電子書籍
他者との付き合い方
2018/05/13 16:38
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
[どんなに親しくなっても他者]
当たり前のことですが、改めてそうだなと実感
友達100人作るよりも
自分の力で
人との距離感をキチンともてる人間になりたいと思う
可愛い挿し絵がたくさんあるので
簡単に触れることができる本でした
紙の本
面白かった!
2015/12/28 20:30
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まとた - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで心理学に興味をもちました!
友達とはなんだろう。ネットが普及している今だから
人と人とのつながりを考えていかないといけないような気がしました。
電子書籍
一周目読了
2020/11/04 03:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黒子翔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく思う理想の友だちというものに、タイトル回収されちゃいました
紙の本
先生や親こそが一読すべき本
2018/09/24 16:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
「同調圧力」って一体。これこそネット社会の弊害でしょうか。
常に他者と繋がっていて、一緒にいなければならない。また真面目な優等生の方が不安をそそる存在として、いじめの対象になってしまう。昔は、「気の合わない人とは適切な距離を置く」「自分には当然限界がある」といったことは、経験上自然と身につくものでした。今は、学校の先生が「クラスはみんな仲良く」と煽り、「君たちには無限の可能性がある」と指導するとのこと。今の「子供は大変だなあ」というのが読後の率直な感想です。
また、熱血先生は自分の信念の押しつけに走ってしまう恐れがあり、金八先生のような先生は、逆に害悪と書かれていて、激しく納得しました。「先生は生徒たちに通り過ぎられる存在であるくらいがちょうど良い」とのコメントに全く同意します。本書は10年前に書かれ、いま脚光を浴びているということは、時代がやっと菅野氏の主張に追いついたということでしょうか。
先生や親こそが、本書を一読すべきと思いました。
投稿元:
レビューを見る
友達100人できるかな?
など、ともだちだから〜 な部分をズバズバ切られていって、共感する部分が多く。
完全に共感できる友達はいないけど、こういう考え方で付き合えばいいと思うよ?
な感じの内容、納得です。
投稿元:
レビューを見る
私達が持つ友だち幻想、それを取り払うための一冊。
メールをすぐに返さないといけない。
そんな同調圧力が蔓延する友人関係にメスをいれていきます。
非常に読みやすくオススメの一冊。
投稿元:
レビューを見る
自分以外の他者。
それは親であっても他者であるし、恋人でも親友でも他者。
「私とあなたの心は一つだよね」とか。
「自分のことは何でもわかってくれているよね」とかいうのは大きな勘違いで。
これが極端になればストーカーにもなるし、大切な友人であるはずが精神的な重荷にもなりかねない。
他者は他者であり、自分とは違う。
感じ方も違えば行動も違う。
ごく当たり前の事ですが、まず自分と他者とを切り離した見方をする本。
特に、小学校・中学校教育の現場における「子供達は良い子だから、みんな仲良くできるはず」「みんなひとつになって」という努力目標は理想的ではあるが現実性は低い。
また、「どうして○○ちゃんは一人で居るの?一緒に遊ぼうよ」といった誘いが強迫ともなりかねない。
「いろいろな人と仲良くなろうよ!」ではなく。
好きじゃない、ソリがあわない人は存在することを前提にして、逆に「気に入らない人とも仲良くはならなくとも表面化した対立をしないために、負の感情をやりすごす教育をしたらどうか」だそうです。
私自身もどちらかというとせっかくの休み時間なのに行きたくもない場所に人と一緒に行動しなくっちゃいけないとかは苦手なので。
とてもこの意見には賛成ですが、大人になって社会に出てもそういった感情をコントロールできない人もいるので、ちょっと難しいかな?
でも、子供の頃からこういった考えを植えつければ、少しはマシになるかも?
ではどうしたら良いのか。といった具体策ではなく、思考方法を記してあるので。
人間関係に悩んでいる方が読んだら、現状が改善されるかはわかりませんが、気分は少し晴れるかもしれません。
小中学生あたりが読んだほうがよいかも。
投稿元:
レビューを見る
タイトルに惹かれたが、期待はずれだった。人間関係の〈幻想〉を、もっと専門家的立場からえぐって欲しかったのに残念。その辺のサラリーマンでも言えそうな内容。
投稿元:
レビューを見る
わかりあえないと思ったらやはり距離をとればいい。
いじめのある学校に行くなんてのはイラクの危険地帯に行けと言われているのと同じこと。社会的にあってはならないこと。
社会人になるといろんなバックグラウンドを持った人と付き合わないといけないから若いうちに異質なものと付き合うことをトレーニングしておいた方がよい。外国人なんてそもそも同質になれることもないから。
読書とは作者との対話。読書は今ここにいない人と対話ができる。
投稿元:
レビューを見る
請求記号:361カ
資料番号:020193819
装丁:クラフト・エヴィング商會
投稿元:
レビューを見る
ウチの学生の顔を思い浮かべながら読んだ。また、「みんな一緒に」「みんな仲良く」をスローガンにしている教育のあり方に疑問を持ち続けて来た自分にとっては、同意したくなるところが沢山あった。文章もとても平易なので、恐らくは高校生、大学生あたりも対象にしているのだと思うけれども、ウチの学生には是非読んでもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
友だちは何よりも大切。
でも、なぜこんなに友だちとの関係で傷つき、悩むのだろう。
人と人との距離感覚をみがいて、上手に“つながり”を築けるようになるための本。
[ 目次 ]
第1章 人は一人では生きられない?
第2章 幸せも苦しみも他者がもたらす
第3章 共同性の幻想―なぜ「友だち」のことで悩みは尽きないのか
第4章 「ルール関係」と「フィーリング共有関係」
第5章 熱心さゆえの教育幻想
第6章 家族との関係と、大人になること
第7章 「傷つきやすい私」と友だち幻想
第8章 言葉によって自分を作り変える
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
最後の方の、コミュニケーション阻害語についてのくだりが面白かった。便利すぎる言葉が、私たちにとって大切な感覚や努力を奪っていく。
「やばい」と答えた後、他に言い換えの言葉がないか自問して探すときがある。でも、たいてい見つからない。「やばい」と答えた瞬間、その努力が事実上放棄されたことになるからかな、と思った。
でも私にとって友達はあんまりべたべたしたものではないし、全部理解してくれる人を探すことなんてしない、同調圧力を感じたことはないし、だからやっぱり、『友達』に対して脅迫的な感覚を持っている人のことは良く分からなかった。そのメカニズムが知りたかったんだけどなぁ。
投稿元:
レビューを見る
子どもたちに「友だち」というものにとらわれすぎて、生きにくくしている状態から、もっと力を抜いて自分を大切にするようにというメッセージ
投稿元:
レビューを見る
10代、20代で、人間関係での距離感に「軽く」悩む人へ。重い悩みには通用しないだろう。
その上で、面白かった点。
・現代におけるネオ共同性に根拠のあるのは、「不安」の相互性です。
・貨幣ー>グルーバル化ー>抽象的共同性
・「ルール関係」と「フィーリング共有関係」の峻別
・敵か味方かではなく、態度留保という真ん中の道。
・コミュニケーション阻害語…むかつく、うざい、ていうか、ちょー、かわいい、やばい