紙の本
変わったミステリー
2024/01/20 11:26
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投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪崩が起こり、泊まったペンションで殺人事件が発生。
事件を解決してくれるはずの『名探偵』は・・・
とある設定が事件のキーを握るが、そこを受け入れられるかが最大の山。
個人的には『ある条件下では忠実なロボットになってしまう』みたいなSF的設定にした方がまだマシってレベルでした。
ミステリとしての質自体はなかなかだっただけにもったいないの一言に尽きる。
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2009/4/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2013/6/11〜6/15
久しぶりの霧舎作品。読者への挑戦状がついた本格物。とはいえ,霧舎さんの作品なので,そんなに堅苦しくない感じ。しかし,これだけ伏線を張りまくり,それを最後にまとめ上げるのは大変だろうなぁ。
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雪の山荘に閉じ込められた一同。山荘には小さなゆすりを繰り返す琴沢夫人の存在。キリストを信じる知恵遅れの男・福永。山荘の女主人と恋に落ちる犯罪学者・木岬。深夜の地震。殺害された琴沢夫人。木岬の遺体発見。福永の自殺。後動有三の推理。
2009年5月11日購入
2010年2月2日読了
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何だか切ない…。
頑張って空回りしてしまった○○さんがかわいそうで仕方がなかった…。
さゆみさんがなぁ…。あんまり好きになれなかった。
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初・霧舎作品。
文体は軽いものの、主人公かと思った人物があっさり死んでしまったり、探偵役がコロコロ変わっていくのが、今までにない手法で、なかなか楽しめた。
ただ設定が、あまりにも出来過ぎてて、そこが微妙・・・
「≪あかずの扉≫研究会」シリーズも手を出したいところだが、このノリはちょっときついかなぁ。
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久しぶりに本格ミステリーが読みたいと思って購入してみたがなんとなく期待が裏切られた感が…
ミステリーとしては可もなく不可もなくといった感じかしらん。
さて、この本には登場人物のページはありますがとある理由により空白です。
なぜに????
それは途中である探偵が登場するからです。そう世界的にとっても有名なあの探偵です。
まぁそれもちょっとわけありですが
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もうすぐ小学4年生の敬二少年は義兄の木岬研吾と共にドライブ旅行に出かけるが、雪崩に道路をふさがれ近くのペンションに泊まることに。その雪の山荘で起きる連続怪死事件の謎を「名探偵」が解き明かす、本格推理の決定版。真相への手がかりはすべて提示される「読者への挑戦状」付き。あなたは犯人に到達できる?
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えっと・・・どこまで続くの?!後動サーガ
事件よりもそのことに気をとられるんですけど?!
でも、事件のほうも予想外なことが多くて面白かった
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雪に閉じ込められたペンション。
ひと癖もふた癖もある客とペンション関係者。
美人オーナー。
そこで起こる殺人。
そして「読者への挑戦状」・・・
うを~!!!ベタだ!!!「本格」だ!!!w
いいねえ。なんかこういうの大好きw
欧米ではこういうのは子供が読むだの流行らないだの言われたりするけどうるせえよ!ww
古典的ってのはいつの時代も通用するから古典っていうんだよ!w
作者いわく「絶滅危惧種の本格ミステリ作家」だそうですし、「20世紀最後の本格作家みたいにいわれてその後21世紀最後の・・という人がでてこないので自分が最後の一人なのかも」とか言ってますよ?噴いたww
まあもちろん話はそこまでオーソドックスではなく、テンプレートだけなぞってはいるけどもきちんと楽しめるつくりになっております。
タイトルにもある「名探偵」とはいったいなんなのか?謎を解き明かすのは一体だれなのか?最後まで「探偵役」が二転三転するのも読んでいて楽しかったです。
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再読。
タイトルだけ見て全然覚えてない!と思って読み始めたのだけど、途中でなんかいやな雰囲気が甦ってきた(確実につまらなかったという自信はないんだけど、なんかつまらなかった気がする…みたいな)。
読み終わったら案の定、ほとんどの謎の起因を知的障害者のせいにしてて萎えた。
そんな都合のいい話あるかよーみたいな。
なんでもかんでも「知的障害だから仕方ない」「知的障害だからやりかねない」「知的障害だから」って、そんなの理論的に解けるかよばか。
2つの大罪の内容が入れ替わってる、というトリックは感心したけどあとの諸々がダメ過ぎるだろう…。
あとなんで唐突にEQが出てきたのかよく分からんのです。
木岬のキャラクターも最初と途中で全然違うし…。
女主人もあのままじゃただの恋多き女っぽいし…。
なんか感動的?な文章書こうとして滑ってるし…。
作文うまくないなら軽いスラップスティック風に撤すればいいのに、そっちも滑ってるし…。
まぁ次はないな。
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犯罪学者・木岬と義弟の敬二少年は、雪崩に道を閉ざされてとあるペンションに足止めされる。ワケありの客が集う雪の山荘では連続怪死事件が発生!はたして「名探偵」は奇妙な事件の謎を解けるのか!?
この話の中で、3人の登場人物が死ぬが、その3つの事件が奇妙に絡み合って複雑になっている。
伏線は多数あり。消去法で犯人は数人に絞られるものの、犯人に辿り着くには、なかなか困難。
木岬が恋に落ち、好きな人の為に「犯罪学者」という肩書きを消したかったこと。琴沢夫人の事件現場の謎。手紙の行方。
全ての謎が繋がる時、そこには切ない恋の物語があった。
そして、犯罪者になりたかった敬二少年の夢は・・・。
恋愛モノとして読んで、すごく感動。
ミステリーとしては複雑すぎたかな、と。
自分が解けなかったからだけど。
木岬とさゆみが結ばれてほしかったな。
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やっぱり、わくわくしますよねぇ~
“読者への挑戦状”
登場人物覧を空白にしたりとか
折り返し部分の作者コメントとか
何気に挑発的(笑)な部分に思わず“ニヤリ”です。
で、久々にメモ帳を片手に挑みました(笑)
第1章まではすごくおもしろかった。
こういう、ちょっと“斜め上”からの視点で
物事をみるお話は大好物です。
が、第2章からは、普通の推理小説に
なってしまったのがとても残念!
作者さんとしては
ここで読者の予想を裏切り
“あっ”といわせたかったのでしょうが
ある意味“あぁこのパターンか...”
って感じかな。
で、肝心の推理については
“無難”にまとまっています。
(私は真相にたどりつきませんでしたが)
きちんと論理たててあり
それなりに満足できました。
が、“あっ”っていうよりは
“ふうんそうか...”って感じですね(笑)
実際、推理ポイントを
読み返すこともありませんでしたし。
なんで☆3です。
ちなみに推理はできませんでしたが
犯人は60%くらい当たっていました。
単なる直感ですけど(笑)
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タイトルと表紙に惹かれて買ってしまった。
殺人が起き、その後屋敷が孤立するというお決まりの展開からの、実は宿泊客の中に警視庁捜査一課、鑑識科、科捜研がいるというまさかの展開に笑ってしまった。
偽物だったというオチだったがエラリークイーンがでてくるという展開もおもしろかった。
余韻が残る切ない真相だった
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『言葉で自分の気持ちを伝えることは難しい。それが微妙で複雑な感情であった場合、難易度は何十倍にも増す。
それでも、人は人に気持ちを伝えることが出来る。必ず出来る。その気持ちが本物で、どうしても相手に伝えたいと思って発すれば、どんな言葉の中にも気持ちは込められるし、誰にだってその込められた思いを推し量ることが出来るのだ。
それは時間や空間に左右されたり、薄められたりはしない。』
読者への挑戦付きのミステリはやっぱいいなぁ〜(@ ̄ρ ̄@)
すごく良かった。
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面白かった。え、あの人死んじゃうの!!ってびっくりした。謎解き的には分かりやすい感じでした。設定などは『王道』だけど、いろいろと『王道』ではない感じ。
霧舎さんの他のも読んでみたくなりました。シリーズものもあるらしいので読んでみよう。