紙の本
一筋縄ではいかない人たち
2020/03/14 17:27
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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
神村先生みたいなキャラクターは大好きです。悪い人をやっつける単純なお話じゃないところがこのマンガのいいところ。
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前巻で壊れてしまったからくり人形が今回の主なモチーフになってます。
また、前巻でかなり問題人物だった先生のその後も明らかにw
そして、これまで難読症を克服する学習を続けてきたことに対する、一つの成果が見られた巻。
それがあの先生のもとでだったというのが皮肉でもあり、妙味でもあり。
でも、涙ぐんでたお母さん、良かったね。
主人公がクラウンの格好だったことの意味が、それまでの流れでつながって、とても良いシーンでした。
主人公本人がそろそろ目標が定まってきた感じなので、次巻も楽しみ。
というか、次の8巻が最終巻なんでしたっけ…いじめや難読症という障害についての問題提起がありながら、ほのぼのしつつ思わず笑ったりできたお話だったので、読み終わるのがちょっと寂しい。
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番組ドタキャン、家出と問題行動(?)多めの巻だけど、だからこそ「やりたいことをさせる」ということが良の成長に大きな効果を与えていることがわかる。
少しずつ理解者が増えているのも頼もしいな。
後半は番外編。おじさんの両親と良の対面。
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「どんなにバカにされても くだらなくても…… 儲からなくても それしかできない人はいるんだ……」
良くんが全ての人に向けた言葉。
多分、『ファンタジウム』を読み終わった時に、一体自分は何に不満があって自分の人生つまらなくしてるんだろうな、って思うんだろうなぁ。「普通」「一般的」と言う言葉にどれだけの縛りがこの世の中にあるだろう。大多数の名のもとに如何にも正論であるとされる協調性と慣れあいの違いと言う縛りが。