紙の本
ほのぼの
2023/12/31 14:15
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝ご飯の大切さを改めて感じました。美味しい朝ご飯を一緒に食べてみたら、確かにみんな家族になれそうな気がします。
紙の本
きれいな大阪弁
2023/02/06 09:40
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投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
田辺聖子さんの書く大阪弁は柔らかい。「手ェのかからへん子ォやから」「ほんとやデ」「無茶しよンんなぁ・・・・・・」カタカナ交じりがニュアンスを正確に表現している。
そして、料理がどれもおいしそう。ただの家庭料理なのに、とても魅力的。
律の台詞「うまい朝めしを食うてたら子供は非行せえへんし大人は浮気せんのじゃ」は名言だと思う。
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自分で自分の居場所を確かめながら生きていく主人公がとても身近で、共感できます。でてくる料理がとても美味しそうです。
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田辺先生の小説は手作り料理の描写が多く,結構参考になる。そのなかでも,一番おいしそうな料理が多かった作品。干し鰺ごはん,葱めし,雪鍋などなど。料理の過程の描写もあるので,再現が比較的簡単。是非お試しあれ。
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田辺さんの最も魅力ある点は
食の素晴らしさ!
人にとって大切なごはんのあり方を教えてくれます。
食べ物を描写するのが上手な作家さんは無条件で好きになる。
「炊きたての白い輝く粒々の御飯、味噌汁、温泉卵に一塩もののお魚、板海苔、糠漬けの大根・・」
こんな感じ。
彼女の描くような食卓を作っていくのも将来の目標の一つ。
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最近あたしに本を与えてくれる会社の先輩がこの前くれた本。
読みやすかった!
野百合の<どこの馬の骨>かって思うところ、
一緒でビックリした(=ΦωΦ=)
よく他人に対しての気持ちを口にする言葉。
朝ご飯をしっかり食べるとこは違うかったなぁ〜(^。^)
でも野百合の作ったご飯が食べたい!!!!
解説の辻仁成は、最後の律が発した言葉を「初めて本心を」ってゆってたけど、あたしはそうは思わない。
律は初めから最後まで一緒やった。何も変わってないし、一定。やと私は思った。
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読んでいるととにかくお腹が空く。そして私は、面倒な事は棚上げしちゃう律に性格が良く似てるので、とにかく共感しきりだ。
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面白かった。31歳、絵本作家(?)の女性が年上、バツ一、10歳の子持ちの男と暮らし始め、好きだけど、このままで自分の人生はいいのか?と揺れ動く姿が描かれている。田辺作品に出てくる女性は、完璧じゃなくて、どこにでもいそうで、共感できる。そして、出てくる男性もその辺にいそうな、でも、生命力があるというか、いい男なんだよな~。特徴は、出てくる男女がとにかく会話をかわすこと。「好もしい」男性に会って、「おいしいもん」食べながら、会話を楽しみたくなる。主人公は、魅力的で才能もある年下の画家より、安定と調和、の律を最後は選ぶ。劇的ではない、日常の中に人生の幸せはあるんだなぁと思わされる。
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白いあったかいごはんが食べたくなりました。
恋愛してても仕事しててもふと鏡を見てここは私の居場所なんだろうか…?って思うことあるある!!
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この意味深なタイトルにぴったりな内容。
現状も幸せなのに満足出来ない感じ、わかるなぁ。
仕事に熱中してたら彼が気になり、同棲し始めたらこれは自分の生活じゃないような気がするなんて今も昔も女の人の悩みは変わらないんだな、なんて安心しながら読んだり。
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これは面白かった。関西弁なので、けっこう笑えたし。
関西の方の人って、日常会話さえ面白いですよね。すばらしいですね~。
これは、朝食命! のバツイチ男の家に転がり込んだ女性が主人公。
彼の息子や小姑(?)、元妻・・・・・・などなどとの、色々な出来事を通して、家庭か仕事か、など、人生の選択に迫られていく主人公の姿が描かれています。
出てくる料理がどれもこれも美味しそうで、よだれモノですよ!
ちなみに私のタイプはというと、主人公よりも頼子に近いか・・・?!
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おもしろくて一気読み。マイファースト田辺聖子「私的生活」はおもしろいながらもちょっとふーんという感じだったけど、今回でハマったかも。 恋愛が、ごはんを食べることやほかのいろんな日常のことと並列に書かれている感じが好き。ザ・恋愛小説、って感じじゃなくて、重々しくなくて。もってまわったような思わせぶりな感じもなくて。あかるくてスコーンとしているような。大阪弁のなせるわざかな。田辺聖子っていうともっと昔の作品ばっかりかと思っていたんだけど、一九九六年の作品だった。「私的生活」よりこっちのほうが気に入ったのは年代的なこともあるのかな。
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かなり面白かった。
仕事と恋愛、恋人と男友達、過去と未来、不安と満足。
いろんな狭間の中で葛藤しながら居場所を求めて、納得するまで心の赴くままに行動する野百合。ホント、田辺さんの描く女性は、私とよく似てる。。。いや、きっと誰もがそうなのかもしれない。
絵本やイラストの話、星空のくだりも素敵。
何しろ彼女の作るご飯が美味しそうで、読んでるとお腹が空いてきますよ♪
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料理ができる女性は強いと感じました。胃袋を掴むことは相手が男性でも女性でも味方にしてしまう。でもいちばん気に入った登場人物は料理上手な主人公ではなく、『玲』。こんな人が身近にいたら楽しいだろうなーと思います。
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読み進めれば読み進めるほど、
こんな男あかんーはよ別れてー! って思うんですが
やっぱり好みというか、離れられない何かがあるんでしょうねえ
この締めくくりはちょっと意外でした
田辺聖子さんのお話に出てくる、働く主人公たち、みんな好きです。