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「ラストシーンはもう始まっているのかもしれない」――この惹句が今も心から離れません。『晩年』は決して年配者だけのものではなく、16歳で死んだ彼も、あの時既に晩年が始まっていたのだ。青年期に誰しもが考える『生と死』に対する観念と向き合った作品。
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人は死ねる。いつ。いつか。いつでも―。でも、僕は思う。僕の教え子の君たちの「いつか」が、ずっとずっと、遠い日でありますように。
「どうして自殺はいけないのか?」。生きる権権利、死ぬ権利、それは確かにあるけれど、精一杯生きて欲しい、そう思える作品です。
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『空に踊る舞姫を、私たちは愛します。地に横たわる舞姫を、私たちは愛します。』この言葉がとても頭に残ります。「居ないのに居る」というのは読んでいて納得してしまいました。内容はともかく色んな事を考えるきっかけになりました。
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テーマはずばり自殺。世の中の自殺に関する意見の矛盾がみえてくる。
私たちのラストシーンはもう始まっているのかもしれない。
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これはおもしろかったよ!!
ミステリーっぽかったけど・・・
ワクワクするかんじでした。
これ買うときに店員さんにカバー折られて変えてもらった記憶がwwww
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【メモ】一卵性の双子の兄の自殺・その恋人・高校教師・舞姫・作り出されたタレント・〜なぜ僕は生きているんだろう〜
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【自殺した生徒を舞姫とあがめる女子高に赴任した新任教師もまた、双子の兄が自殺していた。その兄の彼女は芸能マネージャーで恋人と心中して自分だけ生き残ってしまった少年をプロデュースする。
その少年もまた自殺志願者だった。。】
と、なんか自殺だらけな感じですね(-o-;
特に答えもあるわけでもなく。
なんで10代の思春期の頃って死ぬと言う事に鈍感と言うか。
敏感すぎると言うか。
今なら自殺なんてよっぽどの理由がなければできないししようと思っても怖くて出来ないと思うけどあの頃なら些細な事で出来ちゃったような気がする。
カッターで腕に傷を作る事が流行って、それがかっこいいというか。
実際に痛くないんだよね。もう、傷を付ける痛みもマヒしてて。
血が出ると嬉しいような。。今思うと異常なんだけど当時はそれが
普通だったわけで。そんな頃を思い出す本でした。
でもやっぱり自殺はダメだよね。
残される人の事を考えるとダメだよ。
死ぬ気になればどんな事でもできるんじゃないの?
死ぬくらいならそこから逃げちゃえばいいんじゃないの?
と、簡単に言うのは私が追い詰められてないからだと言われるだろうケド
でもやっぱり自殺はダメだよね。。と考えちゃう本でした。
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うむむ・・・・同じ重松清さんでもあれって感じ。テーマが自殺だったせいか、自殺って言うことを改めて考えたりしたことのない私はあまり共感とかできなくて。舞姫と崇められている自殺した生徒を忘れまいと舞姫通信が出される高校。そしてそこの教師である岸田は双子の兄を自殺で亡くしている・・・そしてその兄の恋人は芸能人プロデューサーみたいな人で高校生の恋人を自殺で亡くし自分は死ねなかった男をもはややらせで社会旋風を巻き起こさせる。。。結局死んでしまうんだけど。。
うーん。特に感想はない。そこまでも生とか死に対して考えを深く持つ人がいることに驚く。
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2008/1/3
高校の時友人に勧められて読みかけだった。2年越しの読了。特別面白いと思うわけでもないけど,少し思い入れのある作品。一卵性双生児,左目の下の黒子…
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人はいつでも死ねる。
死というものは身近にあるようで、人はなかなか意識しない。これは意識させられる本。
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面白かったか? と言われるとちょっと答えずらい。
なんせ内容が重いテーマというか、いろいろ考えざるおえない内容なので。
それにちょっとくどいかな……という気持ちもあります。
それなのに最後は結構あっさりと終わったような……。
流星ワゴンのような読後感を期待するとまったく違う作品としか言えません。
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自殺をテーマ??にした小説だけに、イロイロと考えさせられました。
結局舞姫通信って。。ダレが書いてたの??笑
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「自殺」がテーマなので、いつもの重松作品よりも重くて暗い内容。
自殺する側・される側の双方の視点から描かれているので、読んでいて色々考えさせられる部分がありました。
人によって好き嫌いがはっきりする本だと思いますが、私は好きです。
最後まで佐智子には共感できませんでしたが…。
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女子高そだちのわたしには、このおはなしたまらなかったです。
死んでしまった兄と生きてしまった弟、どうしようもなさ、たまらなさ。
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青さのみなぎってる頃の重松清な印象。
テーマは自殺。人はいつでも死ねる。それを常に頭のどっかに置きつつも生きる方を選ぶ。
ちょっと泣いた。