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背すじを伸ばすと見栄えは良いが、ずっとそのままにしていると、肩こりや腰痛、ヘルニアの原因になる。背すじ伸ばしは、むしろ健康を損ねる習慣。腹筋を使って、臍下丹田に力を込めて立つ。というのが人類学的というか、重い頭を支える為に、骨格や筋肉の構造を考えた時にもっとも合理的な姿勢になるという。
その際に、舌と飲み込みが重要な対策技術になるという・・・詳しいメカニズムのところは斜め読みしてしまった感もあるが、2年ほど前に読んだ
「腹だけ痩せる技術 」
http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5733
も引き合いに出されていて、意識してお腹を引っ込める事は重要なんだなぁ、、、と実感。とは思いつつも、つい忘れちゃうし、舌トレーニングからゼツ(舌)ダイエットのところは、それをやれと云われてもちょっと続かない、難しいなぁ。
(2014/4/2)
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姿勢は大切だと思う。そう思うからこそ色々探求してみるが、どうも自分の姿勢の悪さは表面的な繕いでは治らないらしい。立ち姿勢については以前研修で指導を受けて以来それを意識しているが、それもなかなか身に付かない。歩き方も自分なりにいろいろ試してみたものの、何が正解なのかわからずドツボに嵌まり込むばかり。健康に過ごそうと思うから姿勢を大切に思うのだが、むしろ損ねている気がしてならない。こういう次第なので、姿勢については潜在的に常に関心を寄せていたが、姿勢に関する本を手に取ったのは本書が初めて。書店で手に取り、面白そうだったので購入してみた。
以下、個人的に読んでいて特に面白かったと思う項目を挙げてみる:
①”モアイ像はなぜ「やや上向き」か?”(第6章)
②”腹筋のおかげでお腹ぽかぽか”(第7章)
③”背筋伸ばしと高揚感”(第8章)
④”腰は丸めて座る”(同上)
⑤”ひざは伸ばしたまま歩く”(第9章)
⑥”鼻での加湿加温”(第10章)
⑦”舌のあるべき位置”(第13章)
⑧”口こそが真の消化器”(第14章)
⑤については中でも驚いた。見出しを見ると”膝を伸ばしたままでは歩けない”と突っ込みたくなったが、読んでみて納得。なるほど、骨盤を使って歩くのが良いらしい。足を棒のようにして歩くことを想像したから可笑しかった。⑥の鼻の機能については、先日のNHKスペシャル「ホットスポット 最後の楽園」(第4回)で紹介された、大きな鼻が特徴の”珍獣サイガ”(ウシ科)を思い出した。鼻には呼吸と匂いとフィルター以外の働きもあるのかと。⑦についてはちょっと衝撃だった。私は普段から舌が上あごにくっついているタイプだが、舌の位置が書かれているのとは違った。書かれる通りに舌を移動してみると、やはり違和感がある。これについてはさらに ≪ 宗廣素徳(2011)『舌は下でなく上に』文芸社 ≫ を読んでみたくなった。
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何故日本人は背筋を伸ばそうと頑張っているのに猫背に悩まされるのか?
肩コリは外国人では聞いたことがない。などの疑問から研究を開始。
舌を上口蓋に付ける。
姿勢を良くする事と背筋を伸ばす事は違う。
腹筋、丹田、舌を使う事が重要。
ポイントは舌の使い方。
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100%同意とはいえないが、着眼点も良いと思うし、その理屈も十分に納得できる。タイトルで何?って思わされますが読めば納得です。なかなか面白い本でした。