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電子書籍
これはすごい
2021/11/08 07:56
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
実写ドラマを見ていないせいか変な先入観がなく、SFサスペンス小説として純粋に楽しめた。小林弘利氏によるハードボイルドタッチな描き方も緊迫感を感じられて最高。
紙の本
月並みの感想をご容赦頂きたい
2013/10/14 19:23
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投稿者:でんしゃずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
既に半分放送が終了してしまったが,放送開始前に読み終えておいた。
やはり,「基本的に同じ物語」であっても,読者にビジュアルが委ねられるノベライズ版には「その違い」を味わえるという愉しみがある。
「怪奇大作戦」と名の付くドラマの小説の「単行本化」は今回が初めてだと思われる。しかし,以前国会図書館で閲覧した経験があるが,TBS版の放送当時に小学館の学習雑誌に載った「独自展開」の物語も面白かったし,今作に限らずNHK-BS版はコミカライズ化しても面白そうな気がする。こういった私案も実現すればうれしい。
電子書籍
読み応えあり
2020/06/30 12:08
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投稿者:まさがき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2013年に放送されたドラマのノベライズ版。
個人的にはセカンドファイルよりも好みのシリーズでした。
小説版を読んでみると、本編とは異なる描写が結構多かった印象です。
ドラマ版が気に入った方は、新鮮に楽しめると思います。
紙の本
「小説家・小林弘利」ファンとしては少々複雑ながら
2016/09/18 05:44
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは・・・ドラマよりこっちの方がずっと面白いよ!
それは自分がオールド小林弘利ファンだから、というだけではないと思う。
やはりドラマでは時間の制約があるからと、特殊効果の安っぽさに目が行ってしまうからでしょうか。
ドラマと同様に4エピソード収録ながら、ノベライズ版という形であえてドラマに入れなかった背景・心情描写を重視する。
今回、NHK-BSで『怪奇大作戦』のオリジナルを初めて見たのですが、“牧史郎=岸田森”なんですね! 十数年前にCATVで『血を吸う薔薇』を見て「日本人でこんなに吸血鬼っぽい人、他にいないよなぁ」と感じたことを思い出します。 それ故に、牧史郎の科学者としてのクールな姿勢・情に流されず事実のみを受け入れる、みたいな感じがえらくかっこよく、西島秀俊が演じた『怪奇大作戦 セカンドファイル』での牧さんのイメージの誤差に驚く(オリジナルを知らなかったので、西島さんはそれはそれでよかったのです)。
今回のノベライズ、そして上川隆也が演じた牧史郎はオリジナルに原点回帰した印象。 勿論、現代版にアレンジされていますけどね。
ファイル01<血の玉>は、正直なところ海外ドラマ『フリンジ』とネタがかぶっているのですが、なんでこんなに違っちゃうんだろ!、という残念感が漂う哀しさ。 しかし、「過ぎた愛情がモンスターを生む」という発想が多分日本人ぽいというか、円谷プロ伝統のストーリーなんだろうな、と感じる。
怪奇現象や、不可解に次々と人が死ぬ、という物語でありながら小林弘利的文体で随所に懐かしい言葉(彼の小説でお馴染みの、よく出てくる言葉)に出くわすので、何故か心が温まってしまう、という副作用があるのですが、それはオールドファンだからかしら。
ファイル04<深淵を覗く者>は、いわゆるシリアルキラー物ではお馴染みのテーマとなっておりますが、もうそんなことは常識だと思っていたけれど、常々問い続けなければならないことなのだろうか・・・と自問自答。
22時からのドラマも見たんですが、ノベライズとかなり違ってるよ! びっくり!
最近、映像のお仕事ばかりですが(ドラマの第1・4話の脚本を書いているのもご本人ですが、そしてもともと映画の脚本からスタートした人なんですが)、やはり小林弘利には小説の方が向いているのではないでしょうか。 と、ファンとしては思うわけです。
だって、ここでも<世界はまだおしまいになったわけじゃない>が出てくるんですもの。(2013年11月読了)
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