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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の絵がそっくり!宇宙飛行士、向井千秋さんの夫である向井万起男さんのエッセイ。千秋さん以外の話でもこんなに面白い!
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名前と顔は有名なマキオさん。想像以上に面白い人だった!
いろいろへぇ!って思ったけど、一番感じたのは、夫婦って、いろんな形があるんだなー、ってこと。
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宇宙飛行士向井千秋氏の夫であり、病理医の向井万起男氏のエッセイ集。デビュー作ともいうべき『君について行こう』『女房が宇宙を飛んだ』の二作は宇宙飛行士への愛に溢れた愉快で感動的なエッセイだったけど、本作はそんな前置きが必要ないほど向井氏のオリジナリティに溢れたマニアックなエッセイが詰まっている。
まずもって、そのタイトルや本人そっくりの似顔絵が書かれた文庫の表紙に笑わせられてしまった。
内容は、タイトルのハードボイルド(著者によれば、それは武士道に相通じるものだそう)に関するエッセイや、著者の趣味である大リーグに関するマニアックな話題、「週刊文春」に連載していた「読書日記」など様々なもの。
「読書日記」はいわゆる書評集で、多分に脱線してばかりだけど中には未訳本もあって宇宙飛行士マニアや大リーガーマニアにはオススメの一冊。
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「君についていこう」と違ってあまり宇宙飛行の話は多くなくて、内容的にはどうということもない気もする(たいへん失礼!)けれど、わたしは個人的にマキオさんの文体がすごく好きみたいで、おもしろく読んだ。なんか親しめる文体なんだなー。けっこうだらだらとしていて(たいへん失礼! でも長くなることを気にしないっていいな!)、「私ってどうしてこんなにデータ分析が好きなんだろう?」とかいうつぶやきとか、千秋さんの台詞がいちいち「ねえねえ、マキオちゃん」からはじまるとか、なんだか愛らしい感じで。あと、会話を文字に起こすのがうまいな、と。アメリカ人との英語でやりとりを訳したときのしゃべり言葉も、日本語だったらそういう雰囲気なんだろうなっていうのがよくわかる。
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昔読んでいた雑誌で連載されていたエッセイが書籍化したもの。当時楽しみに読んでいたことをうっすらと思いだしながら図書館で借りてみた。
やっぱり面白かったです。さらっと読み終わり、すっきりです。
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以前読んだ「君について行こう」がとてもおもしろかったので
読んでみた。
相変わらず向井万起男さんという人は
ユニークに屈折している。
文章は相変わらずおもしろい。
本は、前半のほうがおもしろい。
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文庫本のチャンドラーのあとがきを書いておられました。肩書が慶応大学としかなかったので、誰か分かりませんでした。しかしこの本のタイトルは頭に残っていて、図書館で偶然みつけました。読んでみて、宇宙飛行士の向井さんの旦那さんであることを思いだしました。
前半のエッセイは、なんか気難しい人だな、という感じで好きになれませんでした。けれども後半の書評は、私が好きな分野の本が多く紹介されていて、とても参考になりました。
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てっきりJAXAの職員だと思ってたけど病理医だったんですね。
宇宙兄弟に出てなかったっけ?
とにかく変わったおっちゃんのエッセイで面白い。後半の書評では読みたい本がたくさん見つかった。
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読書日記では溢れるメジャーリーグ愛もさることながら、いろんなノンフィクションを読んでてその読書の幅の広さに改めて驚かされる!
奥さん自慢をするときはそれ専用の本を書くと豪語してるのもご愛嬌で面白い。