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頑なな主人公の心を溶かす食!
美味しいだけでいいと思ってた、だけど人を作り上げる食だから、栄養にも気をつける…すごく当たり前のことを眼前に突きつけられた感じです。読後感もよく、ずっと読んでいたい作品。
卒業まであわせて一気買いしました。暖かい気持ちをありがとう。
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佐々目宗(ささめそう)は若くして、いろんなコンクールで優勝するほどの腕をもったシェフ。しかし、料理へのこだわりが強く、他のシェフとは衝突してきて店を転々とする。独立を夢みて実現させるのだが、火事でそれも失ってしまう。
そして、たどりついたのが、
1年契約の若竹小学校の給食調理員。
小学校の給食室としては、最新の調理機材をそろえ、自校調理ができる。
管理栄養士は、子どもたちの野菜嫌いをなくし、ヘルシーは給食をめざす、熱い毛利恵太。
3人の他の調理員は大・中・小のマトリューシカのようなかしましい女性たち。
子供嫌いな宗だが、保健室登校している人見知りの1年生。人気子役だったのに、太ってしまった少女。親からまともな食事を作ってもらえない、ネグレストされた少年。モンスターペアレントに、モンスターチルドレン!?
さらに、給食調理のルールは厳しい。子どもたちは、大人の感覚と同じではものを食べない。
宗は迷いつつ、失敗しながらも、給食の良さ意味を知ってゆく。給食で子どもたちを救えるのか。
子どもたちに身近な給食。でも、その仕事の大変さや、どんな思いで作られているかまでは知らないであろう。
知ってほしい。そして、給食はしっかり食べ、残量が少なくなるようになるといい。
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母校の給食は手作りで美味しかったのを思い出して懐かしくなりました。
名だたる料理コンテストを受賞してきたシェフのささめ。我の強い性格もあり人間関係がうまくいかず有名レストランを転々とし、自分の店をオープンするも火事で全て失い…
一年限定で就いた給食調理員の仕事は、シェフの自分がするに足らない、独創性のない つまらない仕事だと内心馬鹿にしています。
そんな彼が美味しいだけでは受け入れられないことや、子どもたちと距離を縮めるなかで気づき、学んでいく。なかなか良書でした。
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念願の自分の店を開店してすぐに火災で全てなくした主人公佐々目が、開店資金を稼ぐためにと一年だけ給食のおにいさんになることを決める。
出向いた学校には、給食に特別な入れ込みをしている腹黒チワワ 毛利がいて……
知人の感想を読んでためしに購入。
文体はすごく軽く、さっくりと読める。
読めるが故に、ハラハラもしなければドキドキもしない。
どちらかというとイライラする。
まず、キャラが全体的にゆるい。
この手の日常系というか、ストーリーの大きな起伏をつけないお話はキャラの強さで魅せて欲しいのですが全体的に中途半端でとのキャラも好きになれない。
主人公は毎回大言をはいては失敗し、何かに諭されるということを繰り返すし
相方的存在の毛利は重そうな設定がある割には共感できるところがなく、ただウザい。
子供達もいろいろな設定を持った子がいるのに、いまいちグッとこない。
ストーリーは、主人公の大言→失敗→何かに気がついて成功
の繰り返しばかりで、記憶に残らない。
続編があるようだが、続きが読みたくはならなかった。
さっくりよめるので新感線本としては良いのかもしれない。
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主人公の立ち位置が新鮮で、さくさく読めた。
ただ、中身としては子供嫌いだった料理人がいつの間にか子供のことを思って行動するお兄さんになっている、という流れとしてはありふれた流れ。
ありふれた流れなのはいいが、後半につれて「さくさく」読み進めてしまう内容だった。
言うなればクラッカーを食べているような感覚である。
サクサク軽く食べれる、ただ腹には残らない。
連作にはありきたりではあるが、で、この伏線どうするの?みたいな
勿論、続刊で回収するのかもしれないが、続刊に手を出そうと思えるほどにはのめりこめなかった。
給食、なのでそれこそランチタイムにちょこっと読むのにはちょうどいい内容だと感じられた。
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給食のおにいさんに 恋をしました❤
こんな人好き。
すぐに 進級 卒業 の2冊を買いに行きました
飄々としてるのに 芯が1本通ってて 勝気な人。
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給食が題材になっていて、面白い。
その上、読みやすい。
だけど、話を少し詰め込み過ぎていて、いい話が少し薄れている部分があった。
毛利とささめのキャラが、良かった。
個人的には、ささめの成長していく描写が良かった。
続編の二冊が、本屋に売っていたら、買って読んでみたいと思います。
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姉から借りた本。学校の給食のあり方がストーリーを通してわかる。続編がどのような方向に進むのか楽しみ。
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・久々のヒット。面白かった!
・毛利の子どもっぽさに笑える。特にキューちゃんを使って本心を告げるところが好き(本心じゃなく、作戦なのかもしれないけど)
・だけどこんなに豪華な給食が毎日あるのか?と思った(笑)
・子どもたちも可愛い。
・「秋」の章はちょっと詰め込みすぎに感じた。結局、理央ちゃんはシェフ給食食べられたの…?
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諸事情でお金が6ケタしかなくなった主人公。
しぶしぶ小学校の調理員として来てみれば
ものすごくキャラの濃い栄養士がいた。
ほぼ知らない調理員の内情。
確かにあるものすべてが巨大だからこそ
事故には気をつけないと恐ろしい事に。
調味料もきっちり計られて作られているとは驚きです。
とはいえ、こんな風にすべて手作り、というのは
ないでしょうが…今は色々ですから、どうでしょう?
給食にかかわる事、子供の家庭事情。
色々な問題が持ち上がって、解決してみて。
こうなると、ものすごく学校に愛着がわいてきます。
しかも最初から出てきていた少年。
子供だからこそ出来ない選択ですが
人生を考えれば行くべきです。
でも離れてくないという思いは確かなもの。
人ごとなのですが、自分だったら
どう心と折り合いをつけるか。
難しいです。
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シェフが給食のおにいさんになる。
葛藤とそれを応援する小学生陽くんも素敵。
そのおにいさんがメインと思って読んでみたが、内容は現状の小学校・生徒のお話もあって、いろいろ考えさせられたし、もっと現場は大変なんだろうな、と思った。
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真剣に考えて、一生懸命取り組めば、道は見えてくるのだと全編を通じて感じました。
四季を通じて描かれる主人公の成長。
今まで知らなかった学校給食の現状。
最後の最後まで興味深く読み進めることができました。
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コンクールで優勝するほどの腕をもちながら、
給食調理員として働くことになった料理人の宗。
子供嫌いな彼を待っていたのは、保健室登校生や
太ってしまった人気子役など問題を抱える生徒
ばかりで…。食育&青春小説。
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腕に自信のある料理人の若者が、自分の店が火事でなくなってせっぱつまって学校給食の調理師になるけど、自分のプライドや学校内の様々なトラブルにすったもんだする話
青春コメディでもあるんだけど、児童の抱える問題とか重過ぎるなぁ
栄養士の毛利さんも含めてね
もっと軽いタッチでドタバタコメディの方が好みではあるんだけど、その辺の好みのさじ加減は人それぞれだよね
続編もあるようなので、機会があったら読むかな
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栄養とおいしさ、どっちも大事だけどそのバランスって難しい。
夏の話が好き。登場人物では目的の為に手段を選ばない毛利が中々好きなキャラクターだったけど、「味は二の次」「混ぜ食い」は頂けない。
ささめと毛利を足して2で割るとちょうどいいんだろうな。
学校給食もいいかもと一時の気の迷いを生じさせるくらいに面白かった。続きも読んでみたい。