紙の本
面白かったです。
2015/10/04 19:56
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど、と思いました。モヤモヤとした時間が確実に減ると思う本でした。そして、気も楽になる本でした。とても参考になりました。
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決定するためにどうするかという観点よりも、どういう間違いをしがちなのかという観点に主眼が置かれている。事例があっちこっちに飛びまくるため、非常に読みにくい・・・というか、アメリカ発のビジネス書はほとんどそういう傾向があるようだ。一つ一つのエッセンスに注目すればとても有益なことが多いので、そういう読みにくさをどこまで妥協するかが読み手にかかってしまうのが残念。各章末にまとめが書かれているので、それを眺めた後で、気になる項目を見ると良いかも。
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意思決定の4つの罠
①視野の狭窄
②確証バイアス
③一時的な感情
④自信過剰
WRAPプロセス
W 選択肢を拡げる Widen Your Options
R 仮説の現実性を確かめる Reality-Teat Your Assumptions
A 決断の前に距離を置く Attain DistanceBefore Deciding
P 誤りに備える Prepare To Be Wrong
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ORではなくANDで考える。
メリット・デメリットを書き出して比較するやり方ではまずい。
友達に助言するならどうする?
あらかじめアラームをセットしておく。
・・・とても参考になった。
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著者は、人間が決断を下すまでの過程を4つに分けました。(W)選択肢を広げる(R)仮説の現実性を確かめる(A)決断の前に距離を置く(P)誤りに備える
この4つのステップを、「WRAP」プロセスと呼びます。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=1331
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読みたい本
ファスト・スロー
なぜ危機にきづけなかったのか。
7つの危険な兆候
いしけっていの罠
①視野の狭窄
←選択肢を広げる(orではなくand思考)
ただしほかの選択肢は適当なものではなく、意味のある選択肢でなければならない。
キッシンジャーは回顧録の中で、ニクソンに対し国務省が提示した3つの選択肢を論じている。それは核戦争、現行の政策、降伏、だった。それじゃあ現行維持にするしかにないじゃないか。
②確証バイアス(自分に都合のいい情報を探すこと)
③一時的な感情
④自信過剰
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人生には意思決定がつきものだ。
結婚すべきか?転職すべきか?
もちろん、ビジネスだって意思決定のシーンばかり。
できることならばあとで後悔しない意思決定をしたい。
そんな人のための本。
意思決定には4つのステップがあるという。簡単にまとめるとこんな感じ。
(W)選択肢を広げる
⇒機会費用を考える、「今考えている選択肢がありえないとしたら?」と考える、「~するべきか否か?」というイシューに陥っていないか気にする、選択肢をORではなくANDで考える、自分と同じ問題を解決した人を見つけて聞く
(R)仮説の現実性を確かめる
⇒逆を考える、外部の意見を頼りにする、マクロな視点で基準率で判断する、ミクロの視点で具体例に触れてニュアンスを確かめる、テストマーケティングやプロトタイピングをしてみる
(A)決断の前に距離を置く
⇒時間をあける、第三者の視点で見てみる、「親友が同じ状況にあるとしたらなんとアドバイスするか」と考えてみる、核となる優先事項は何かを明らかにしそれを大事にする
(P)誤りに備える
⇒シナリオを予測するのではなくいい結果から悪い結果まで幅を持たせて考える、期限や打ち切りの条件などアラームをセットしておく
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ナナメ読み。
・選択肢を拡げる。(~するかしないか→~するか、☓☓するか)
・小さく始めてみる。
もう一回ちゃんと読み直したい。
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具体例が冗長ではあるが,
思った以上によい本だった。
本書全体に通底しているのは,
視野狭窄に陥らないように気をつける,
ということかなぁ…と。
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WRAP
ワイドに選択肢を広げる
現実的に検証する
間を空けて考える
失敗を想定する
決断力をさらに高めるための、キーワードをあげ、具体例も豊富に挙げている。
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するべきか否かの一択※ではなく、ほかの方法はないかも考える。
視野の狭窄に陥らないために。を事例やいろんな視点から書いてある。とても参考になり、自分の決定力が上がった気になりました。
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行動経済学や意思決定に関わる書籍を読んでる方には重複する内容が多いので、今更という感じになるかもしれませんが、かなり実際的な場面にまで落とし込んで説明しているので、興味がある方は一読をおすすめします
必読書にカーネマンとアリエリーが挙げられていますが、その手前の入門としての位置づけですね
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決定力が乏しい自分に必要と思い、購入。
若干冗長感はあったが、決定にあたってのプロセスや
決定するにあたって注意すべきことが細かく書いてあり、
非常に勉強になった。
実際のところ、早く決めたほうがよいこともあるが、
決めるにあたって充分検討しないと手戻りも大きいし、
何より失敗したときの損害が大きい。
特に新しいことをやるときは、引き際を定義してやらないと、
ドツボにはまってしまうので気を付けること・・・だそうです。
確かにね。
自分は他の人の意見を聞かない傾向があるので、
同じような経験をした人にアドバイスを求めて行動していきたい。
【勉強になったこと】
・一般的な意思決定プロセスは以下だが、一方で問題もある。
1. 選択に直面する
しかし、「視野の狭窄」によって選択肢を見逃してしまう
2. 選択肢を分析する
しかし、「確証バイアス」によって都合のよい情報ばかり集めてしまう
3. 選択する
しかし、「一時的な感情」によって間違った選択をしがちである
4. 選択の結果を受け入れる
しかし、未来の出来事について「自信過剰」に陥りやすい
・上記問題を回避するために定義されたプロセスがWRAP
W:Widen Your Options
選択肢を広げる
R:Reality-Test Your Assumptions
仮説の現実性を確かめる
A:Attain Distance Before Deciding
決断の前に距離を奥
P:Prepare to Be Wrong
誤りに備える
・視野の狭窄から抜け出すには、機会費用を考えるとよい
・選択にあたっては、必ず2つ以上の選択肢を検討すること
・新しいことを考えるときは、プロトを行うのが効果的
・選択に困ったときは、他人にアドバイスするとしたらどちらがよいか?
と、考えるとよい。そのほうが最重要な要因を考えられる。
・10-10-10プロセスを試すことで、距離を置ける。
10分後-10か月後-10年後、これは恋愛でも一緒らしい。
いずれでも後悔しないなら、決断すべし。
・企画を推進するときは、引き際を定義して取り組むこと。
引き際の決まっていない企画は必ず頓挫する。
・成功は意思決定の質と運の量によって決まる。
運は変えられないが、意思決定の質は高められる。
高めるためにも色んな視点で考えるプロセスが重要。
・決定力がある人は、自信を持って勇敢な選択が出来る。
先送りして後悔するよりも、挑戦して失敗するほうがよい。
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本を読む前は、「仕事で切迫した場面での急ぎの決断を賢く行う方法」を扱っているのかと思ったが、実際に読んでみると少し違った。これは、「引っ越しをする」「新しい家電を買う」「企業を買収する」というような、もうちょっとゆっくり考えられる状況における意思決定に関して、陥りがちな過ちとそれへの対応を説いた本だ。
陥りがちな4つの罠とは、
1.視野の狭窄
2.確証バイアス
3.一時的な感情
4.自身過剰
そして、それらの4つの罠を避ける方法として、この本で説かれるWRAPプロセスが位置づけられている。
W:選択肢を広げる
R:説の現実性を確かめる
A:決断の前に距離を置く
P:誤りに備える
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『アイデアのちから』『スイッチ!』の作者の第三弾。
『アイデアのちから』ではどうやったら人を説得できるか、わかってもらえるためにはどう伝えたらよいか、がテーマだった。『スイッチ!』では、自分も含めてひとが、そして組織が今までの行動を変化させるための具体的なやり方はどういうものか、がテーマである。
そしてこの『決定力!』では、何をどう決めていったらいいか、何か決めるときにどういうふうにすればいいのか、をテーマに選んでいる。
自分の考えをひとに伝えるときのよい方法、が最初の本のテーマだった。が、伝えてわかってもらっても行動につながらない、何もかわらない、ということがあるわけで、そこで次の本では、変化を起こしてもらうためのより具体的な方法がテーマになった。
この本では、望ましい変化とはなにか、伝えるべき自分の考えはどう決めるのか、と前の二著の前提をさかのぼって考える本になっている。
どの本も具体的で有用、かつ興味深いエピソードで面白く読めるので文句なくおすすめだが、上記のように三部作としてその関連を考えながら読むとまた面白いと思う。