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コミットメントをベースに、情熱とソロバンできっちり結果を出すまでのプロセスが開示されている。開示されていることは全部ではないと思うけど、毎日が負けられない日々を過ごしている中小企業の経営者は読んだほうがいい。
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ビジネスマンとしての自分をさらに成長させなくては、と思った。最近は今の仕事ばかりでこういう意識がなかった。
とても元気にしてもらった熱い本。
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近年知った方の中で、最も優秀だと感じた森岡さんの著書。
一見すると大胆に見える行動の裏にも、マーケティングの専門家として数字と経験に裏付けた論理が存在している。何より他の人が絶対に無理という課題に対しても、本当にそうなのかというゼロベース思考で課題を捉え、解決策を導き出す姿勢は学ぶべき点が多い。
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NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見て、ちょうどマーケティングの重要性を痛感していたことと、番組で紹介されていたある仕事のやり方の失敗談が心に響いたことから、勢いで買って、読みました。
前半はマーケティングに関する成功事例の読み物、後半はアイディアを出す方法+宣伝で構成されていますが、どちらもそこそこ読める。おもしろかったし、USJに行きたくなったけど・・・失敗談の方は当然ながら本の趣旨とは関係なくて、むしろそちらがより心を動かしていたことを再認識したのでした。
今読んでもあくまで楽しい読み物でしかないけど、企画を立てる立場になったら、もう一度仕事として読んでもいいかも。
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こんな人のもとで仕事したら、毎日、大変だろうけど、本当の仕事の面白さを味わえるんだろうなと思う。マーケティングとはこういう手法、考え方なんだと噛み砕いて説明頂いたので、読みやすく大変勉強になった。
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ひらめきに頼るのではなく熟慮を重ねてアイデアを捻り出すとか、最終的に何が必要なのかを理詰めで絞り込んでいくとか、レベルの違いはあれど、自分と似てると感じた。作者もものぐさなのかな? 無駄なことに無駄な労力・時間は割きたくないよね。
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アイデアの生み出し方が書かれている。
直感に頼るのではなく、正しいフレームワークを使えば高打率でヒットを打てるアイデアマンになれるということ。
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読み物として面白い。ビジネス書として読んでも、役にたつことが書いてある。ポイントだと思ったことは次の通り。
・戦略的に考えること。漠然と課題に対する解決策を考えるのではなく、「必要条件」を考え、MECEになるよう絞り込んでいく。
・リアプライ。既にあるアイデアを盗むことも立派なやり方。
・顧客を知ること。相手を知るために色んな流行のものを体験、体感することで仕事に生かしている。
・コミットメント。著者の真骨頂はここにある。情熱をもって、一直線に目標に向かって突き進む。並大抵ではない。
最後には、USJのハリーポッターゾーンに行きたくなります。笑
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USJというテーマパークを、マーケティングの視点でV字回復をもたらした数多くのアイデアについて書かれており面白い。
・消費者の立場にたって
・まずは自分で体験してみる
・リノベーション
・イノベーションフレームワーク
どこに宝があるか予想をつける戦略眼
目的:達成すべき命題(彼女と仲良くすること)
戦略:達成するために経営資源を何にするか、必要条 件(彼女の好きなもので関心をかう、信頼する人に仲介してもらうなど)
戦術:どのように実現させるか、アイデア
(好きな歌手のコンサート、ほしいバックな ど)
選択肢を合理的に絞る
日ごろのストック
ビギナーズラックは、初心者は言われたやり方で基本に忠実。手を抜かないから成功する確率が高い
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ユニバーサルスタジオジャパンV字回復の立役者のアイデア発想方法。
それにしても1つの事業に年間売り上げの半分も投資・・・。社長もすごいと思います。
一度も行ったことないので行ってみたいです。ハリーポッター!
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アイデアを考える時
目的を徹底的に吟味し定め、その次にアイデアが満たすべき「必要条件」を一番考える。そして、その必要条件を組み合わせ、より条件を絞りこんで、自分が必死に思いつくべきアイデアの輪郭をできるだけ明確に絞り込んでいく。
目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデア)
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USJの執行役員森岡氏のマーケティング戦略について書いた一冊。
森岡氏が就任してからの戦略やUSJの今後について書かれており、今の地位を築けた理由や今夏もハリーポッターで集客できた理由が本書を読んで納得できました。
一切の妥協をすることなく、最高のもので楽しんでもらうことを考えてる氏の凄さを感じるとともに最後に書かれていた同パークとテーマパークの存在意義には凄く共感するものがありました。
本書でもあるように映画に依存してたり、大人向けのテーマパークであるイメージは確かにありましたが、氏はそこを戦略をもって社内を説得し、方向転換していき、成功を収めていく姿にも感動しました。
ワンピースやモンスターハンターなどの一流のブランドに付加価値を付けることで映画からの依存から脱却し、収益をあげたことは読んでいてなるほどと感じました。
ハリーポッターへの熱い思いも書かれており足を運んでみたくなりました。
戦略フレームワークや数学フレームワーク、ストックなどを駆使して考え抜いたアイデアとそこからの執念とエクセキューションが希少な予算の中で結果を出せたのかなと感じました。
難しい数値的な計算もあって立てられている戦略だとは思いますが、解りやすい言葉で書かれており、抵抗なく読めました。
また現在、2010年からの3段階の計画の途上ですが、今後上場も控えており、少し情報も出てきているこれからの3段階目の計画が完成した同パークがどの立ち位置にいるのか想像するだけでワクワクする内容でした。
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とても良かった!
森岡さんのアイデアをなんとしても生み出すっていう執着心とエネルギーを感じる本でした。
アイデアを生み出すには、必要条件をロジカルに明らかにするフレームワークと、そして、絶対に、アイデアを生み出してやる!っていう執着心が必要。
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集客数が当初の1100万人から700万人台にまで落ち込み、
一度は破綻しかけたUSJを1000万人超まで回復させた
CMO(Cief Marketing Officer)による奮闘記&
アイデアを生み出すための方法論を綴った内容。
奮闘記は、次々襲ってくるアクシデントを七転八倒しながら
乗り越える模様が、口語調のノリの良いテンポで語られ、
USJの「バックヤードツアー」を堪能できる。
加えて、その奮闘の中で著者が生み出した「アイデアを
出すための方法論」(第6章)が秀逸。
アイデアを生み出すフレームワークとして以下4つを紹介。
①フレームワーク
~考えるべきアイデアの必要条件を導く「戦略的」枠組み
~問題の本質や可能性へ効率的に辿り着く「数学的」枠組み
(ロジカルシンキング)
②リアプライ
③ストック
~既存アイデアの「本質」の転用(まんまのパクりではなく)
~転用可能アイデア探索のアンテナ(その文脈の理解が重要)
④コミットメント
~「良いアイデアを絶対に思いつくぞ!」という気力
中でも、④の重要性を強調。①~③があっても、
④なければ、アイデアが降臨する確率は激減とのこと。
アイデアを生む方法論としては目新しさを感じない人も
いるかも知れないが、今作ではUSJで著者が実際に直面した
「ケーススタディ」が豊富についているのが特徴。
読めば、ここで紹介されたアイデアを「リアプライ」(転用)
できないか考えずにはいられない一冊。
<目次と印象的なフレーズ>
1.窮地にたたされたユニバーサル・スタジオジャパン
・私が戦って変えてゆくべき「最大の敵」が見えてきました。
それは、USJのように技術や品質にこだわる会社にはありがちな
問題だったのです。(P23)
・「方向性を間違えたこだわり」のせいで、このパークが本来
発揮できるはずの力が削がれているように見えました(P24)
・私がやるべきことは、ポイントのズレたこだわりをただし、
限られた経営資源を消費者価値の向上に正しくシフトさせる
ことだと(P25)
・「飛躍的手段」は必ずリスクを伴います(中略)一気にジャンプ
するのが厳しいなら、その間に階段を(中略)それを確実に
上って行こうと考えました。(P26)
(注)1段目:USJ弱点の家族連れ客の取り込み
2段目:遠方からゲストを集客できる「ものすごい何か」
3段目:パークを効率的に運営する会社のノウハウを展開
2.金がない、さあどうする? アイデアを捻り出せ!
・「映画だけの」のテーマパークでは、不必要に狭すぎる(P37)
・パークを、「映画の専門店」ではなく、映画も含めて「最高の
感動を届けるブランドを世界中から集めたセレクトショップ」に
したいと考えるようになりました。(P43)
(注)この観点で、資本投下できない10周年に展開したのが、
「フラッシュ・バンド・ビート」やトリックアートなど
3.万策尽きたか!いやまだ情熱という武器がある。
4.ターゲットを疑え!取りこぼしていた大きな客層
・実際にアトラクション(注:子供向け)がどれだけあるかが
問題ではなく、ゲストの頭の中にしみついた「小さな子供と
一緒では楽しめない」という負のブランド・イメージをどう
解決するのかが、問題の本質(P107)
5.アイデアは必ずどこかに埋まっている
・私は、目的が正しいかについては十分に時間を使って慎重に
考えることにしていますが、それが正しいと判断したのならば、
できない理由をあれこれ考えて目的自体を「無理だ」と嘆く
ことに時間を使わないようにしています。(P121)
6.アイデアの神様を呼ぶ方法
7.新たな挑戦を恐れるな!ハリー・ポッターとUSJの未来
8.ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはなぜ攻め続けるのか?
・テーマパークは「ある層」の人々にとっては特に重要なのです。
「ある層」とは、日本女性(その中でも母親)のことです。(中略)
これは私の考えですが、先進国の中でも特異な日本の文化事情に
よって、母親が罪の意識なしにストレスを発散できる装置が
少ないからではないかと思うのです。(P247)
・このパークをもっともっと成功させて、もっともっと世界最高の
エンターテイメントで充実させれば、日本の健気で偉い母親たちや、
(中略)老若男女をもっと元気にできる。そう思えば、
不思議と力が湧いてきます。(P248)
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アイディアを短時間で考えつくには、考えるべき枠組みを狭く設定し考える。
目的→戦略→戦術の順番で考え、この戦術がアイディアとなる。