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投資するならまずは、という本・・・
基本のキの本・・・
基本のキと言って侮れず・・・
しごく真っ当で、わかりやすい・・・
ブログ、いつも参考にさせていただいています・・・
これを読んだからといっていきなり儲かる、ってことはないと思うけれども、この本の内容を知らずに徒手空拳で投資の世界に飛び込むのは危険・・・
様々な投資手法が書かれているので・・・
ここに書いてある手法をベースに、自分に合ったものを選んで、磨き上げていきましょう・・・
米国式とあるように米国株で話が展開されていきますが、もちろん日本株の銘柄選びでも大事な考えになるので、NISAで投資を考えている方はゼーヒーで読んでみてくださいな・・・
ベースとなる本・・・
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Kindle安くなってた。たまにリンク見るがどうなのかと疑問に思ってたが結構まっとう。ただ、網羅的な分、散漫になっていたのが残念。各国分析については調べたらすぐ出る統計が中心だし不要だったのでは。ディフェンスな投資の部分が特に他書で薄い部分を抑えており有効かと。
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米国株式を題材にして投資の際に考えるべきポイントがまとめられています。英語版Yahooファイナンスの使い方からデイトレードの方法、2014年の動向などいろんな情報がつまっています。割合としては短期トレード向けの情報が多いと感じました。
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そこそこ面白かった。もっと米国の投資技法を知りたかったが、基本止まりかな? 最後の世界情勢の読みは参考になりました
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投資ブログ「Market Hack」の中の人が自己の経験から導き出した投資スタイル、理念を語ったもの。
著者は大学卒業後、建設会社で経理担当となるが数年で辞してニューヨークの投資銀行に転職。ここで東海岸のバリュー投資の技法を学びます。さらに数年後、折からのIPOの熱狂を受けてカリフォルニアの専門系投資銀行に転じ、ここで成長株投資に出会います。
かくしてメインストリームの2流派を習得した著者は、これを米国式投資術と称しておられます。米国における投資の常識、というくらいの含みです。
ブログ記事も理知的で資料を丹念に追ったスタイルですが、書籍になるとより深掘りの度合いが上がっているように感じられます。冒頭から数字を駆使して、東京オリンピックの経済効果を考えるにあたり、ロンドンオリンピックの経済効果実績を参照するなどしています。
そんな本書では、ひとつの章を割いて「デイトレーダーへの道」を語る一方、続く章では「長期投資のコツ」と題してメリット構造を語るなど縦横無尽の解説ぶりが光ります。
どこを読んでも興味深いとこですが、特に全体の三分の一を割いて語られる「Market Hack流投資術10カ条」がよくまとまっています。
1.営業キャッシュフローのよい会社を買え
4.分散投資を心がけろ
9.安全の糊代をもて
など常識的なものですが、これらを締めくくるものが、
10.謙虚であれ(投資の勉強に終わりはない)
というもの。
解説部分ではこのように語られます。
○投資を始めたばかりの人は(いつになれば必要最低限の知識を全部マスターできるだろうか?)ということに思いをはせます。そんな皆さんに、悪い知らせがあります。「これさえ知っておけばOK」という、免許皆伝のようなことは、残念ながら投資の世界にはありません。
○投資はマーケットという絶えず波動を繰り返している不確実な相手と戦っているわけですから、これだけやっておけば万全ということはありません。またビジネスの世界は常に変化しているわけですから、ビジネスマンも新しいことを学ばなければいけないし、投資家もそれは同じです。だから投資の勉強に終わりはないのです。
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米国株投資の教科書でしょう
米国版ヤフーファイナンスからの数値の拾い方の説明や、銘柄ランキングも紹介
次回の決算日ぐらいは把握せよ!とのアドバイスが一番の情報
投資の英単語も少しずつ覚えようと思う
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タイトルにある「米国式投資の技法」は、米国株式のみに投資することを推奨しているわけではなく、米国でスタンダードな投資手法で、著者が本当に役立つと考えるそれらを「米国式投資の技法」とし、理論的に説明している本です。表紙をめくれば、Market Hack流投資の10カ条が書かれており、第一章で多くのページを割いて10カ条を具体的で丁寧に述べています。ここに示されている投資の10カ条は、トレードをする前に一読できるように、自室の壁やトレーディングルームに貼り付けておく価値があると思います。
全体を通して、第1章を熟読し2~5章は軽く流し読みをすれば十分に役立つと思います。
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「Market Hack流投資術10カ条」
1. 営業キャッシュフローのよい会社を買え
2. 保有銘柄の四半期決算のチェックを怠るな
3. 業績・株価の動きが荒々しい銘柄と、おとなしい銘柄を上手く使い分けろ
4. 分散投資を心がけろ
5. 投資スタイルをきちんと使い分けろ
6. 長期投資と短期投資のルールを守れ
7. マクロ経済がわかれば、投資家としての洗練度が格段に上がる
8. 市場のセンチメントを軽視する奴は、儲けの効率が悪い
9. 安全の糊代(のりしろ)をもて
10. 謙虚であれ(投資の勉強に終わりはない)
序章
第1章 Market Hack流投資術
第2章 ポスト団塊ジュニア世代のネストエッグ戦略
第3章 デイトレーダーへの道
第4章 長期投資のコツ
第5章 2014年の投資機会
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営業キャッシュフローはごまかしにくい。
毎年増えている、純利益より多い(そうでない場合は粉飾リスクあり)、営業キャッシュフロー/売上高=15~35%。
チェックは一年に一回でよい。
保有銘柄は四半期決算のチェックをする。予測を上回っているか?ホッケースティック型になっていないか?
初デートの法則=上場後決算を2回しくじる会社は脈がない。
長期保有は儲かる、は都市伝説。投機と投資は同じ。
分散投資=個人は10~16銘柄まで。業種を分散する。
グロース投資とバリュー投資は、数年ごとに交代する。
バリュー投資では、購入価格に気をつける。安く買うためには、市場が弱気なときに限る。
グロース投資は買ってすぐ理が乗らなければ間違い。
短期投資は、すぐに利が乗らないと間違い。長期投資は上場後20年くらいたった銘柄のほうがよい。
マーケットタイミングを無視するのはおかしい。新しい投信の募集は相場が天井に近づくに連れて多くなる。
電車の中吊り広告に投資の文字が踊ったら、買いをやめる。
百戦百勝、リターン数百%、を信じてしまうのは、投資リテラシーが低い証拠。
大半のデイトレーダーはその日のトレードを振り返らない。改善=復習しない人にはできない。
その日の経済指標のスケジュールを確認する。昨日の出来事の影響を検証する。
損切りの逆指値は、シートベルトと同じ。死を招く可能性。
CFDは、カバーする市場の動きによって、サクサク度が違う。
ヘッジャーとスペキュレーターがいないと市場は成り立たない=投機は投資と同じ。
トレード日誌をつける=最初に身につけるべき習慣。トレード後、その日のチャートを貼り付けて、どうしてトレードしたかわかるようにする。それを見て反省する。
ビットとアスクを記録する。
成長株投資のルール
株価の上昇中に買う。安くなるのを待たない。
ナンピンしてはいけない。
底値圏では手を出さない。最高値に近い株を買う。
値がさ株を買う。
損切りは素早く。
PBR、PER、配当利回りは無視する。
利益成長の高い銘柄を買う。
出来高を伴いながら上がっている銘柄を買う。
同業他社の中で利益が一番上がっている銘柄を買う。
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タイトルに「米国式」と入っているが、株式投資全般の考え方としてとても参考になる本。営業キャッシュフローの大切さや投資スタイル、リスクの話など、初心者がまず株式投資を知るのに重要な要素が説明されており、わかりやすい。また、英語版ヤフーファイナンスの使い方まで説明してくれているので、これから米国株への投資をしようと考えている人にはおすすめ。
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私もよく参考にする著者のブログでの記事を中心に米国の投資家が常識的に知っている事、やっている事から有用なアプローチをまとめたもの。著者ならではの語り口で、ファンダメンタル分析、グロース/バリュー投資の本質、デイトレ、長期保有、投資戦略の立て方などなど投資する前に知っておくべき基礎知識を分かりやすくかつユーモラスに語っています。個人的には投資歴20年以上になるが、投資にはマクロ経済の一定の理解が不可欠と改めて痛感します。惜しむらくは、執筆当時の環境に基づく記述が多く、内容の陳腐化が少なからず見られる点。尤も私の積読のせいですが(笑) 改訂希望です。
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極めて基本的な事が書かれているんだが、指標の捉え方、視点等々(例えば営業キャッシュフローについて等)がとても参考になる。
残念な点は、編集が雑。冗長だったり、表現や項目の並べ方が散らかっていたり。
また、刊行年が2013年なので未来予測的な部分は使えないが(これは読み手側の都合なのでこの書籍が悪いわけでは決してないので悪しからず)、
それらを差し引いても、一読価値のある本です。
さらに、この著者は特定の法人に依拠していないので、金融系にありがりなポジショントークがない点も良いとおもう。
「Market Hack流投資術10カ条」
1. 営業キャッシュフローのよい会社を買え
→CFは会計的に一番ごまかしにくいから指標として使える(逆にいえばごまかしもあるってことだ)
https://finance.yahoo.com/quote/GOOG?p=GOOG
具体的には以下
・営業CFが毎年伸長している会社を買え
・営業CFが純利益(Net Income)より大きい(逆の場合は粉飾リスクあり)のがポイント。
・営業CFマージンが15〜35%ある会社がいい(因みに平均的なUS株は12%前後 刊行年2013年)
・長期投資が善に非ず。指標が良い会社を長期に持つからリターンがあるのだ。
2. 保有銘柄の四半期決算のチェックを怠るな
決算発表(Earning Release)の前に、コンセンサスESP予想とコンセンサス売上予想を予め調べておく。
良い決算とは、ESPと売上とガイダンスがコンセンサスを上回る事。
上場間もなく二回連続決算をしくじった会社は売れ。
3. 業績・株価の動きが荒々しい銘柄と、おとなしい銘柄を上手く使い分けろ
4. 分散投資を心がけろ
5. 投資スタイルをきちんと使い分けろ
6. 長期投資と短期投資のルールを守れ
7. マクロ経済がわかれば、投資家としての洗練度が格段に上がる
8. 市場のセンチメントを軽視する奴は、儲けの効率が悪い
9. 安全の糊代(のりしろ)をもて
10. 謙虚であれ(投資の勉強に終わりはない)
この10カ条さえ励行すれば、投資で大失敗はしません。
「ヘッジファンドマネジャーの財務分析ポイント」
1 EPSはごまかし易し、営業CFはごまかし難い
2 営業CFは必ず純利益より大きくないといけない
3 営業CFは毎年着実伸長が望ましい
4 リニアリティを見れば決算数字作りに難儀しているかどうかわかる。
5 ホッケースティック型(期末に近づき急に上がっている)企業は無理している。※4と同義
6 その無理はDSO(売掛金回収に要した日数)が増えることでバレる
序章 1990年代のシリコンバレーとMarket Hack流投資術が編み出されるまで
第1章 Market Hack流投資術
第2章 ポスト団塊ジュニア世代のネストエッグ戦略
第3章 デイトレーダーへの道
第4章 長期投資のコツ
第5章 2014年の投資機会
広瀬氏のWEBサイト http://markethack.net/
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3.3。四捨五入して3。
●概要
・アメリカの投資家の間で常識と考えられている普遍性
の高いもの、その中でも筆者が有用性の高いものを
紹介。
・以下の記述を参考にし、いい指標と思って買ったとし
ても、それが熱狂の最中であれば、数値はあてになら
ない。どの会社が永続する会社で、どの会社がダメか
を見分けるのは至難の業。今はもう存在しないネット
スケープは、当時アマゾンより良いと思われていた。
●株式投資方法に関して
1、営業キャッシュフロー(CF)の良い会社を買え。
①営業CFは会計的に一番ごまかしにくい
(一方、EPSはごまかせる)
これが、3年連続で上昇しているかをチェックする。
②営業CFは必ず純利益より大きいか。
大きくないと粉飾の可能性有。
(CFが毎年上昇していれば尚良し。
尚、売り上げを計上しても実勢に入金されるかは
別。来期に返品のケース有。)
③営業CFマージン(営業CF/売上高)は15~35%
あるか。(35%以上だといい意味でありえない程
儲かっている。一度調べれば年1ぐらいでいい。
ここは「儲けの構造」を表し、既に儲かっている会社
ならばその構造は頻繁に変わらない。)
※決算の数字を作るのに苦労しているか否かは
リニアリティを見ればわかる。
(ホッケー・スティック型の売り上げになっている
企業は無理している。)
期末に駆け込んで売った分はBS(貸借対照表)上の
売掛金として多く残る為、損益計算書で見えて
こないその無理はDSO
(売掛金残高/1日の平均売上高。
売掛金の回収に要した日数)の増加によって
ばれる。
2、売買は勉強の終わりではなく始まり。
保有銘柄の四半期決算のチェックを怠るな。
①決算発表前にコンセンサスEPS予想と、
コンセンサス売上高予想を調べておく。
②以下の三点から見て満足できる決算かをチェック
する。
・EPSの数字がコンセンサス予想を上回ったか。
・売上高の数字もコンセンサス予想を上回ったか。
・ガイダンスが来期のEPSと売上高の予想も
超えたか。
※上場間もなく決算を2回連続でしくじった会社の株
は売り。
良い株というのは、毎回キッチリと予想を上回る
株。
(Earning HistoryのSurprise%が毎回+)
●長期投資に関して
・長期投資をすれば、マーケット・タイミングを間違う
ことからくる不利益をある程度軽減できる
(逆指値の水準は遠くて済む)。
また、取引コストも少なくて済む。
一方、ダメな対象を選ばないように気を付ける必要が
ある。「長期に持てば必ず儲かる」という保証はな
い。
日経平均がピーク (40,000円) だった90年に、60歳で
もらった退職金をすべてつぎ込んでしまった場合、
30年たっても回復していないという事実がある。
・投資適格性、長期での企業価値を判断し、BUY&HOLD
するためには、BPS(一株当たり純資産)を見る。
マーケット・タイミングを計る尺度としての利用価値
は低いが、超長期での推移を観察することで、その企
業の手堅さを推し測ることができる。
●投資スタイルに関して
・バリューもグロースも一方が勝ち始めると、少なくと
も数年間はその傾向が続く。
しかし、1つのスタイルが何年間にもわたって勝ち続け
るということはない。
①グロース投資
(メリット)
・株を買った直後から利が乗り始めるケースが多い
(逆に言えば買った直後から利が乗らなければ銘柄や
購入タイミングを誤った可能性が高く、損切る必要
がある。)
・順張りで目を付ける点が比較的明快の為、初心者に
も実践しやすい。
・β値が高い状態で入るため、市場平均よりさらに大き
なリターンが期待できる。
(デメリット)
・バブルの天井をつかむリスクがある。
・β値が高いため、マーケット自体が弱気になった
場合、市場平均よりはるかに大きな痛手を被る。
(着目すべき点)
・株価のモメンタム(勢い)―株式市場は強気相場か
弱気相場か。
・EPS成長率や、売上高成長率
・レラティブ・ストレングス(市場全体に比べて株価
や業績の推移が勝っているか)
・決算の度のポジティブなサプライズ(上方修正の繰
り返しがモメンタムを生むから)
②バリュー投資
(メリット)
・モメンタムやマーケットの地合いは気にしない。
あくまで価格に着目する。
・比較的安定した投資成果が期待できる。
・バブルの天井をつかむリスクが低い。
・安全のための糊代を十分取れる為、ダメージが発生
するときも少なくて済む。
(デメリット)
・短気的に儲かりはしない。
・本当の割安と万年安を見極めるのが難しい。
・ある程度歴史がある会社でないと対象に出来ない。
(着目すべき点)
・その銘柄にいくら払うのかという買値
・以下のような参入障壁をいくつ持っているか
―事業規模の大きさ、
―圧倒的な市場占有率、
―構造的競争優位(多くの場合低コストになる
特別な秘密)
―太刀打ちできない無形資産(ブランド等)
―ネットワーク効果
―ユーザーや顧客にとっての乗り換えコストの
大きさ
・経営者が障壁を自ら壊すような真似をしないか。
※障壁を持つ優秀な企業を安く買うチャンスは、
通常市場のセンチメントが悪い時でないと起こら
ない。
それはつまり、すぐに利が乗らないことを意味
する。
●PERに関して
・PER(株価収益率)は投資家がその株に投資する際に、
一株当たり利益(EPS)の何倍までの値段を支払う準
備があるかを示してい���ため、投資家の積極性、期待
の高さを映した鏡といえる。
・50倍とかのものを買ってしまうと、株価が半分や、
1/3になるリスクを負っていることになる。
・業績の伸び(EPSの伸び)より、熱気が先走るケー
スがある為であり、安全の糊代が全く取れずに高値掴
みをする可能性がある。
・PERの高さは大きなミスの可能性を察知出来、セクタ
ー同士(ハイテク、景気敏感、ディフェンシブ等)で
比較し、成長率なども勘案しながら見ていく必要があ
る。
●損切りに関して
・当初飛び乗った理由がチャートの形やモメンタムで
あれば、それ崩れたとき、特殊な理由がない限りは
損切するべき。
途中から「バリューがある」と理由を挿げ替えるのは
危険な兆候。
●良い会社と良いストーリーに関して
・良い会社と良い投資ストーリーは別。
ストーリーはよく見せたい誰かが言い出した無数の
ものがあるが、よい会社を見極める方法は一つしか
ない。
それは毎回の決算でキッチリ予想を上回る数字を出す
こと。
●グローバル・マクロに関して
・グローバル・マクロとは財政収支・貿易収支・GDPと
いったマクロ経済の動きの中に不均衡を探し、ゲーム
のルールが変わる瞬間をめがけてトレードを仕掛ける
こと(一般的なトレードはまずルールを決めてそれに
従って行う)。
・対象は限定せず、皆の逆を行くへそ曲がりな気質で破
たんする直前にレバレッジをかけてポジションを取り
に行く。
・有名なヘッジファンドは膨大な資金にレバレッジをか
けて投入するため、どう動いているかはウォール街中
に察知される。そのため、マネージャーたちは自分が
どういう投資戦略をしているかをそれほど包み隠しに
はしない。
・一般的な投資家が彼らの動きを模倣できないのは、彼
らの発想や相場観が世間的常識から外れていると思わ
れるため、自分の線夕刊を疑い、別の視点から見るこ
とができないため。
●FXに関して
・FXは多くの要素が絡むため難しい。
一方、株価指数や原油・金などは、少々のぼんやり者
でも相場のリズムに乗れれば儲けることができる。
●トレーダーの成長に関して
①楽観的トレーダー:
見るもの聞くもの全てがチャンスに思える。
②悲観的トレーダー:
あまりに怖がりになり、チャンスを見つけても勝負し
たがらない豚になる。また、エントリーの際も値段に
うるさすぎたり、指値が遠すぎたりする。
③現実的トレーダー:
オッズを過去のトレード記録から理解しており、自己
に課したルールに基づいてエントリーし、利食い目途
を立て、損切りを執行する。
エントリーの値段を注意深く決め、チャンスが来るま
で待ち、損切の借指値を使う。
●トレード日誌に書き込む事柄
・スプレッド(Bid – Ask)
・約定値段
●米国消費者物価指数に関して
・2.5%を超えた場合、Fedによる量的緩和政策の縮小
や、利上げなどのリスクを考え始める必要がある。
●米国株における低位株投資に関して。
・米国株においては低位株ばかりを狙うのは危険。
何故なら、年金などの場合、「株価が10ドルを割った
ら、どんな株でも売却すべし」という社内ルールを設
けている機関投資家が多いため。
●新興国投資に関して
①新興国の成長見通しが先進国より良い場合、
資金が流れ込み、新興国の通貨を押し上げる。
通貨が強くなると、株式投資の投資成果に加えて通貨
高でも儲かる。
しかし、それは次第に落とし穴になる。
②新興国の通貨が高くなると、それは輸出協商力の減退
を招き、輸出の不振は景気の悪化を招き、投資資金の
離散の原因になる。
●新興国の健全性チェックに関して
①輸出に注目する。現在の輸出額がピークより5%以上落
ち込んだら要注意。
②経常収支に注目する。経常収支は貿易収支に国際間の
資本の移動を加味した数字と理解できるが、これが赤
字になり、しかも津城の赤字幅よりも赤字が拡大して
いるときは注意が必要。
③外貨準備に注目する。外貨準備が減り始めたら赤信
号。何故なら、外貨準備が減っているということはそ
の国の中央銀行が外貨準備を売って自国通貨を買い支
えているから。
これが減り始めると、ソロスのポンド売りのような通
貨売り崩しのターゲットにされる。
補足:インド・中国・ベトナムなどの新興国の概況記載有。
●アクション
・個別株のジャンルにはどのようなものがあるか、
確認する。
・米国株の四季報を確認し、ジャンル内の差異を
確認する。
・著者のブログを一読する。
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広瀬さんの軽快な語り口で、本質的な投資の話。
米国株に限らず使えそうな、長期投資、短期投資について、書かれています。
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おそらくITが進んだことでいろいろ出てきてはいるのだろうけれど。感情に流されないで高いところで売る納得をどう作るかなのだろう。