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図書館で。
ケケという妹分のような実に人の神経を逆なでするような女の子登場。たぶんキキの分身のような女の子なのかもしれない。自信満々で一人でも大丈夫で思ったことをすぐに口に出せるタイプ。ある意味強いけどキキから見たケケしか書かれていないので本当はもっと違う女の子なのかもしれない。
それにしても思春期の女の子面倒くさい。面倒くさくてかなわんな~ってのが感想です。
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突然町に現れた魔女?の女の子に振り回されて、周りのひとたちをどんどんとられていくような感覚に陥るキキ。少し大人になって自分の中にある持ちたくない気持ちに気づかされて自己嫌悪に襲われながらまた一歩成長していくお話。トンボさんとの関係はあまり進展しないですが、つい一緒に話しているところではにやにやしてしまいます。
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国民的ジブリ映画『魔女の宅急便』の原作小説第3巻。
本作では小さなもうひとりの魔女さん(ケケ)が登場し、キキの思春期の心が揺さぶられていきます。
ケケの嫌味な感じは、作品としてすごく分かりやすく出ています。
読んでいる途中は、正直、気分悪いというか、モヤモヤするんですが、終わり方が良いので、読後はスッキリしますね。
ここまで『魔女の宅急便』を読んできて思うのは、ファンタジーなんだけど、お話の本質は、思春期の女の子の心のモヤモヤを疑似体験させるところにあるんだということ。
ようやく気づきました。
さて、おじさんが長々語る作品でもないですし、この辺で。
今年中に最後(6巻)まで読むよー。
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キキが突然現れたケケに嫉妬をいだき、自分の気持ちをもてあまします。その気持ちと向き合うことができるようになったとき、またキキは成長します。
そんなキキの姿にそんな気持ちになることあるよねって近親感を抱きました。
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正反対の性格の、年下魔女の登場でもやもやキキの回(?)。キキの生真面目さというか、根暗さ(?)が出て一緒にもやっと。ジジが軽く気の毒に思いつつ、なんでとんぼが好きなのか、よく分からなくて更にもやった一冊。いや、嫌いじゃないですよ。むしろ好き。
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魔女の宅急便2を読んでから
久々にこのシリーズを読んでみた。
突然物語に現れた
ケケって何者??
気になって一気に読んでしまった。
このシリーズって
みんな、ニコニコハッピーな
児童小説と思っていたけど
今回はちょっと違ったね
なかなか楽しめました。
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これはこれでおもしろいんだけど、キキとジジは映画版の方がかわいらしかったな!(笑。身も蓋もない。
子供向け童話調にしては時折刺しに来ますよね。いやはや。
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角野栄子女史③
キキ16才、コリコの町で4回目の春を迎えました。
ケケという女の子の登場で心乱れるキキ。
自分の本当の気持ちに気づき、大人へと成長していきます。
キキが母親コキリさんからの返事で知る、おとうさんがすきって思った時の気持ち・・自分と重なるところがいいなぁ!
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キキ16歳。
一人称が「あたし」から「わたし」に。
物語では謎の少女ケケが強引にキキの家に居候をはじめる。
そのせいでキキの心が乱れに乱れて気の毒を通り越して痛ましい思いもした。
それでも最後にはしっかり成長していく姿は美しい。
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切ないお話でした。キキが青春真っ只中!って感じで、悩んだり、笑ったり、怒ったり。 ケケなんて、わけわかんない生意気な子も出てきて、わたしも最初はイライラしました。 でもやっぱり切ないお話だった〜最後のジジとケケのシーンにはちょっと泣けてしまった。 全巻揃えて、いつか読み返すつもりです☆
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魔女の宅急便シリーズの中でもいちばん心が揺さぶられた巻かもしれない。
空飛ぶ魔法、くすりぐさの魔法を通して、少しずつ少しずつコリコの街の人たちとの結びつきを重ねてきたキキ。いつの間にか故郷の街ではなく、この街こそが自分の居場所だと思えるようになっていた
そこに現れたケケという年下の女の子。自分も魔女だと言い張り、それなのに魔女の伝統なんて知らんぷり。好きにおしゃれをして好きなように生きるケケは、魔女としてコリコの街に根ざし始めていたキキの存在を揺るがしてゆく。
気が付けば、みんながケケの噂をしてる。ケケがこの街に来てくれて良かったと。気付けばキキのともだち、とんぼさんがいる飛行クラブにも出入りして、すっかりその一員になっていた。相棒猫のジジも、気付けばケケと一緒にいることが増えてきた。
そしてついに、キキが上手く解決できずにいた仕事を、ケケが見事にやり遂げてしまう場面が。街の人はみんなケケに感謝して、ケケはみんなの人気者。
仕事も、コリコの街のみんなも、とんぼさんも、ジジも。キキの居場所だったところには、もうキキはいらないじゃないか。みんなケケがいればいいんだ。消えたくて消えたくて逃げたくなったキキは、夜中にほうきに乗って空に飛び立つ。真っ暗な空の中、冷たい風に打たれながら、キキは自分の心と見つめ合う。
自分は何かと「あれ、これってわたしいらないじゃん」って考えることが多い人なので、心が痛かった…。ケケみたいにはなれないんだよね、自分は自分なのだから。同時にキキが羨ましくもあるなあと。色々あってもやっぱりここが自分の居場所なんだと思える、暖かい第二の故郷を育めたのだから。
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胸がギュッと切なくなる話が多かった。
キキがジジを蹴飛ばしたり、二人で大切に、親にお土産を買う用に貯めたお金をキキが
「これは二人のお金じゃない、私のお金よ。」
と言って持ち出して使ってしまったり、足りない分を本来貰わないはずの大事なお客様から貰ったり…
それでもキキの側で見守ってくれるジジや町の人達が泣けるほど優しくて…。
ケケの生意気さや意地悪さにイライラしたりも…。
でも、最後まで読んでしまうともう一度読みたくなる。
不思議な本です。
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突然現れた二人目の。
いい顔をしているのではなく、相手が心を開きやすい生き方を良く知っているのだろ。
作り上げたテリトリーに侵入してきただけでなく、土足で荒らされたら心が荒んでしまっても仕方ないだろ。
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宅急便や薬の仕事もコリコの街で馴染んできて慣れてきた頃に、ケケがある日突然やってきて日常生活に疑いや好きなトンボや友達のことが信用できなくなるなるかもって嫉妬心描いたストーリーだった。
昔ながらの伝統を守るキキと最新のアイデアをとりいれようとするケケ…
伝統を守りつつ視点をかえながら何かするのって大事やなって思った。
10代の女の子らしくお金叩いてオシャレしたり、同性に対してライバル心抱いたり嫉妬したりしてたな。