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紙の本
いちばん病んでいるのは?
2006/10/08 22:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻のメインは、Dr.コトー・後藤
健助のいちばん大事な人の手術であるのは、
間違いないのであるが、それだけでは
終わらせないところが、この作品ならではの
ところである。
まず、この作品のかつての悪役?江葉都
医師と⑰巻から登場した新たな悪役?鳴海
医師に、どのような因縁があるのかが、
明らかになる。
現在の鳴海医師の身体的特徴の経緯だけでなく、
⑰巻に見られたような強引な手術の仕方そして
あのような性格になったのかが、よく分かる。
また、そのことによって、鳴海医師と顔は
そっくりであるが、性格は正反対であるかつての
あの人物を引き立てている。
Dr.コトーのいちばん大事な人の手術に、
Dr.コトー・江葉都・鳴海の3人が関わる
のであるから、当然何も起こらないわけがない。
なかでも、Dr.コトーのことも鳴海のことも
そして手術を受けるDr.コトーのいちばん
大事な人のことも知る江葉都に注目。
この巻には、前の巻で登場した鳴海の診察を
受けたが、その治療法に疑問を感じ、Dr.コトー
の診察を改めて受けることにした患者木村貴子が、
重要な役割として登場する。(しかもDr.コトー
の診察を受けたことを前の巻で、鳴海に
ばれている。)
彼女は、交通事故によって、手を負傷した
のであるが、結局最終的に彼女の治療を行なったのは、
鳴海であるが、その後のアフターケアに訪れた
彼女に対して、鳴海の起こした反応と彼の
身体的特徴の関係が、上手く描かれている。
事情により、その後の木村の肉体的・精神的
治療を行なうことになったDr.コトーは、・・・。
この巻では、今まで書いてきた2人以外に
もう1人患者が、登場する。
それは、誰か?
ヒントは、この書評のなかに、登場している。
おそらくその患者が、いちばん病んでいる。
最後に、今後の衝撃の結末の伏線が、
さりげなく張ってあるので、ご注意を。
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