まったりしたいときに読みたい
2018/12/30 10:54
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投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
堺雅人さんの独身時代のときの本です。堺さんの素直さやまっすぐな感じがとてもよく出ています。お休みの日の午後、まったりしたいときに読むと心休まる一冊です。
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単行本から変わったところ:
写真は入れ替え(激減)、
婦人公論(2005年7月7日号)インタビュー、
キネマ旬報(2008年11月下旬号)対談(長嶋有)、
文藝春秋(2008年11月号)対談(宮尾登美子)、
それに文庫版あとがき(読み応えあり)
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やん。堺さんの本!
(単行本でも持ってるけど)思わずアマゾンで注文してしまった。
ざっと見たところでは、単行本より掲載されている写真が少なく、
宮尾登美子さんや長嶋有さんとの対談、文庫本あとがきが追加されているもよう。
帰省や旅などには、堺さんのおっしゃる通り、
こちらの文庫本をボロボロになるまで、持ち歩かせていただきますよぉ(*´▽`*)v
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カタカナ多めの、独特な文字の選び方が印象的なエッセイ。
巧舟さん的な……ちょっと違うけど。
『新選組!』もうあんなに昔の作品なんだ……。
小難しすぎず、あれこれ考える思考の飛び方がリアルに書かれていて面白かったです。
飾らないエッセイで、読んでて心地よかったです。
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「文・堺雅人」
撮影の合間に楽屋で、休みの日に喫茶店で「演じる」ことについて考え、文章にするのだ。
堺雅人は、〝俳優〟である。現在放送中の半沢直樹やリーガルハイでは、まさしく怪演と呼びたいくらい凄い。同じく現在放送中のwomanでの満島ひかりの演技が素晴らしすぎて、ある人物がその演技は映画にとっておけばいいのに、と評したが、同じような評が、堺雅人に贈られるだろう。*ドラマ側から、映画がドラマより格上なのか!みたいな意見が飛んだようですが、この評をした人物は、もちろん、そんな気はさらさらないはず。純粋に、満島ひかりの演技に驚いたんだろう。確かに、満島さん、本当凄いから仕方ないw
そんな俳優・堺雅人さんは、1995年より活動中です。しかし、当時、私は小学生で記憶が無い。その私が堺雅人さんを知ったきっかけは「新選組!」です。2004年に放送された大河ドラマで、山南敬助を演じていた堺雅人さんを見て、こんな凄い俳優がいるんだなと感じました。なんだろう、裏表が無いことと裏表があることは全く別物だけど、近似で表せばイコールになる、そんな深みを言葉、表情、仕草、姿勢から感じます。すいません、わけ分からない表現でしたw
山南を語るエッセイのタイトルは、“酒”/page 27。口火を切るのは宮崎の歌人・若山牧水であり、旅と酒の歌が登場する。そこから俳優には何故酒好きが多いのだろうかという流れになり、新選組のメンバーにも実に酒好きというか酒のツワモノがいるという具体的エピソードが出る。そして、最後は、牧水と新選組に憧れているけど、とても真似出来ない芸当で悔しいと締めくくる。
ほんと構成がしっかりしている。だから、数pageなのに読み応えがあるんだと思います。この構成力に、ところどころ出るひらがな表現(実に、味がある)とやっぱり知りたい俳優に対する考え方、そして、シロウトの武器“邪気の無さ”。これだけ魅力が54作のエッセイに詰まっているんです。そりゃ面白いし、楽しめる。
エッセイの中では、最も好きな“文・堺雅人”。さてさて、第2弾も読もうかな。おっと、今日の半沢直樹も見逃せない。
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文庫化にあたり新たに収録された部分が魅力に感じて購入。
P67からのインタビュー、
P161からの写真、
P204からの「ジャージの二人」の原作者である長嶋有さんとの対談、
P253からの「天璋院篤姫」の原作者である宮尾登美子さんとの対談、
最後にP323からの文庫版あとがき、
計54ページにも及んでいた。
増訂版と言っても良いほどのものだった。
やはりどれもよかった。
長嶋有さんとの対談は、コミカルな入りから作品作りにおける深いお話までがテンポよく綴られていて個人的に好きな感じでとくによかった。
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CREA誌上で堺さんのエッセイを読んだ時点で気になっていた。
とはいえこの本はCREAの連載ではないんだな。
順番が逆だったってことか。残念。
仮名の使い方、言い換えると漢字を使わない姿勢(意識的なのかは判んないけど)が独特。
逆説的だけど『プロの文筆家』ではない、というプライドを持ってるのかな、という気がした。
プロではないからこそ読みやすい文体を心掛ける、とでもいうのか。
個人的にはここは漢字を使った方が意味を汲み取り易いんだけどなー、
という部分もあったのだが
そこは敢えて曖昧にする手法?、と邪推させるテクニックなのか、と
穿った見方をしてしまう辺り一筋縄ではいかない。
そんなところにも唸らされた。
対談とインタビューは文庫本特典(?)だったのね。
宮尾登美子さんとの篤姫対談は読み応えありまくりだった。
『天璋院篤姫』と、本文中に出てきた『徳川将軍家十五代のカルテ』を読んでみたくなった。
けっこう厚い本なのに、インストアライブを待っている間に読み終わってしまった。
内容もさることながら、文字の大きさと段組みの為せる技だろうと思う。
組み方がとても読みやすかった。
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そんなもん、堺雅人が喋ってると思いながら読んだらなんでも良いに決まっておるが。
内容自体もまあ堺さんらしいというか。
いやまあ堺さんのならなんでも良いよね。
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演技の上手な俳優さんなので 前から気になっていたのですが エッセイを読んで 相当な読書家で思慮深い方だとわかってもっと好きになりました。
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何かの番組拝見したとき
堺雅人さんは ”よく本を読み”、"変わった本を選ぶ"という印象があった。
今回、はじめて堺さんが書かれた文章を読んで
"変わったひと"という印象が強くなった。
ますますこの方が好きになった。
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人気俳優堺雅人さんの第一弾エッセイです。
本の中で堺さんが演じる役柄を通じて「品とは何か」を語っている箇所があるのですが、正直に悩んでいる様子が浮かびました。
特にこの品についての解釈が面白かったです。
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今、ドラマ「半沢直樹」で活躍している、俳優・堺雅人さんのエッセイ。個人的にも、「新撰組!」から「リーガル・ハイ」まで結構、好きな俳優の一人。演技からも伝わる知識の量や、雰囲気に興味をそそられていました。
案の定、堺さん独特のものの捉え方、おもしろく読みました。続編も出ている模様。気になるが、文庫化まで待とうかな~
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エッセイを(たぶん)初めて読んだ。
その人の中身が少し覗けるようで楽しかった。素敵な方ですね、ユーモラスで真面目で。テレビだけでは知り得なかった堺雅人さんを堪能させてもらいました。
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型破りな人間が苦手である。クズな奴を、人間味があるだのなんだの容認するのも何か違う気がする。ともすれば、それをステータスにしがち(だと勝手に思っている)な業界で、何ともフンワリと見える堺雅人に前々から興味を持っていた。本書も私がみたその人物像と、決して遠くない。
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堺さんの役者というお仕事を語るコラムといった感じ。かといって「役者とはなにか」を堅く語るわけではなく、演じている人物の職業や、時代背景、生活環境などについてのお話が主。
日常のエッセイかと思って手に取ったので、思った内容と少し違って意外でした。文面から、仕事の方に常に視点を向けているように感じ、真面目な方なんだな、という印象でした。
ひらがなが多かった。