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紙の本
水木しげる氏による代表作「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズの第5巻目、冷や奴を食べさせて全身をカビだらけにしてしまう豆腐小僧の登場です!
2020/10/06 10:07
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和から平成にかけて、『ロケットマン』、『戦場の誓い』、『怪奇猫娘』、『0号作戦』、『プラスチックマン』などの興味深い漫画作品を発表してこられた水木しげる氏の作品です。水木氏と言えば、たくさんの著作がありますが、何と言っても「ゲゲゲの鬼太郎」が有名です。同書は、中公文庫から全9巻シリーズで刊行されているうちの第5巻目です。内容は、副題にもありますように、「豆腐小僧」の物語となっています。この豆腐小僧とは、冷や奴を食べさせられた人たちの全身をカビに包んでしまうという厄介な妖怪です。この小僧からご馳走されたネズミ小僧がカビだらけにされてしまいます。そして、やがて仲間たちにもカビが移っていきます。一体、どうなっていくのでしょうか。13話が収録された興味深い一冊です!
紙の本
細かな描写が圧倒する
2016/01/29 01:01
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投稿者:竜生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第5巻のトップを飾る『妖怪万年竹』の竹藪の描写は細かな細部まで書き込む特徴がでている。中でも飛び出してくる蚊の描写は恐れ入るしかない。更に驚いたのは『豆腐小僧』の中で、塗り壁が布団を敷いて眠っている姿が描かれていたが、塗り壁が横になって寝るという発想には驚かされる。第5巻も多くの物語は、人が無責任に自然を破壊し、それに対して影の住人である妖怪が、自然を破壊した住人と対決するという物語である。しかし、蚊に刺されると竹の怒りを買って、筍になりその後竹になるという話の展開は、水木しげる本人が妖怪じゃないかと思うほど意表を突く物語になっている。
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