線の理解が可能に!
2012/11/05 23:10
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ういっす - この投稿者のレビュー一覧を見る
点で理解していた日本史を線で理解することができました。一気に読み進めることができました。
投稿元:
レビューを見る
表題に騙された感あり。
面白くなる、東大、ディープ、さすが予備校の講師であり出版社だ、まんまと騙された。
中は普通の歴史解説であり普通の入試問題どこもディープでもなく面白みもない。着想はおもしろいのだが、これが自分にマッチするかと言えばマッチしない。
しかしこの問題を解けとなるとおそらく解けない、そこにディープな影が潜んでいるとやらと勘繰る自分がいる。
作者さん、次は入試問題になる一歩手前の歴史解説お願いします。歴史はつながっているそれを感じさせてください。
投稿元:
レビューを見る
それぞれの問題の着想は面白いのだが、解答が入試のレベルに留まっており、ディープというところまでは行っていないのが残念。日本史全体を俯瞰するには便利かも。
投稿元:
レビューを見る
「『東大日本史』の面白さを一言で言えば、自明に思える歴史の見方・考え方に揺さぶりをかけられる、ということにあります。」
前書きの言葉通り、単に知識を書かせるのではなく、資料文を参考に歴史像を考えさせる東大日本史の入試問題を、時代別に解説しています。
さすが予備校の先輩、呼んでると自分も解けそうな気がしてくる説明が面白い。
読みやすい本でした。
投稿元:
レビューを見る
ディープというか、確かに非常に難しい問題が出ているのに驚いた。どのくらい正解すれば合格するのだろうか。
難しいが、基本的には統治の論理が問われており、歴史に対峙する姿勢としては正しいと思う。それにしても、自分の知識レベルが非常に浅いということを思い知った。恥ずかしい限りだ。
投稿元:
レビューを見る
東大入試問題に込められた意図を解きほぐして、そこから当時の日本の状況を解説している本。まず発想がいいし、解説も丁寧でわかりやすい。
投稿元:
レビューを見る
切り口が面白い本。事実にある背景や、なぜそうなったかを考えさせる問題。解答例はパターンが数あるのかと思ったけど。受験だからしょうがないか。
ところで、全然違う時代の共通点書けとか、通史での日本人観述べよみたいな問題出す大学ってあるんだろうか。もしあれば採点がめっちゃ大変だろうな。
投稿元:
レビューを見る
≪目次≫
はじめに
第1章 古代
1、古代の朝廷はなぜ白村江の戦いに望んだのか?
2、古代の朝廷の外交の「たて前」と「実際」とは?
3、郡司は地方支配にどのような役割を果たしたか?
4、平安初期に律令国家や文化はどのように変化したか?
5、摂関政治と院政の違いは何か?
第2章 中世
6、平氏はなぜ政権を奪取できたのか?
7、北条氏がなぜ将軍になれなかったのか?
8、元寇で武士たちは「国」を背負って戦ったのか?
9、一揆の団結力のみなもとは何か?
10.脳や侘び茶はどのようにして生まれたのか?
第3章 近世
11、豊臣秀吉が天下統一に向けてとった手法とは?
12、江戸時代の幕府と朝廷の関係とは?
13、徳川吉宗は出したくて上げ米令を出したのか?
14、「鎖国」下の幕府の外交能力とは?
15、化政文化はなぜ農村まで広まったのか?
第4章 近代
16、明治新政府が内外に打ち出した方針とは?
17、尾大久保利通が描いた日本の将来像とは?
18、明治日本が産業革命を達成できた原動力とは?
19、協調外交以外に日本に道はなかったのか?
20、「憲政の常道」はなぜ終焉したのか?
おわりに
<内容>
東大の日本史受験問題を基にしながら、世の中にある日本史への誤解(?)や常識のズレを指摘していく。それは、著者の考え方でもあるが、「良識」たる東大の出題者の意図でもあると思われる。
第1問と第20問の部分など、現在の政治家や識者への痛烈な批判となっている気がするが…。
われわれ教育者は(ちなみに労組系の教育者<原理主義者>への痛烈な批判もある)、こうした部分を如何に生徒に伝えていくかであろう。むろん、板書主義ではなく、投げかけて生徒に考えてもらう授業の組み立て方をしていかないと、「衆愚政治」がまたしても表面化し、戦前の二の舞(あるいは古代ローマの)を起こすこと必至ではないか?
投稿元:
レビューを見る
高校生の頃、克服するべき数学や英語をほったらかしにして、やらなくてもいい日本史の勉強ばかりしていた。
そして、受験する予定などない東大の日本史論述問題の答案を、来る日も来る日も作っていた。
東大の日本史ほど解きごたえがあって、面白い問題は無い。
著者は予備校講師なので、どうしても大学入試レベルの話にとどまってしまうのが残念だけど、覚えるんじゃなくって考えて答えを出す「歴史」の試験があるということを色んな人に知ってもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
東大の日本史の問題はとても面白い。問題を解くのに多くの知識が必要な訳ではなく、いかに基本的な内容を“理解している”かが重要で、そこからさらに発展して物事を考えられるかが求められている。
より多くの問題を見てみたくなった。
投稿元:
レビューを見る
300ページ弱で日本史というか、政治史を駆け抜ける本。テンポが早く、言い回しが明解なのは、さすが予備校講師。しかし東大の入試ってこんな解けるもんなら解いてみろみたいな出題ばっかりなのか。別世界だわ。
投稿元:
レビューを見る
東大を受験した、する、などは関係ない。歴史好きの人で、高校の頃でもなんでも、日本史は少ししかやってない人から日本史中級者まで、「歴史の流れ、歴史の合理性」に着目して読んでほしい本。歴史講師の立場からすると、その合理性がうまく説明されていて、とても良い本。
ただ、少し主張のある方だな、と、かなり簡単~ちょっと難しいまで取り上げてる問題に波があるな、という気はしました。
ちょっと高いですが歴史の流れずきにはお勧めしたい。
投稿元:
レビューを見る
面白かったです。大学受験生はどんな回答を書くのでしょう。
まがりなりにも回答は書けそうですが、どのくらい減点されるのか?
さすが東大の入試問題。細かなことまで知っていないとなかなかいい点数はもらえそうにありません。
投稿元:
レビューを見る
本当に読んで良かった!歴史の学び方や歴史を学ぶ意義を入試問題を通して掴むことができる本。
何回も読み直して、自分の歴史の学びと歴史の授業につなげたい。