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紙の本
考え方一つ
2015/09/16 16:05
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
士官学校時代の友人フリー・コールマンを退け、人死にが嫌いな魔王アイアリス・エウブーレウス・タルタロスと、魔王軍の先鋒にしてお馬鹿な人狼レイラ・ドロズドフ、魔王第一の眷属にしてエロ娘のヤチホコ・ミナギに振り回されるも、グィネリディアース大陸で唯一平和な暮らしを満喫出来るかと思えば、アスツラピ王国第三王女であり、勇者の幼なじみでもあるユーフェミア・ペンドラゴン・アスツラピが、クリュメノス一神教の修道女となり、古代兵器「遮る怒鎚」を背中につけて、勇者の上官のヴィヴィに連れられて、魔王城へとやってきた。
幼い頃の勇者を知るユーフェミアは、魔王たちにとっては絶好の暇つぶし。そしてユーフェミアの方も筋肉で考えるタイプなので、意外になじんでいる。しかし、勇者らしくない勇者に対しては、昔と変わらず厳しい。
生まれながらにして往生であるユーフェミアは、昔から自由に強く憧れていた。自分のやりたいように行動し、勇者として歴史に名を残した勇者の祖父に憧れていた。だが、大人になると言うことは、ユーフェミアに自由を捨てることを強要することでもあったのだ。
その結果として至った、哀しい結末。さすがの無気力な勇者も、嫌々ながらなすべきことをなさざるを得ないと思ったところ、魔王は意外な言葉で、勇者の剣を軽くするのだった。
世界中の戦争をよそ事のように、馬鹿騒ぎをして暮らす勇者と魔王も、自らの責務から逃れることは出来ないという…。
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