科学と信仰は矛盾しない
2018/12/30 13:47
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読み終わった後の感想としては、「科学と信仰は矛盾しないんだなぁ」というものです。
内容としても、神話などが深く絡まり合っていたりと読み応えのある物ですが、後半一気に情報が押し寄せるというか、情報が渋滞している感じで、余程情報の整理が得意な人でないと気圧されてしまうかも。
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実は、「ラプラスの悪魔」におけるトリック部分が、ネタありきの力技のように思えていたのですが――今回は、それなりに納得できるところがあり、面白く読み終えることが出来ました。
各地の創世神話や伝説に、共通点が見出されたり、どこかで繋がって継承されているものでは…というのも、興味のある所ですし。生命誕生のプロセスもまた、興味を持っていることでもありましたし。←某小説にひっかけて、「パラサイト・アダム」とか言いたくなりました。(^^;)
キャラクターの関係性においても、いつもながら楽しく。
新キャラのインド人の彼も想像以上に可愛いところがあるなぁ…と、好感を持ちました。
今後の展開が、また楽しみです。
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だんだん壮大な話しの展開になってきてついて行けなくなるかと思ったけど、そんなことなく残りのページが薄くなるほどに引き込まれた。
説得力のある展開で、妙に納得。
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今回も後半からの「なるほど分からん」と「ロベルトと平賀」が丁度いい。
宇宙規模にわたる平賀の推測は、毎回楽しみでならない。
そして文系ロベルトとの兼ね合いは、とてもやめられそうにない。
そしてローレン・・・。
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バチカンシリーズ最新作。
今回はメキシコが舞台。
そういえば昔、南米を舞台にした冒険小説(?)も書いていたような……幻冬舎文庫だったかな?
オチがトンデモ本を思い出させる力技だったw
今回の番外編にあたる短篇が、創刊20周年記念アンソロジーに収録されている。
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相変わらず無駄にトンデモで壮大!(最上級の褒め言葉)
へえー、こんなモンがいるとは驚き。藤木さんのことだから、きっと全くの創作ってことは無いと思うんで、よりびっくりっス。
それにしてもメキシコ国民は、みんないい人ばっかりで、神父コンビが腹黒に見えてくるw
ローレンの行方もだが、新キャラのシン博士も大いに気になるよ!
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相変わらずの壮大な物語
今回いつも以上に薀蓄が多かったのと、平賀が完全に科学者だった
神父のしの字もない…^^;
そして今回もロベルトが素敵すぎ
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「バチカン奇跡調査官」シリーズ第8巻、、といっても前作の天使と悪魔のゲームが番外編のようになっているため、シリーズとしては第7巻といっていいかな。
毎回海外に出張している平賀とロベルトですが、今作ではメキシコに飛んでいきます。しかも通常は「奇跡調査」がメインで行くのですが、別件で行った先で「奇跡」を目撃する少し変わった展開になっています。
なぜ、メキシコに行ったかについてもこの後の展開に意味を持たせている感じますが、今作ではそこはさらっと流しています。
メキシコに古くからある文明(インディオ)とキリストとの関係性が物語の軸になっているため、メキシコ文明の解釈に多くのページが割かられています。
解釈自体は面白いのですが、平賀とロベルトがそれぞれ別の角度からアプローチしている関係もあって、謎解きのところが少し冗長な感じになってしまっているので本質を理解し難いところがあるのが残念ですね。
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平賀が楽しそうで何よりです。
コアトリクエから始まり色々経由して宇宙とか創世と黙示録とかナノマシンとか量子コンピュータとか人類復元とか…ときめきワードが目白押しです!
メソアメリカの宗教・文化がキーなのですが、あまり知識がなかったのでかなり新鮮でした。
いわゆる骸骨系、どくろ系、生け贄系のルーツのひとつなんですね。
新キャラのチャンドラ博士は(最後のこともあり)いまいちつかめませんでした。
ローレンは今どこで何をしているやら…
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今回はマヤ、アステカの話を中心に、かなり壮大な展開で面白かったですが、今までより主人公の神父コンビに生命の危機が!的なハラハラ感が少な目でした。ただ、異教の文化に触れる、未知のホラー感はたっぷりで、個人的には今までとは違った雰囲気でよかったです。
科学的要素と宗教観のバランスが良くて、あっという間に読めました。読後感も良い上に、続きが気になる終わり方で、早くも次巻が楽しみです。
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古代文明メインかと思いきやSF。
薀蓄というか説明は半分読み飛ばしながら読んだ。
終盤平賀に喋らせる為にだと思うけど、ロベルト聞き役に徹しすぎ。
なんかもうここまでくると平賀は神父じゃなくていいのでは。
学者です的なこと言い出すし(それってどうなんだ)
ローレンどこいった。
ストーリーは面白かった。
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今回の「奇跡」はコンクラーベの最中にメキシコシティで起きた。教会に寄贈されたモニュメントが突然宙に浮いてしまったのだ。
ロベルトと平賀が調査を始めると、聖歌隊の少年達の死や地面の陥没など様々な異変が。
シリーズの中でもかなり難解かと思われる一冊でした。
最初はアステカ他の神々の話から、最後は人の起源に神の意思まで……
一体どう繋がるんだとおもいつつも面白く読み切ってしまいました。
いやあ、なんて大きな風呂敷を広げたのか(゚o゚;
ミトコンドリアが別生き物(ウイルス?)だったなんてどこかで聞いたような気もしますが、今回は人間は別の星から来た生き物のDNAを再構築して誕生したのでは、という話も。
一瞬ID話かと(^^;)
ロベルトは大丈夫なだろうか、信仰に揺らぎがでないかと少し心配です。。。
これからつけ込まれないでいつまでも平賀と幸せに~! と願っています。
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バチカンがコンクラーベに揺れる中、メキシコの寺院での式典に派遣されたロベルトと平賀の目の前で『奇跡』が起こり、奇跡調査に乗り出す。
メソアメリカの古代文明やら、キリスト教とアステカの神話との相似性やら、未知の微生物やら、オカルト盛りだくさんで楽しかった!
ローレンの後任であるチャンドラ博士の動向も気になる。
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南米にはあまり詳しくないけど「インカの宝展」的な物を見に行くのは好きなので楽しかった。ただカタカナの長い名前は覚えられなくてこれ誰だっけ...というのが頻発した。
巻を追うごとに本当に平賀の解説がわけわからない文系だけどなんか凄い事だけは把握した。ただあまり大々的に新聞とかに載るとまたあの人達が平賀を狙ってくるのでは...とか思ったり。ロベルト頑張れちょう頑張れ。
新キャラの博士もなかなか面白い人で楽しみです。
ローレンもね!!まさかの登場でしたね!!最後の最後にテンション上がりましたよね!!
わたしは断然ローレン推しなので今から出番を待機してます。
やっと追いついたんですけど新刊何時頃になるんですかね?
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2013年12月11日読了
1巻に戻ったような奇跡調査の感じが良かった。ジュリアが関わってこないと、奇跡調査だけに従事できるのがいい。
前巻がかなり難しくてぐるぐるしちゃったので、今回は易しめで安心。難しいところもロベルトが「簡単にいうと?」と聞いてくれるので助かる。残念なのは以前のようなロベルトの華麗な暗号解読が見られなかったこと。すごく好きなんだけどなぁ。でも彼のいいところが随所に織り込まれてたので良し!平賀はいつも通り、無垢で無邪気。ジュリアがいたらそちらに意識も向いてしまうけど、そのことがないので奇跡調査に没頭する彼が見れて良かった。
チャンドラ・シン博士については、なんていうか不思議ちゃんとしか言いようがなく(笑)事件写真を見た時のパニックぶりと普段の冷静な感じが非常にギャップあって面白かった。今後もう少し語られていく筈なので期待したい。
そして、ローレン。どうなるかと思ったけど、どうやら次巻で詳しく掘り下げられるようなので、非常に楽しみ。まさかNASAの部分がローレンからのメッセージだとは。彼は一体どんな暗号を残しているのかなぁ。
平賀のパートナーがロベルトと知って何か残しているかも、という部分がすごく好きだった。ちゃんとローレンもロベルトを認めていて、3人でチームだったんだなって思えたので。