紙の本
なるほどと納得した
2023/01/26 19:00
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投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
完璧主義に健全と不健全の2つのタイプがあったとは・・。
私は自分のことを「完璧主義のポンコツ」と思っていたので、不健全な方だったんだなと理解しました。
完璧主義なのにうまくいかないなと思う方が、健全になるために読むと参考になると思います。
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完璧主義もバランスの問題だよ、と戒めてくれる良書です。
まえがき・あとがき、それから各項目の「まとめ」をパラパラと眺めるだけでも、普段クソ真面目に仕事をしている方にとってはグサッと胸に刺さること請け合い。
これを読んで、もう少し肩の力を抜いて生きようと思いました。
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私自身は完璧主義とは程遠い人種ですが、この本を読んで分かったのは実に簡単なことで、行き過ぎた完璧主義の人たちは、努力の効果はある段階から、努力に見合う効果が薄れ始める「収穫逓減」や、仕事は重要な2割をすることで成果の8割を生み出す「80対20の法則」を全く知らないか、理解しようとしない人達だったのです。
その背景にあるのは、「この仕事は絶対うまくいかなくてはならない。さもなければおしまいだと考えること」にあるのでしょう。まあこれは一種の不安に過ぎませんので、本当にこの仕事がうまくいかなくて起こる最悪の結果は何かと考えさせることが一番効果があるのではと考えるように思いました。
完璧主義の人は時間と人を含めた資源には限りがある事を忘れがちなのでしょう。もっと自分の時間を大切にするように訴えれば、そういう人達の行き過ぎた完璧主義も減るのではないかと思いました。諺にも「過ぎたるは尚及ばざるがごとし」とも言いますしね。
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健全な完璧主義を目指す本。
ためになることもたくさん書いてあるんだけど
付箋を貼りながら真剣に読んでいったら疲れてしまった。
著者のようなスーパーキャリアみたいには生きられないと思った。
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いつも努力しているはずなのにうまくいかない理由は何か、次上手くいくようにするためには何を変えるべきか、悩んでいたとき、自分の”悪性”完璧主義(この本では”不健全な”と示されている)に何か原因があると感じ、その解決に向けて探した一冊。完璧主義の仕組みを理解したうえで、不健全な完璧主義を失くし、健全な完璧主義を伸ばすことを目標に書かれているが、かくいう著者も完璧主義および強迫性障害に悩まされており、だからこそこういう視点で書けたんだと思う。自分自身もこの本を読んで、自分の完璧主義がうまくいくとき、いかないときを少し理解できたと思うし、挙げられている事例にも共感できるものがたくさんあった。何より「完璧主義は有害なものでなく、あなたの最も優れた性質である(はじめにより)」という一節にとても励まされた。これからも自分の個性ともいえる完璧主義とうまく付き合っていきたいと強く思った。
ここでもまじめなレビューを書いてしまったけど、もっと肩の力を抜いて生きていきたい