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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずのおバカなオチの脱力系ミステリーですが、最後の「きみがくれたメロディ」だけ異質で時空を超えたラブストーリー。Richard Sandersonの「Reality」って曲が合うとおもう。
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2008/8/22 ジュンク堂三宮センター街店で購入。
2016/3/11〜3/12
7年物の積ん読本にして、3年半ぶりの蘇部作品。
物議を醸したデビュー作「六とん」の続編ともいうべき本作。六とんの流れをくむ作品もあるが、イラスト落ちなども含まれていて、色々試行錯誤している感じ。愛川晶さんの解説も面白い。
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つ、つまらない…!!
1のあのヘタレ主人公が良かったのに。今回どうしようもないくらいヘタレて消えてった。3に期待。
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【六枚のとんかつ】を書いた作者の蘇部さんが
「もう【六枚のとんかつ】という言葉は口にするのもいや」で「六とん」になったらしい。
私は【六枚のとんかつ】のレビューで「くだらな過ぎて面白い」と書いたけど、その作品ががメフィスト賞を受賞した際には、悪評粉々・非難囂々だったそうで(なんとなくわかるけど・笑)、ご本人も意気消沈だったのでしょう。でも、ほかの作品はさっぱりなのに「六枚のとんかつ」は3年で11版だったために「2」を書く破目に・・・。
なかなか面白いんですが、「2」では迷ってるんでしょうか・・・やはり批評により腰が砕けたんでしょうか、「ちょっといい話」的な物もあったりして、統一性がありません。
蘇部さんはあとがきが面白く、本書でもそれぞれの作品のいきさつや発想の原点を書いていらっしゃいます。
それを読むと、いくら批評されても、やはり「商売として書ける人」っていうのは、発想が違うんだなー、と感心させられます。
私、「ヒカルの碁」を読んでもそんなトリック考えつかないし、「ごっつええ感じ」でこっちのオチの方が面白いじゃん、と思っても、それをネタにお話1本は出来ないし。
やっぱ、迷いがない分、世間では何と言われようと「六枚のとんかつ」には及ばなかった感じです。
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相変わらずほどよく?脱力できる短編集。凝った仕掛けはなかなか好きですよ。
お気に入りは「午前一時のシンデレラ」。これはもう「巧い!」と思ったのでした。これは犯人にしてみたら追い詰められますよ。
「叶わぬ想い」も、こういうオチは案外好きです。一瞬わけわからなくって考え込んでしまったのですが。なるほど、そういうことだったのか……。
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もっとバカでも良かったと思うし、
もっとミステリーで良かったと思う。
叶わぬ願いのオチが苦みばしっていてよかったと思う。
アレはいわゆる自慰なのだろうか。
ヒカルの碁と涼宮ハルヒとカウボーイビバップと
意外と作者とは気が合うかもしれない。
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解説にもあるように、前巻は「アホバカ・トリック」が持ち味であり、ミステリというジャンルの中で個性を発揮していたと思います。
本巻はアホバカ要素が薄くなり、その分、人情とかSFとか絵のオチなど色々な要素が取り入れられていますが、単に薄味になってしまったという印象です。人情やSFとなると、他の人の方が長けていると思われるので、自分の個性を生かす作品作りをしてほしいものです。やはり、保険調査員ものの最初の3篇が、この人が一番個性を発揮できる形であるように思いました。
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この世にはどんな小説でもある。
この本をこころから楽しめる人こそ
人生を楽しめる人であり、
この本をこころから批判する人こそ
人生を捨てている人なのだ。
僕は「批判」が大嫌いだ。
その人のすべてを嫌うことである。
心の底から嫌いになることである。
ああ、ああ、ああ、批判なんてなくなれ。
究極におもしろいbookはこの六とんシリーズなのだよ。
ワトソン君。
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六枚のとんかつ、動かぬ証拠と、世間の評価は知らないけど好きな作家さん。
2も面白かった。難を言えばもっともっとはじけてくだらなくしてもいいのに〜。
ただ、意外なしんみり話とか、メリハリ効いてよかった。
3もあるみたいなので、ぜひ読みたいです。
これが買えただけでも、苦手な池袋に行った甲斐があったというものだ。
ま、そのために行ったのではないですが。
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バカミス短編集。
普通にYA向けのちょっといいはなしも書いてたりするので油断できない蘇部さん。なんだか前作の突き抜けた馬鹿馬鹿しさがなりを潜め、今回はいろんな作品を並べてみたという感じでした。
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3+
前作「六枚のとんかつ」は既読だが、いくつかのおバカトリックを除いて細かなことはすっかり忘れていた。だから初めに前作の名探偵の名前が出ても「誰それ?」だったのだが読んでいくうちにぼんやりと思い出してきた。恒例の各話冒頭の引用文も趣がある。前作に比べると、総じてこじんまりとした感がありパワーダウンしたとも受け取れるが、ばかばかしさも減り、全体のバランスも良くなり非常に読みやすい。個人的にはオチのイラストで吹き出しながら感心してしまった「地球最後の日?」が好きだ。
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六枚のとんかつに続編があることを知らなかった。ノベルスでは4まで出ているというのは驚きだ。
六枚のとんかつの続編と言っていいのかよくわからない作品だった。前作とは大幅に路線変更なのでしょうか。期待していたものとは違ったが、「きみがくれたメロディ」などは好きである。一番気に入ったのは「行列のできるパン屋さん」だった。全くミステリなどではない気がしたが、皮肉な人間味は好きである。
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これはひどい。相変わらずひどい。
ゴミ以外の何物でもない。
こんな本が書店の棚を占有するのは、他の本にとっての損失である。早く絶版になるべき。
こんなゴミが出版されるのは、『もしかしたらこれ、毛色が変わってて面白いって言う人がいるかもしれない、もし、自分がこれを貶したのに、面白いっていう人が多かったら恥をかく』って思った能無しが薦めるからだろう。
解説者も馬鹿だ。
「一つの選択として、極端に変なものだったらとりあえず保険として票を入れておく」って発言を引用しているくせに、「結局、蘇部氏の作品に票を投じたのは私一人だったが、こんな文章を頼まれると知っていれば、二位か三位にしておいたのに。惜しいことをしてしまった。」なんて書いている。
要するに『これをゴミって言ったのに、もし面白いって人がいたら恥をかくから保険として面白いかもしれないって言っておこう、』って自分でもろに書いてるじゃん。
なお、酷さは「六枚のとんかつ」よりアップしている。
前作は「もしかして意識してつまらないものを書いたのかもしれない」って思う人が出るかも、ってくらいだったが、今作はそういうことすらない。単にアイデアの切れ端を投げ出しただけ。
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おバカミステリー短編集『六枚のとんかつ』の第二弾。著者が言うところの”アホバカトリック”作品以外に、今回はファンタジー作品も混じっている。ふつう短編集としてジャンルくらいは揃えるだろうと思うのだが、この不徹底ぶりがねらいかどうかはわからない。ただファンタジー作品の『きみがくれたメロディ』がいちばん出来が良かった。まぁ、おすすめ。ミステリーのほうはもっとくだらないオチを今後期待する。
収録作)最後の事件/三色パンの秘密/甘い罠/午前一時のシンデレラ/行列のできるパン屋さん/姿なき目撃者/読めない局面/誓いのホームラン/地球最後の日?/叶わぬ想い/きみがくれたメロディ/届かぬ想い・純愛ヴァージョン
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「最後の事件」★★★
「三色パンの秘密」★★★
「甘い罠」★
「午前一時のシンデレラ」★★
「行列のできるパン屋さん」★★
「姿なき目撃者」★★
「読めない局面」★★★
「誓いのホームラン」★
「地球最後の日?」★
「叶わぬ想い」★★
「きみがくれたメロディ」★★
「届かぬ想い・純愛ヴァージョン」★