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町で有名な「ワルガキ」三人組が、幽霊とたたかって成長する話。
上院のてつ。男前だが口は悪いし態度もでかい。ケンカの腕は天下一品。
向かいん家のリョーチン。優しくて泣き虫。てつしの幼馴染で右腕的存在。足が速い。
1組の椎名。頭脳明晰な美少年だが、変人。軍師役。
形容できない興奮^^
小学生の時からファンです。
ハードカバーの児童書が絶版?になって、新たにノベルスと漫画で発売されてます。
なのでまだ未完。
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児童書として先に出版されていた本を、新書版で子供から大人まで読める本に書き直した新しい地獄堂霊界通信シリーズの第1巻です。
新装版は漢字も使っていて、大人でも十分楽しめる内容です。
主役は小学生男子3人ですが、テンポよく楽しい
よくあるドタバタ幽霊退治ストーリーのようですが、さすが香月さん
それだけで終わらない。「妖怪アパート〜」を彷彿とさせるような、考えさせられる場面が多々あります。
意外と奥深いんですよね。
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そのうち読みたいなぁ…と思いつつ、児童書なのと、何かオドロオドロしい感じに躊躇していたら、手に取りやすいノベルス版が出てくれました。面白いけど、『妖怪アパート〜』や『異界から〜』に比べるとオドロオドロしいですね(笑) 子供のときなら読めなかったかも。
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小さい頃のかりてきたビデオで知った作品。ふと思い出して原作が児童書であったことを知り、さらに文庫化といういいタイミング。ガラコが好きだ。地獄堂のいもあめもなめてみたい。イラストも児童書の方もこの文庫の方も好きだ。
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妖アパよりもずっと軽快で、読みやすい。重さがないのは主人公たちが5年生だからこそなんだろう。でも価値観をしっかり持ってあちらとこちらの世界を見ているのはすごい。
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実家にポプラ社版全巻あるくせに、ついまた買ってしまうシリーズ。
大人が読みやすくなった分、心を直接掴まれるような感はちょっとなくなったかな?て思ったけどやっぱり響くものがあります。
怪談ネタというか、おどろおどろしいお話も多いんですが一番怖いのは結局人間だよねーっていう話も結構多い。
怨恨とか環境問題とか、大人ならすぐに目を逸らすだろう現実を見据えるまっすぐさが小学生ならではで、いい大人になった私にはとてもまぶしかった。
子供時代に読みたかったと、本気で思ったお話であり、今読めて本当によかったとも思う話。
出てくるキャラが皆とても魅力的でした。
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待ってましたの完全版。
小学生の時に読んでいた作品で、ちょこちょこハードカバー版も買い集めていましたが最近は図書館から借りる以外に既刊を読む方法が無かったので、完全版として、しかもノベルスで刊行されたことは一読者としてとても嬉しいです。
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やっと買えました!!
主人公達が小学生だからこそ、この軽快さが出るのかな。
好奇心の塊!みたいな三人が可愛くて仕方ないw
でも、その中にもちゃんと重い、考える部分があるのがすごいなぁ。
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以前、別の出版社から出ていた作品を完全版としてノベルスで復活。作者も気合を入れて作っているようで、期待しています。
1巻には、「地獄堂と三人悪と幽霊と」・「地獄堕ち」・「翳を食う」・「死に部屋」・「生霊を追って走る」の5話を収録。
イタズラ大王三人悪とかいうから悪い子かと思ったら、むしろ親分肌で硬派な番長キャラの主人公。イタズラはするけれど、人間として大切な優しさとか真っ直ぐさをしっかり持っていることに、大人としてハッとさせられます。
「地獄堕ち」のラストシーン、このそこはかとない怖さが児童文学のジャンルだなんてある意味、深い。
「翳を食う」はこの作者の作品の良世界の捉え方がよくわかる作品かと。五感を磨かないと向こうの世界との入口が閉じるって、なんだか納得です。“見えない=無い”のではないと思います。
五感を磨かないと向こうの世界を感じられない代わりに、逆に人間の心に巣食う翳の部分につけこまれるって、現代の犯罪に通じるものがあります。これも児童書ジャンルなのに、結構深いことを言っている気がします。
真っ直ぐに正直に誠実に生きることって、口で言うのは簡単だけれど、実はよく考えると難しい。人間は一生、これとの闘いかも。
「死に部屋」と「生霊を追って走る」は、かなりホラーテイスト。子供のころだったら、怖くて読めなかっただろうなと思います。結局一番怖いのは、物の怪ではなく、人間の暗い部分なのかな。だからこそ真っ直ぐ生きなきゃと思わせられます。
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児童書の方は読んだのですが、こちらは加筆修正されているのでしょうか?とりあえず、表紙の三人悪が可愛いので、いつかは手にとりたい作品です。
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「妖怪アパート」で出会った香月さん。
いずれ読もうと思てたデビュー作である児童読み物のノベルス化ということで!
大変面白いです~。
完全版は只今4巻まで出ておりますが…。
我慢しきれず、昔の読んじゃうかも?
いや、絵が可愛いのでこちらで読もう。
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2008年の12月になって、完全版として発行され始めました。嬉しいー!!今まではなかなか高くて買えなかったけど、これから完全版を集めていきます!!挿絵も可愛くなって、コミカライズもされて、急にどうしちゃったんでしょう?でも嬉しいので、漫画も集めてます(笑。
この本は、私がまだ小学生だった頃に挿絵を前嶋昭人さんが担当されて単行本などがでていたんです。
ものすごくはまって、何度も読み直しましたねぇ。
ずぅーっと、単行本を購入しようか悩んでいたんですが。完全版として発行されたので、迷わず購入。
本文に挿絵はなくなって、小学生向けの大量の平仮名は直されているみたいで、さらに幅広い層にも読みやすくなっています。
というか、テーマが深くてとても児童書だったとは思えません。大人が読んでも十分楽しいのです。さすが香月さん!!
表紙はコミック化を担当したみもりさんです。とてもかわいいです。
前嶋さんの挿絵でなじんでいた私ですが、無理に挿絵を挟むことをしていないので、イメージは前嶋さんの絵のまま読みました。
あの不気味な絵が好きだったんですよねぇ。
あ、これを期に1996年の映画版「地獄堂霊界通信」もDVDを購入して見ましたよ。
10年以上前のものなので、さすがに映画版は知らなかったですねぇ。
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あの児童書がついにこんな形に!
色々書き直しているらしいですが、それは些細な事。
児童書と違って、挿絵もなければ突っ込みもないので
非常に想像力がものを言う状態に。
なので、ある意味怖さ倍増??
楽しさもわくわくもそのままで
より一層楽しめる! 感じです。
いやしかし…挿絵が変わっているので、より一層
変人っぷりに磨きがかかってるように見える人が…。
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地獄堂霊界通信シリーズノベルス版第1巻。「上院のてつ」こと金森てつし、「向かいん家のリョーチン」こと新島良次、「一組の椎名」こと椎名裕介の町内イタズラ大王三人悪が、次々起こる怪異な事件と向き合い成長していきます。
児童書時代からファンでした。初恋の人は椎名です(笑)出会った頃は三人悪と同い年だったのに今はミッタン&マッキーと同世代。今読むとあの頃には気付かなかったことにも気付けました。
『地獄堂と三人悪と幽霊と』
悪ガキが幽霊と出会い、不思議の扉を開く。三人悪登場時のイタズラがすさまじいです(笑)幽霊のその後の行動にはゾクリとしました。
『翳を喰う』
現代人は異界との関わりがほとんどなくなったけど、かわりに心の闇はどんどん深くなっていく。翳を喰われないように、いつも明るく生きていきたいものです。
『地獄堕ち』
椎名のお母さんが素敵過ぎます。因果は巡る。子供向けだったとは思えない結末です。
『死に部屋』
てつしの兄、竜也初登場。竜也兄みたいな男前のお兄ちゃんが欲しかったです。病院と怪談は切っても切り離せないもの。こんな部屋には絶対入院したくないです。
『生霊を追って走る』
マッキーこと牧原神官初登場。気が付くとマッキーの視点で読んでいました。大人でも目を逸らしたくなるような人間の生身の部分を直視して、それでも輝きを失わない子供たちに胸が締め付けられます。
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オカルト話は読むのは好きなので(見るのは苦手だけど……)、かなり気になってます。
漫画版を読んだからかもだけど、勝手にキャラ像が出来上がってる……