こんな弁護士は・・・
2021/04/20 10:12
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
寧々と小雪の姉妹弁護士コンビが珍事件を次々解決していく。
人質は猫・・・誘拐されたのは三毛猫だった?
レジ待ちオリンピック・・・一番早くレジで会計を済ませた人に相続権が?
背番号12のカモ・・・カモが一羽増えた?
お面の告白・・・誰がお面を被っているのか?
天空の密室・・・カップルの目的は?
5篇の短篇で読みやすい作品でした。しかし、刑事裁判・民事裁判等の本格的な弁護士小説とはかけ離れていました。他の作品のように社会派小説を期待していたので、ちょっと残念です。
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少々狙いすぎな感は否めないですが、謎の設定はなかなか面白いです。謎そのものに猫があまり絡まないのが、ちょっとタイトル負けかな。
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猫好きな妹とそれを心配する?姉の弁護士姉妹が、依頼人のところで起こる事件を解決していく短篇集。
特にこれといっていいなあと思うところもないのですが、猫が出てくるだけでまあいいかと思えました。
シリーズになってるのかなあと思いながらbooklogで検索したら何冊か表示されたのでいろいろなお話がこれ以外にもすでにあるようです。
また手に取るかどうかはわかりませんが、それなりに面白く読ませていただきました。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4589228.html
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猫愛が行きすぎてちょっと行動不審だが推理力に才のある妹と,その危うさを見守る姉との二人三脚弁護士業話・・・というより探偵ものっぽい推理小説.
全体的に可もなく不可もなくといった感じでした.6つの短編はほぼ独立しており,どれも軽い感触.先の展開も予想しやすいのですらすらと読んでいけると思います.あまり読後感として残るものは無いのですが,ちょっとした時間にほっこりしたければ,といった感じでしょうか.
ねこ弁と聞くと,ねこ鍋のようにねこの弁当を想像してしまうのですが,そういう件は一切無かったですね.
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猫専門の弁護士。……ではありませんでした。まあ猫関連は多いですけれど。寧々と小雪、美人姉妹弁護士が活躍するミステリ短編集です。二人合わせて「ねこ弁」ね。
お気に入りは「レジ待ちオリンピック」。うわ、レジ待ちの極意……奥が深いっ! ってのに不覚にも感激してしまいました。買い物行ったときに気を付けて見てみよう(笑)。だけどこの肝心な点については、きっと猫を飼ってる人ならすぐわかるだろうなあ。
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お笑いにおけるツッコミって大事なんですねぇ。いっそ両方ボケ倒してれば突き抜けちゃいますけど、相方がツッコミになりきれずに振り回されてる、さらにはボケに期待し始めますから観客は呆気にとられるのみ。
弁護士姉妹の名前の一文字目をとって「ねこ弁」。姉は真面目で努力型のイケメン。妹は猫と食べ物の事しか考えてない天才肌の美少女(?)。もちろん妹がボケです。弁護士の職業倫理うんぬんより、年齢的に許されない猫耳・猫バッグ。猫とみれば写真を撮りまくり、仕事を二の次にして郷土料理を食べ漁る。いくら猫好き仲間といえどもこれは馴染めません。姉が手綱を握っててくれればいいのですが、呆れているようなことを言うわりに根がシスコンで、推理に関しては完全に妹に丸投げ。ブレーキなしで全面的に妹バカになってくれれば笑えたかもしれません。どうでもいい謎をどうでも良く解決するにしても、とことん真剣に向き合っているか、とことんふざけながら対処していくかすれば、読んでる方も一緒に悩んだり馬鹿馬鹿しさに笑ったりできるのに。バカミスってさじ加減が難しい。
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何気なく手に取った1冊が、偶然にも舞台は三重県、主人公は津高卒。
それだけで興味深く読みました。
しかし三重も知らないことだらけ。
ことらバッグ、平治煎餅ワッフル、三岳寺、御在所カレーうどん。
今度帰ったら三重めぐりしよう。
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ストーリー ★★★☆☆
ドタバタ度 ★★★★★
感動度 ★★☆☆☆
心理描写がほとんどなく、事実の羅列の文章に、最初は読みにくさを感じました。
進むにつれて、著者の書きたいこと、読者に感じさせたいことが、何となく読み取れるようになってきました。
もっと伝わりやすい文章表現であれば、それなりに感動できるストーリーなのですが。
ドタバタと感動的なストーリーは、上手く書けば融合できると思います。
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弁護士の姉妹が往診弁護の旅先での事件を解き明かすというもの。妹がアイドル顔で頭が切れるけど変な奴で、姉は宝塚男役並みのイケメン顔で常識人だが、妹には甘い。ユーモアミステリーですな、軽い軽ーい。
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社会派ミステリーとして有名な著者の作品だが、本書は趣向が変わりユーモアあふれるほんわかミステリーといった感じ。特に重たい印象もなく、サクッと軽い気持ちで読み進めることができる。その分インパクトにはやや欠けるが、どんよりした読後感はない。
作品は全6編の連作短編集。なかなか弁護士事務所に通うことのできない僻地の人々の依頼を受け、往診弁護という方法をとっている弁護士姉妹が訪問の先々で事件を解決していくというストーリー。
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うーん、この設定、このキャラ、この展開、自分には合いませんでした(笑)
6編からなる短編連作で、ライトなミステリーなのですが、主人公の寧々と小雪のキャラクタが自分にはミスマッチ!
さらに僻地に往診弁護という形で、訪問して相談事案から事件を解決していくのですが、そんな形態ってあるのかな?
■人質は猫
猫を誘拐して身代金が要求されます。
犯人とその目的は?
■レジ待ちオリンピック
一番早くレジ待ちをクリアした者に遺産を相続させる。
その遺言の目的は?
そして、誰が一番早くレジ待ちをクリアできるのか?
■背番号12のカモ
カモ農法に絡む物語。
カモが増えた?盗難された?
犯人は?
■案山子だけが知っている
案山子が相次いで盗難されます。
その目的、犯人は?
■お面の告白
キツネ面を巡る物語。
真相はホッコリ
■天空の密室
密室のゴンドラで根付が紛失。
犯人はゴンドラに乗り合わせた人物たち
誰が根付を盗んだのか?
事件の真相は?