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まだ続きがあるんだよね?
次は芝野さんとがっつりからむんだよね?
芝野さんがあんなにあっさりフェードアウトしていくのはちょっと解せないのだけど。
文庫、全6冊読み終わってしまった。
10冊でも20冊でも読みたいシリーズになった。
この作者はハゲタカシリーズしか読んでないけれど、
他はどうなんだろう。
鷲津のキャラクターに惹かれて読んでいたのが分かっているから、
鷲津のいないお話を読むのには少し勇気がいるかもしれない。
この巻に関して、
終盤のスピードアップ、巻き巻きの展開、壮大に広げたふろしきを回収できてなかった気がしてしかたがない。
ページが少なくなってきて「ここからどうやって終わらせるつもりなの?」と心配しながら読んでいた。
個人的にはアランについてはあれでよかった。
あっさりしすぎとレビューしている人もいたけれど、あれで一旦引き下がる鷲津でキャラクターとして正解と思う。
投資についてはまったく知識がないけれど、創業者企業についてや、アメリカのプライド、中国の家訓については、普段生活していて感じる部分に寄り添っているので分かりやすかった。
シリーズ4作目の連載が始まっているそうですが、今度は待ちきれなくてハードカバーで買うことになるのでしょうね。
これだけのメガディールを繰り広げて、その後どんな物語が展開されるのだろう。
壮大な物語もいいけれど、
もう少し鷲津のプライベートに寄った物語でもわたしは楽しめるな。
わたしはね。
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やっぱりこのシリーズは読んでて高揚感がある。
難しいことはわからないけど、
なんだかんだと情にあふれた鷲津さんが素敵☆
会社のためにすべてを賭けるというのも、幸せな生き方かもしれない、と思う。
全力を投入しないと、得られないものってあるかもなあ、と、ちょっと反省した。
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いろんな伏線が詰め込んであって、本筋の話も面白いけど、サブストーリーがさらにわくわくさせられる内容。
だったのに、下巻の後半になってページ数が少なくなってきたせいか、一気に本筋の内容オンリーで走り始めて、折角の面白みが減じてしまった。
別の機会にでも、サブストーリーのその後が欲しい。というか、もう一巻増やしてでも内容を充実させて欲しかったです。
それでも本筋の内容は良かったです。政府が絡むTOBという難しい奔流の中を、いろいろと苦しみながらも泳いで、なんとか泳ぎ切るスリルは、他では味わえないですね。
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日本的大企業の弱さ、中国ファンドのしたたかさなどがよく理解できた。主人公はやっぱり日本が好きなのかな?
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血よりも濃いつながり、すれ違うよりも細い情で成り立つ世界。頂点を極めるのは孤高の人物のみ。他人を出し抜き、踏み台にし、裏をかき、先を見ることが出来る人間達だけのステージが終焉を迎える。
ただ誰よりもしぶとかったのは、下支えする人なのかもしれない。一つの世界の自動車業界での戦争は、三法一両損、親の総取りで決着。柴野の引き際は賛否両論あるかもしれないが、個人的には納得。あそこで引かせることができた筆者に拍手したい。
最後、ちょっと強引だったか手に汗握る駆け引きに圧倒。文庫版ならではない著者と池上彰氏との対談も面白い。
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「重要な話は筆談に限る」「経験に裏打ちされた正論ほど強いものはない。」「人生は後悔の連続だ。それで潰れている暇はないんだ。」
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ものづくりを日本の特色とするのは器用で辛抱強い国民性に合っているとは思う。
相変わらず、漢字か原語で書いて欲しいカタカナ経済用語満載だが、アカマとマジテックの話が絡まない、鷲津の親友アランの死とその婚約者に関するエピソードが唐突すぎる。前作を読んでから来い、にしても、他の設定の独立度を考えると不自然。
終わり近くにまだ何一つ片がついていないのに残りページがどんどんなくなっていくのでブクブクと湧きたつ嫌な予感的中。纏めには3倍のページ数を割いてほしかった。
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ハゲタカの続編は「愛国心」がテーマ?の中国国家ファンドとの自動車メーカー買収合戦。相変わらず、このシリーズは面白い!
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鷲津の本領が発揮されたとは思うけど、最後の最後に予想外の展開が。
政府系ファンドが力をもったらとてつもないことになることを理解した。
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なんか・・・尻すぼみな感じ
結末に近づくと『どどどどー』といろんな人と物と利害関係が一気に押し寄せてきて
意味わかんなーいって感じになっちゃいました
どこに行ってしまった・・・《マジテック》に芝野建夫
期待してたのに・・・・・
存在消滅・・・・・
中国人の怪し~人たちが入り乱れてきて「誰だっけこの人」
疲れた仕事帰りの電車の中・・・眠気が押し寄せ意識朦朧の中で読んでいたこの状況
憶えずらい中国人登場人物たち
休みの日にゆったり読めばよかった
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-205.htmlより
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blogにて
http://iburin.blog.so-net.ne.jp/2012-11-11
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アカマをめぐる米中との駆け引きがスリリングで面白かった。
一言一挙動で、交渉の有利不利が転ぶんだなあ。
アランの死因も解明されて、鷲津さんのあっさりとしすぎている態度も、鷲津さんのキャラクターなのかなと思う。
これからもずっと、後悔を引きずっていくんだろうな…
マジテック再生に挑む芝野さんがどうなったのかが気になるところ。
次回作に期待、なのかしら?
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そういえば読み忘れていた下巻。2012年が終わる前にと思って手に取ってみた。物語は途中で手を休めてしまうとあらすじがわからなくなってしまうが、この本はなぜかあらすじを思い出す、とても印象的な一冊。
本文以上に注目すべきは、真山氏と池上彰氏の対談。どちらも時事を面白く、分かりやすく解説している2人の対談は、現代日本の問題点がわかりやすく綴られている。
政治は裏での約束が大半で、表に出てくる出来事はほんの一握り。それなのにマスコミはほんの一握りの情報を、時にセンセーショナルに幾度となく国民に流し、テレビしか見ていない大半の国民はそれに踊らされる。2人の対談は、そんな状況に警鐘を鳴らしているように思った。
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サブプライムなど実際に起こった金融事情の背景をうまく汲み取っていると思います。
その中でもどこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか区別出来ませんが、かなり事実に基づいているのではないかと思います。
長かったハゲタカシリーズの最後でしたが、案外あっさり終わったと感じました。最後の締めくくりは思わずにやりとしてしまう展開で読後感がとても良かったです。
経済だけでなく、会社とは何か、ホスピタリティとは何か、政治の裏側など様々な視点から切り込んでいく真山仁さんのファンになりました。
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『アカマが守るべきものはなんです。創業者ですか。創業者が従業員と共に、血の滲む思いをして築き上げた魂じゃないんですか』
辞任を決意したアカマ自動車社長の古屋に鷲津が問う。
中国から仕掛けられる数々の買収策。中国の体質が面白みを増す。終盤ではアメリカも絡み三つ巴。
ラストでの鷲津の超越した交渉は、シビれた。
仮想中国、餃子の王将でコーテルイーガー(餃子一人前)と注文する。。。