルにボケていたり、友人の変態度が突き抜けすぎていてむしろ壮大だったり、話の展開にコケたりと、中々濃くて面白いですねー
ただ、それらに押し負けて主人公のキャラが弱いよーな気もしなくもないですが。
個人的には、最近のMF作品の中で一番お気に入りです。
投稿元:
レビューを見る
タイトルが『Tとパンツとイイ話』で、どんな話かと思ったらTとパンツとイイ話だった!!w
バトルも楽しかったし、ヒロインもかわいかった。真上の変態論ブッてる時なんか本当にキモかっこよかったw
次巻が今から楽しみ!
投稿元:
レビューを見る
まさかの異能モノとはタイトルからは想像外でした。次はタイトル変わるんかしら。T再びの展開も捨てきれない気もするけど。しかし主人公以上にサブ(影時)がこれほどのインパクトを誇るとは(笑)突き抜けた変態ってすごいですね(笑)と思ってたらヒロインも割と残念な面がチラホラ。あれ、主人公がまともサイド?まぁ幼馴染のイチャラブは読んでてほんわかしたので許す。
投稿元:
レビューを見る
微エロスメルほのかに漂う、コミカル異能力バトルもの。
3話仕立ての連作形態をとり、次巻への展開もにおわせている。
エロ要素そのものはかなり薄く、エロネタを題材にした突飛で荒唐無稽な展開や台詞群に味わいを見出す系統の作品だった。
原則一人称文体だが、主人公のイイキャラあんばいも影響して、文章の読み味がややおとなしめなきらい有り。
能力設定のわかりやすさや物語面での作用の面白さは感じられたものの、映像イメージの面ではあまり映えない印象だった。
ハーレム展開じゃないのは最近のこの系統の作品においては結構意外なポジションか。
投稿元:
レビューを見る
一言で表すならバカっぽい。良い意味で
MF文庫では珍しく一途な主人公で幼馴染のためならどこまでも頑張る。
そんなひとでした。
続き、出たら読みたいですね
投稿元:
レビューを見る
なんか雰囲気から色々と酷そうな感じだったけど、読んでみると意外なことに異能力系が主軸で、謎のペット(かわいい・・・?)や愛すべき友人(変態)や幼馴染(性格がアレ)、美少年(残念)といった個性的キャラ達が主に変態方面に好き勝手暴走するのが面白い。
こんなに笑わせてくれるとは・・・正直油断してた。
変態友人の突き抜けっぷりが特に凄い。そして天むすのイケメンぷりに吹いたw
ただTもパンツも終ってしまったのだが、このタイトルで続けるの苦しくないか?内容だけでいけば続けられそうだし、むしろ続けてくれってところだが。
投稿元:
レビューを見る
あらすじを読んで買ったのだが、いろいろと予想外の展開だった。まさか超能力ものだったとは。
個人的には陰時が非常にお気に入り。オープン変態ってのは物語の人物としては楽しいし笑えるので好きだ。変態紳士は楽しいな。あと、星也はきっと女の子だ。そうに違いない
投稿元:
レビューを見る
2011 11/30読了。有隣堂で購入。
タイトルからだいたい想像できるとおりの変態小説にして、表紙から想像がつくとおりの可愛いものがたくさん出てくる話。
そしてそれ以上に近年でも有数の突っ込み小説。
満員電車で笑い堪えるのが辛かった…やあ、面白いわこれ。あとがきまで徹底して変態だし。引き続き買っていこう。
投稿元:
レビューを見る
変な猫が出てくる夢を見た.
目覚めると,頭と抱き枕が融合していた.
抱き枕の端を触られると,その感覚が伝わる.
つまり抱き枕の端まで神経が通っているということに.
というわけで,ギャグかと思ったら異能バトルが始まりまして….
うぅむ.
で,読んで分かったんだけど
Tの話とパンツの話とイイ話の三本立てでした.
そういうことかよ.
ちょっと詰め込み過ぎかなぁ….
新人賞作家ということでまだまだ伸びしろがあると信じましょう.
投稿元:
レビューを見る
題名通りの「T」にまつわる話と「パンツ」の話と「いい」話です。
内容は、ちょっとした能力を身につけてしまった主人公とその周りの人たちが巻き起こすドタバタ学園ものです。
いや~バカですね。
ホントにバカです。
1冊の間でこんなに「パンツ」という単語を連呼する本を読んだことがない。
それなのにストーリーとしてまとまっているのは賞賛したいですね!
投稿元:
レビューを見る
終始ギャグでなかなか笑わせらた一冊。 能力者ものだけれど、ギャグとしてのネタが切れない限りは面白い・・んだが長く続けていられるようなタイプじゃないなと感じる
投稿元:
レビューを見る
タイトルからは想像できなかった、まさかの異能物という。
でもちゃんとタイトルの意味はあって・・・。
読んでると、結構駆け足な展開に見えたけど、話は面白くてよかった。
投稿元:
レビューを見る
特殊能力や機関などの設定にエロを盛り込む・・・
正直ライトノベルで見飽きたもので読んでいて新鮮さがなかった。
ヒロインが重要なポジションのようだが、全て裏で機関が関係しているようで、この巻だけではもやもやしてしまった。
投稿元:
レビューを見る
全3巻完結。
ヒロインの宇月光里はかなり変わった可愛い娘。でも、ちょっと引く。
最後は熱いバトル展開の中でも、ギャグを突っ込んで来て、楽しかった。