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良本です。幸せについて様々な実験を通してまとめてあります。
その中でもお気に入りは。
慣れについて
素晴らしい出来事は最初に起こった時が一番素晴らしく、
繰り返し起こるに連れて、薄れていってしまう。
我が子に「ママ」と呼ばれ、連れ合いの恋人に「愛してる」と言われてた
最初と最後のときを比べればわかるはずだ。
私たちは一つの経験をなんども体験すると、得られる喜びが
減っていってしまう。
これを心理学者は「馴化(慣れ)」と呼び、経済学者は「限界効用の逓減」と呼ぶが
我々一般人は「結婚」と呼ぶ。
この一節はとても面白かったです。直前の限界効用の逓減などは少し難しいですが、
結婚と聞いたときにわかりやすいなと思いました。
やはり慣れないためには、時間を置くことが大事だそうです。
参考になります。
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メモ程度
人間は未来を想像する考えることができるが、こと未来を予測することは苦手だという
幸せとは何か幸せの定義が記載されている
感情の幸せ
道徳の幸せ
判断の幸せ
未来とは今のこと
今を生きることが未来につながる
未来を読み違えない
未来にたいしていい結果良い未来を呼び起こす(と信じている)方法は、
こうしたいと思っている時に、
実際にそうしている人に聞くこと教えを乞うことだという
人間はみんな愚かなことに自分は他人よりも平均以上だと思う傾向があるらしい
しかし圧倒的大多数の人間が平均というものを出している以上上記のような方法が幸せに近づく唯一の方法のようだ
自分自身を特別視してしまう
想像の3つの弱点も記載されている
人間の人生の目的は幸せを求めることだ!
と共感する方は手に取ってみると良い本かもしれません
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「人間の脳は刺激の絶対量にそれほど敏感ではないが、相対量(変化)には敏感」
茂木健一郎さんの動画に「もうだめだやめたいと思った時覚えておくべきこと。」という動画にhabituation(馴化?)という言葉が出てくるが、同じことを言っているのだろうか。
脳は最初の刺激には敏感だが、2回目、3回目の刺激には慣れていってくる。無理と思ったら、すぐにやめるのではなくもうちょっとやってみると意外とす―っといけるらしい。
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認知上の特性とか行動経済学の観点から幸せ(というより最善の選択)とは何かを語っているような感じ。人は未来を想像するのは苦手なので、すでにそれを経験している他者を参考にするのが解決策になりうるといった感じかな。最後のベルヌーイのやつは効用に学びも含まれるなら失敗だったとしても過去の経験を(良い方向に)意味づけする特性を踏まえると自分で選択肢を決断することが幸せに繋がるといっているようにもみえる。なので、他者の経験を踏まえて自分で決断する、が幸せかな。
あと、訳文の口語感とかジョークが好き。
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人は幸せになりたいと望んで、幸せになることを想像しながら結果振り返ると幸せになっていない。その誤差を科学的に解明している本です。脳の錯覚など科学的に解明しており面白い本ですが、そこまで画期的な内容ではなく、この本を読んだら、それこそ幸せに幸福になるのかと言うとそうではない。ただ科学的な脳の反応や働きを知る上では勉強になります!
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めちゃくちゃ面白い本でした。
この本は、「何故人は、未来の幸せを予想できないか」について、丁寧に考察した本です。
とても興味深く、人間の本質を知ることが出来たようで面白かったです。
ぜひぜひ読んでみてください。
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我々は幸せになるため、未来を想像する。しかし、人類の進化で得られた思考や創造を担う前頭前皮質には、3つの欠点がある。
1. 事実の穴埋めや放置をすること
2. 現在を未来に投影すること
3. 幸せの合理化を視野に入れていないこと
この欠点を回避する唯一の解決策は、他人に未来の自分の代理人となってもらうことだ。
より正確に未来の心情を把握するには、他者は多様で自己は独自であるというごく平均点な信念を払い、他人に代理を任せるべきである。
追加で作者のTEDを見てみることをお勧めする
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脳科学に基づいた、幸福のあり方を考えさせられる本。頭部の結合した双生児の幸せと言う価値観が、我々の価値観と食い違っており、いつしか人は価値観の押し付けをしているかも知れない。内容は、多岐に渡り、事例も多く紹介され読みがいがある。
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「人間だけが未来を考える」を根底にし、さまざまな理論を展開する本書。
読めば読むほど、自覚ありな経験がたくさんのっており、自分を第三者目線から見る感覚に自然となる。
特に、人は減ることにとてつもなく恐怖を覚えるというのが、たしかになぁと実感する部分があった。最近テレビ番組で、賞金が増えていくのではなく、賞金が減っていく企画があるのはそのためだろう。日々、未来を推測する人間ではあるが、それはたしかな結果をもたらすとは限らない。
何のために人は想像し、今を改めるのか…?
しかし、そもそも理由なんて考えようとするから、人間は人間たる所以なのかもしれない。
最後に文章体について、
文章が簡潔かつ、実験内容が面白く、すっと入ってくるため、とても読みやすい。